今月の「インド・スリランカ料理教室」は、南インド料理。南インドで感動してきた味をシェアいたします!

 

どこで食べても美味しかったイドリ、朝食によく食べられる南インドの蒸しパンです。
私のインド料理の師匠、プーナム先生のレシピはセモリナ粉を使うのですが、アーユルヴェーダのトリートメントから戻って処方薬を摂取している間は精製された小麦を控えるようにとの指南があり、米粉で作るレシピを探していろいろ試しています。

 

長粒米とフェヌグリークシード、皮むきウラドダルといった素材を全て6時間程浸水後、滑らかなペースト状に仕上げてよく混ぜ合わせ、常温で発酵させる。

 

スタンダードな米粉で作るイドリのレシピですが、ここまでで一日作業。結構手間がかかります。できた生地がちょっと固いかな、と思いつつも蒸し器に入れてワクワク待つこと15分。出来上がりはやっぱりムッチリのイドリだった!

サンバルに漬けたら崩れて美味しいのですが、もうちょっと軽いのが食べたい。発酵過程なしでヨーグルトを入れてみたらいい感じに出来上がりました。

米粉と、小麦でも全粒粉は良いとのことなのでインドで買ったオーガニックatta。それに生姜の絞り汁と塩少々、サランチョの生葉を刻んで入れます。

ベーキングパウダーは加えませんので、軽めといっても弾力はあって、チャツネのみで食すとしっかりした食感ではある。サンバル・カリーには難なく溶けちゃうのですが。

 

面倒なプロセスが好きではないのでその後も試行錯誤を繰り返し、ヨーグルトも発酵もなしで柔らかく、そして軽く仕上がるように工夫を凝らしているところです。

今回のお料理はイドリを中心に、サンバルパウダーを作って簡単に作れるオクラなどのサンバル、イドリにぴったりのミントと香菜のチャツネ、以前簡単バージョンをご紹介したゴーヤーのポリアルの本格レシピ、お腹に軽いギーライス。常備用にサンバルパウダーも作りたい方は、スパイスキットに+500円でお分けします(写真右下)。

 

イドリにも、それを浸していただくサンバルのパウダーにも入れるフェヌグリークは、繊維と抗酸化物質が豊富ゆえ体内から有害な毒素を洗い流し、消化を助けます。

その他にも血中コレステロールを下げ、心臓の健康を維持し、血糖値を制御する、更にはフェネグリークの水溶性食物繊維が膨潤し、それによって食欲が抑制されて減量も助けてくれる、マジカルスパイスのひとつ。

 

脳細胞を活性化して脳の老化を遅らせ、認知症やアルツハイマー病などの予防や改善に効果があるとされるコリン、ジオスゲニン、トリゴネンといった成分も豊富に含まれています。

 

以前にもフェヌグリークについて書いたエントリがありますので、ご興味あればこちらから読んでください。日本名は胡廬巴(ころは)
といいます。

 

インド料理を食すのは漢方薬を食べるようなもの、とプーナム先生はおっしゃっていました。

 

 


*カリーリーフは生葉ではなくドライになります。

 


☆南インド料理教室☆
●9月30日(日):10:00〜13:00
●クラスフィー: 3,500円(ランチ込み)
●試作のお料理各1回分のスパイスキット:1,200円(ご希望の方のみ)サンバルパウダースパイス+500円
●完全予約制(ご予約は2日前の金曜日までにお願いします)。

お申し込みはメールにてお待ちしています。
okishanti@gmail.com

 

 

 

 

 

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