おはようございます
独逸文学者であり、独逸文学の翻訳者であるりくのら夫の伯父、
主な翻訳書はカフカの 「 審判 」 というその伯父は
齢九十を越えた今でも独逸と日本を元気に行き来していて、
もう存在の半分以上が精霊または仙人的なものなのではと、りくのらは秘かに疑っておるのですが、
毎年、年の初めの挨拶として独逸のお菓子の詰め合わせを分けてくれます。
あっ、なんかいろいろ散らかってますけど、この大きな缶が今年のセットです。
缶に入っているのは初めてです。
中世独逸の広場風景みたいな絵が描いてあります。 ( 現代ドイツの風景だったりして… )
中身はこんなです。
いろいろな種類のお菓子がぎっしりと詰まっている、ように見えます、が
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なんとこれらのお菓子はすべて同じ味なのです
恐らくカルダモンを主としていると思われる強いスパイスを混ぜ込んで
柔らかく焼き上げたクッキー ( 佐賀の丸ぼうろのちょっと固めくらいの ) に
黒いチョコレートや白い砂糖がまぶしてあるもので、
丸いのや長方形のがあり、ナッツが入っていたりフルーツが入っていたりします。
よおく味わうと少しずつちがうんだけど、
スパイスのインパクトがあまりにも強烈なので、全部同じに感じられる。
と、ずっと思っていたけど、
舌が馴染んできたせいか、今年は今までになく味わい分けることができました。
そしてずっと長い間、なぜお菓子にこんなに強いスパイスを入れるのだろうと思っていましたが、
段々癖になってきて、お正月のお菓子はこれじゃなくっちゃと感じるまでになってきました。
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これが椎茸です。
いや、チョコレート掛けのスパイスクッキーなんですけど、
見た目がものすごく椎茸なので、りくのら家ではこれを椎茸と呼んで愛しております。
ほら、椎茸みたいでしょう。
裏はこうです。
椎茸みたいでしょう。
裏にはソースせんべいを薄くしたような、やわらかいウエハースのようなものが敷いてあります。
Lebkuchen Schmidt というメーカーです。
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りくのら朝学習プリント
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No.143 動作の言葉 ( ヴィトゲンシュタインの言葉 )
No.144 定規を使わずに ( しっぽの赤リボン、たてがみの三つ編み )
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