アルティプラーノはエッセン2017に発表されたシュトックハウゼン作品ですが、それから一年ほど経ち日本語版も発売したのでさっそく購入して週末遊んでみました。
南米のペルー南部からボリビア北部に連なるアンデス山脈の高原が舞台で、アルパカのパッケージが一際目を惹く個人的にもお気に入りゲーム。
これまで3〜5人プレイで5回ほど遊んでます。
12歳から
2〜5人用
60-120分
アルティプラーノは2017年発売の中で自分に一番ハマった作品で、ほのぼのとしたテーマの世界観に浸りながら産出や交易で入手した商品チップを倉庫に保管していくのも楽しい。
アグリコラのようないい意味でのソロプレイ感もあり。
これまで一緒に遊んだ人たちの反応を見ていてもとても好評でした。
スタート時にそれぞれの初期能力みたいな変換アクションマスを持つ役割タイルがランダムに一枚づつ配られるのでゲームの方向性を与えてくれる。(慣れたら後手番プレイヤーから選んでもいい)
石工 食料→石
漁師 食料→魚
商人 食料→1金
木こり 食料→木
牧夫 アルパカ→糸
鉱夫 食料→鉱石
農夫 食料→アルパカ
ゲーム中でも市場アクションで特技タイルを毎ラウンド1枚まで買うことができるので、路線を変えていくことも自由にできます。
とはいえなるべく職業(役割)の特性を活かして序盤から優位に進めたいところ。
同じ土地でできるアクション数を増やしていくのもこのゲームでは効率いいと思います。
プレイ記その1
通算では6回目だけど2人プレイは初。
(写真ではコマが3つですが子供のが混じってるだけでゲームとは無関係)
今回自分は初めてとなる石工。
道路作りに長けている他、家の建築とも相性が良く前から使いやすそうだと思っていた職業。
道路を伸ばすとチップを多く引けるようになり序盤はありがたい特性。
ただ資源は徐々に枯渇するのでカカオや魚を生産できる新たな施設を作り、交易で取引するのも方法の一つ。
カカオは森で高価なガラスや織物にしたり、魚やお金があれば特技タイルから入手しにくい資源も獲得できるようになる。
また木でボートを作れば手っ取り早く新しい資源を確保できたりもします。
ちなみに同デザイナーによるアルティプラーノのカード版みたいなモーレアという作品もあり。(自分はこちらも好き)
今回自分の目標カードは相性の良い家3つ建築とガラス4つを持ってること。
序盤にうっかりカカオを生産できる特技タイルを買い損ねたもののなんとかガラスも達成。
しかしこの目標カードは基本版に最初からありつつ拡張扱いというのを購入して知りましたが、確かに初プレイの人には入れない方がいい要素だと感じました。
(経験値の差が出るし特に注文カード系に縛られてしまうと本来の楽しさを存分に味わえないかも)
結果は道路のために生産した木もボートと相性がよくて倉庫、家、注文カード、目標とまんべんなく手を出しアルティプラーノの世界を満喫できました。
初プレイの相手もこれまでで一番かというほど気に入ったようすでさらに数回遊んでいるので、また改めてリプレイ記にまとめてみようと思います。
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