発達障害の社会人1年生 統括部長へ全てを伝える!その2

J君の奮闘記 社会人編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

前回の記事の続きとなります。

統括部長に、退職届の用紙は欲しい事を伝えたJ君。

何故、用紙に拘るのでしょうか?

実は、3年目の先輩がJ君達が入社する前から

退職の意を示して来たにもかかわらず、会社側は

色々と理由を付けては、見送りになり

やっと12月末に退職が決まりました。

退職届を出さないと、退職は出来ません。

なので、事前に用紙をもらっておいて

今後の話し合いの結果、どうしても納得の出来ない時は

スムーズに手続き出来る様にと、J君は考えていたようです。

その思いも、部長に伝えました。

統括部長

「確かに、会社側もなるべくなら残ってほしいから

色々交渉はする。でも、強制はしなから

無理なら、無理って言ってくれたら・・」

 

社会人J君
社会人J君

それなら、先に用紙だけもらっても

問題はないですよね?

ここだけは、押し通すJ君。

ひとまず、統括部長に話した内容を先に
統括部長から、エリア部長に伝えるから
J君は、今日の仕事終わりに、自分の口で
エリア部長に伝える事。
そ後の事は、又再度話し合おう。
退職届けの用紙については、エリア部長との
話が終わってからという事になりました。

J君は、統括部長とどこで話をしたのか?

会議室とか、廊下ではなく、2Fの製造エリアの

J君の機械のすぐ近くでした。

なので、会話が聞こえる社員もいます。

J君は、話し終わってからいつも通り、機械を

回しはじめました。

統括部長は、そのままエリア部長を連れて

出て行ったそうです。

この後、どうなるの?

そして、統括部長との話し合いの最後に、

 

社会人J君
社会人J君

僕に、退職の意思があると知ったからって

今後僕に対して、必要以上にキツく接するようなら

僕も、次の手段に出ます。

母も心配していますし・・

 

ここでもはやり、「母」という言葉をあえて、使うJ君。

自分はまだ、未成年である事を強調しています。

統括部長

「J君が、心配する様な事にはならないで

もしも、この事でJ君にキツク当たるような事が

あったら、それはパワハラになるしな(笑)

ちゃんと、お母さんにも納得してもらってな~」

今回の話し合いで、あえてJ君が先に家庭の事情を

話したのは、「話し合いがこじれない策」だったようです。

仮に今、置かれている状況や、残業に対しての不満を

先に言ってしまうと、空気が悪くなる可能性が高い。

過程の事情なら、いくら部長でもどうにも出来ない問題だし

その後に、会社に対する不満を持って行く。

それでも、自分の身も守る為、話の中に自分がまだ未成年だと

強調出来る様に、「母」を付け加えていったのです。

ここまで色々考えての話し合いに臨んだJ君。

本当に、Yさんもびっくり!驚いていました。

 

 

次は、いよいよ、エリア部長と

話をする事になります。

統括部長から事情を聞いたエリア部長は

どう出るのか?

次回、UPしていきたいと思います。

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