こんにちは。
GOLDEN KIDです。
今日は、
孫子の兵法－現実を正しく見る『現視眼』
をテーマにお届けします。
孫子の兵法『軍争篇』に
次のようなものがあります。
現代語訳は
となります。
この兵法を、
現実を正しく見る『現視眼』を通じて
みてみると分かりやすいと思います。
例えば「遠回りと近道」という表現は、
どこまでも私たちの目に見える基準です。
つまり目に見える基準からすれば、
遠回りよりも近道の方が有利に決まって
いますが、『現視眼』から見れば、
必ずしも近道が有利ではないのです。
ただ私たちの多くは、
目に見える世界が絶対だと信じて
そこに囚われ生きているので、
敵が遠回りを選んだと分かった瞬間、
我が物顔で近道を進もうとします。
その先に罠があるとも気づかずに・・・。
これは戦争だけに限ったことではなく、
全てに当てはまりますね。
ただここで大事なのは、
敵や人をだますことではなく、
目に見える世界を絶対と信じて
そこに囚われている自分から脱却し、
現実を正しく見て、その現実を
自ら動かす術を身につけることです。
つまり、遠回りを近道に変え、
不利を有利に変えて、願う現実を
自ら作り上げる術を知ることですね。
そうでなければいつまで経っても
社会や他者の言うなりの人生を送る
しかないからです。
孫子はこのように一貫して、
与えられた状況に支配されるのでなく、
願う状況を自ら作るよう話しています。
そしてそのためには、
心情に溺れた自分から脱却し、
現実を正しく見る『現視眼』を
身につける必要があるでしょう♪
より詳しくは素空慈先生のYouTube講義
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