靴擦れから悪化?とびひになって1日5回のシャワー生活【1歳10か月】
今年の夏は、どこにも行けませんでした。軽井沢おもちゃ王国へ行く予定でしたが、トビヒアクシデントにより、宿泊をキャンセルしました。
正直がっかりでしたが、心は甲子園球場や神宮球場やマツダスタジアムを彷徨っていたので、OKということにしておきます。
とびひになった原因は2つ?
トビヒアクシデントと書いた通り、1歳の息子ハミーはこの夏重いとびひとなりました。もともとアトピー持ちで、皮膚は強くありません。
息子ハミーがとびひになったのは7月下旬ですが、思えば少し前から兆候はあったのでした。
おそらく靴擦れが最初の原因
7月上旬に、ハミーの足の指・甲・踵の広範囲に靴擦れができたため、皮膚科の医師からは以下の様に指示されました。
・通気性の良いサンダルを買う
・アトピーの子は蚊に刺されないように(刺された箇所が悪化しやすいから)
指示に従いサンダルを買い(ナイキの靴の見た目がすき)
夕方の公園には近づかないようにしました(夕方からの蚊の猛威はやばい)
しかし、処方された塗り薬を塗っても、あんまりすっきりと治りませんでした。
夜中エアコンを切ったことが第二の原因
7月下旬、それまでの暑さが引き、幾分過ごしやすくなった日がありました。このまま猛暑が去るといいわねと思いつつ眠りについた私は、朝4時頃にあまりの暑さで、汗まみれになりながら目を覚ましました。
エアコンがいつの間にか切れていたのです。どうやら、夫が切ったようでした。
それまでは、日中も夜もエアコンで過ごしていたのですが、涼しくなってきたので、「夜はいけるやろ」とエアコンを切ったらしいです。
しかしこれがいけなかったです。息子もびっしょりと汗をかいており、顔や体に少し湿疹が出ていました。
皮膚科での診断と家庭でやるべきこと
土曜の朝に湿疹が出て、日曜には広がった湿疹から液体が出て、月曜に医者へ連れて行った時には「悪い状態だ」「短期間でえらく悪化した」と診断されました。
シャワーで患部を洗うことでとびひを治療
「おばあさんは近くにいる?」と医師に訊かれ、「いえ、離れて暮らしています。核家族です」と、なぜそんな質問をするのだろうと思いつつ答えると
とびにひなったら、とにかく患部を清潔に保ち、感染源となる膿・液体をこまめに洗い出すことが大切なようです。これは病院ではできないので、家庭で頑張ることとなります。
ハミーの症状は「おそらくとびひだろう」けれど、医師には「 ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群になると、致死率が高いよ」とぼそっと言われて、私は震えあがりました。
1日5回のシャワーが限度だった
「致死率」という言葉があまりにも怖くて、何回でも入れてやらなと思ったのですが、毎日病院通いしていたこともあり、ワタシには1日5回のシャワーが限界でした。
シャワーのお時間
7時:シャワー1回目と薬の塗布
8時:皮膚科の受付で番号を取る
9時:シャワー2回目と薬の塗布
10時:皮膚科で診療
12時:シャワー3回目と薬の塗布
13時:昼寝
16時:シャワー4回目と薬の塗布
19時:シャワー5回目と薬の塗布
石鹸を泡立てて患部を洗い、かさぶたやめくれそうな皮を剝がして中の汁を洗い出す。しみて痛いので、ギャーギャー泣くハミー。
お風呂の壁に手をつけておしりを向けるハミー
やめてくださいとばかりに顔をかくすハミー。辛い。
体中の湿疹に薬を塗り、ガーゼを巻いてテープで留めるという作業も、慣れないうちは30分位かかりました。
皮膚科でも、薬を塗ってもらうのが嫌なハミーは暴れに暴れ、「お母さんがちゃんと押さえていないと塗れないんですよ」とお叱りを受ける。
2週間で落ち着いたけれど治りきっていない
ハミーのとびひは、「もう、お風呂に入っていいですよ」と言われる状態になるまで、2週間かかりました。
しかし、治りきっていないようで、薬をやめると具合が怪しくなります。これから涼しくなる季節がやってくるので、すこしは状態も落ち着くでしょうか。
平成最後の夏は、 「とびひは思っていたよりも怖いし大変だ」ということが脳に克明に刻まれた夏でした。来夏は、同じ轍は踏まないぜ。
今日のひとこと
柴田元幸さんが、「昭和」の次の元号を決めるときに、自分の名前と同じ漢字の「元幸(げんこう)」が新元号になるのではないかと恐れていたと、エッセイで書かれていました。
今度こそ「元幸元年」は誕生するのでしょうか。しないのでしょうか。たぶんしないのでしょう。
今週のお題「#平成最後の夏」