りくのら夫(お)は都内女子大で数学やコンピュータの授業を受け持っております。
本業はITの会社をやっておるのですが、ご縁があって、外部講師として採用され、もう何年にもなります。
そのご縁と言うのが、ロシアの油田開発に関わるなんとも不思議なものなのですが、その話はおいといて。
先日、りくのら夫が、今日は大学で授業、というその日の朝に!
「授業で使いたいからいごいご!の碁石を貸してほしい。」
と言い出しまして。
前の日に言えよ!
6人のグループが8つあるのだ、ひとりに5枚ずつ配るのだ、と申しますので、カラフルなごもっくん。30枚入りのボトルを8つ用意しました。
ありがたい、ありがたい、と言いながら大学へ出かけていきました。
...........。..........。..........。
こういう実験をしたのだそうです。
グループにひとつずつ、ごもっくん。30枚入りのボトルを配給します。
サイコロを振って出た数字の人が一枚ごもっくん。を貰います。
全部のごもっくん。が無くなるまで繰り返します。
同じ実験を家でもやってみました。
家でやった時には、りくのらの大切なはまぐり碁石が使われました…
1から4番目の人は同じだけ碁石を貰えたが、5番目の人は少な目で、6番目の人にはひとつしかしかありません。
次にサイコロを2回ずつ振って、先に出た数の人が、後から出た数の人に碁石をひとつ渡します。
これを50回繰り返す。
するとこうなりました。
これと同じことを6つのグループでやって、その結果を合わせてみると…
これこのように、指数分布というものになるんですと!
で、そうなる理由が統計学的に説明できるんですと!
...........。..........。..........。
教科書と問題集だけで勉強するよりも、実際に自分でやってみて、なるほどそうなるのだな、と実感することが大事なのだと、講師りくのら夫は申しております。
女子大生たちは結構楽しそうにごもっくん。をやったり取ったりしていたそうです。
りくのら朝学習プリント
今までのりくのら朝学習プリントをダウンロードできます。
No.140 長さを測ろう ( ものさし、帳面、えもんかけ )
No.143 動作の言葉 ( ヴィトゲンシュタインの言葉 )
No.144 定規を使わずに ( しっぽの赤リボン、たてがみの三つ編み )
No.145 いろんな食べ方 ( ハインラインは猫が好き )
No.146 数のイメージ ( 数には色がついている? )
No.147 手を描こう ( 恐怖を知らない人たちが発見された )
No.148 ご飯とパン ( ベジマイトとヌッテラ )
No.150 遊び方を教えて ( 家庭学習はのんびりやろう )
No.151 何をしまっておこうか ( 小学生の机の中には )
No,152 おいしそうなパフェ ( HTML文字数制限との戦い )