二人目不妊が贅沢な悩みかどうかは人それぞれ。党首討論で感じたこと。
二人目不妊は贅沢なのか?悩みは人それぞれ。
一人目すら授かっていない方にとって、一人でも子どもがいることは幸せなことだと思います。わかります。私も一人目の妊活中はそう思っていました。
「一人産んでいるから体質的に産めるじゃん!」と思われがちなんですよね。
しかし、二人目不妊というのは一人目を授かったのは奇跡的な場合も多々あるし、一人産んだことにより授かりにくい体質になってしまう場合もありえるんです。
参考記事『二人目不妊の原因とは』
『二人目不妊』自体あまり認知されていないため、二人目ができなくて苦しんでいたり治療したりすることは理解されにくいんですよね。
ママ友が冗談交じりに「二人目も同級生だったらいいね!早く産んでよ~」とか
夫はキョトンとした顔で「二人目不妊って何??一人できたんだから大丈夫でしょ。」とか
母は眉間にしわ寄せて「不妊治療なんてもったいない。二人目なのに!そこまでする必要あるの?」みたいな。
本人は軽い感じで放った言葉でも、悩んでいる者にとっては相当なダメージを受けるんです。
でもね、二人目不妊の悩みが贅沢かどうか、人それぞれ感じ方が違うのは仕方ないのかなと思います。
ホント、みんな人それぞれいろいろな悩みがあるんですよね。
いま世間じゃワールドカップで騒いでますけど、私はケガした足をアイシングしながら代わりがいない家事・育児・仕事をこなさなくてはならないことで悩んでいます(笑)
【安倍VS枝野】政権トップの考えと行動が、不妊の悩み解決に影響する。
※あらかじめ言っておきますが、私はどちらの党も支持しておりませんので、両党どちらかの応援を呼びかけるような意味はありません。
先日行われた党首討論の内容の一部です。
枝野氏「昨日、自民党の二階(俊博)幹事長、『この頃、子供を産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考える』『食べるに困るような家は今はない』。こうした発言をされています。いうまでもありませんが、子供を産むか産まないかは、最も基本的な自己決定権の範疇(はんちゅう)です。これについてどう考えようと第三者が口を出すべきことではありません。また、子育て支援の不足や、多額の教育資金が必要であることなど、政治が十分な対応ができていないために子供を産み育てることを希望しながら、断念している方が少なからずいらっしゃるということについての自覚が欠如しているというふうに考えます」
「また、貧困の問題についても、『子ども食堂』の存在や低年金高齢者などに象徴される貧困家庭の実態を理解していないのではないかと言わざるを得ません。二階さんは総理とは別人格ですからこれについてのコメントは求めません。総理として、子供産まない方が幸せだというようなことを考えてる人は勝手な人だという認識を持ちでしょうか。そしてもう一つ、今の日本で食べるに困るような家庭はないというような認識をされているでしょうか。お答えください」
首相「これはまさに子供を持つか持たないか、あるいは結婚するか結婚しないか、これはそれぞれが人生において、選択をすべきことでありですね、私たちがそれに対していちいち意見を言うべきではないと、こう思っているわけでございますし、事実、私の家庭もですね、残念ながら子宝には恵まれていないわけでございます。そういう中において、それぞれがさまざまな選択をとっていくということではないか」
「その中で私たちは希望出生率と実際の出生率の差を、があるのは事実でありですね、産みたいという思いを持っておられる方が産むことができるような社会を作っていくためにさまざまな政策を行い、先ほど議論となりました。来年の消費税の引き上げの際にはですね、まさに子供たち、そして、子育て世帯に思い切って支援を投入していくという判断をしたところでございます。そしてですね、また二階さんの発言でございますが、いちいち私がコメントすることは適当ではないのかと思うところでございますが、基本的にはですね、今申し上げたようにですね、この産むか産まないかの選択は本人の選択に委ねられているということでございます。また委ねられるべきだとこう考えております」
2018.6.28 産経ニュース『党首討論6月27日』
https://www.sankei.com/politics/news/180627/plt1806270017-n3.html
なんかあべっち・・・「それぞれさまざま」多いな(-"-)
枝野さんは二年間の不妊治療の末に双子を授かっているようです。かたや、安倍家には子どもがいない。
事情は人それぞれですから、思いも人それぞれなのはわかります。それにあべっちは二度目の総理なので、アッキー(昭恵夫人)も苦労したそうですし。いろいろ言われて辛かったようです。
枝野さんはともかく、あべっちの家系は代々政治家。だから不妊に悩むというより、政治家としての名前が廃ることのほうが重大かもしれません。彼らの考えていることは私には到底理解できませんが。
でもね、あべっちはお金がありますよね?私たち庶民よりは確実に。
それに、少子化対策を率先して担うべきは政治家ですよね?
だから法案だけではなくて、個人として金銭的・境遇的に困っている里子や養子縁組をして子育てに直接参加するべきじゃないかなと。だからあんな現実味がない答えになってしまったのだと思います。
だからと言ってあべっちにそれを強制できないし、選択はホント、人それぞれなんですけどね。
「子どもを産まない方が幸せ」と考える人を擁護(二階氏続投)してるくらいですから、不妊の悩み問題は後退してると言わざるを得ないですね。
まとめ
・二人目不妊は認知度が低いため、経験者等でないと理解されにくい。
・もし理解されれば、二人目不妊が贅沢な悩みではないと思うはず。
・ただ、経験は人それぞれ。だから考え方も人それぞれ。皆それぞれ悩みを抱えて生きている。
・安倍総理はこういった現状を鑑みて、個人的にも少子化対策に協力するべき。
長年二人目不妊に悩まされた私ですが、マカサプリを飲み始めてから高温期が安定し、飲み始めて3ヶ月目でついに子を授かることができました。良かったので、同じ悩みを持つ方にこちらのマカをおすすめします。