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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

銀行口座開設に3時間かかる

CIMBと言う銀行で口座を作った。
口座開設だけで3時間もかかった。何てこった!

最初、受付の人に言ったらパスポートのコピー持って来いと言う。他の銀行なら自分のとこでコピー取るだろうに、変だと思いつつ近所の文房具屋でコピー。写真ページとビザページ別々に。

そして開設担当のところに回される。開設担当はカウンターじゃなくて丸テーブルだった。中年以降と思しきヒゲの男。嫌な予感。マレーシア的にはこうした事務処理の場合、女性の方が良い場合が多いと言う勝手な思い込みがあるせいなのだが。

さて、その男、いろいろ聞いて来る。他の銀行に口座はあるかとか、他の銀行から移行する意図は無いかとか。

マネーロンダリング対策のためにマレーシアの銀行ではちょっと厳しいらしい。それは構わない。が、こっちは給与振込口座ではないが会社に収入証明のレターを作らせて持ってきているし、納税だってちゃんとやっている。副業での収入すら無い。問題無いはず。

で、最終的に判断に迷ったのか、開設できそうにないような雰囲気。

こっちは、まあそう言う事ならここで口座作るの止めようかな?、と思い始めた。近所に他にも銀行はあるのだし。CIMBにしようと最初に考えたのはプリペイド式のクレジットカードが口座開設すると簡単に作れると聞いていたから。が、そっちは先日AEONで作ったから定期預金をするためにしか使う予定が無いのだ。他の銀行でもできる。

と、帰ろうかなと言う雰囲気を察してか、マネージャーに会えと言って来た。マレーシア的には自分で判断して後で何か言われるのが怖いから上司にと言うパターンに違いない。

マネージャー、一番奥の暗いところにあるテーブルを使っている。マネージャー、現れると同時にプレミアム口座を勧めて来た。要らない要らない、普通の口座で結構。最初から25万リンギ、日本円で674万円ほどだけれど、そんな金入れる気は全く無い。徐々には増やして行くだろうけれども。だから今は普通口座で良いのだ。

で、結局、特に審査も判断も無しに口座は作れる事に自動的になっていた。機能してるのか、マネーロンダリング対策?

そしてさっきの開設担当のところに戻る。と、今度は女性のサポートが付いて待っている間にいろいろ教えてくれたり世間話したり。が、パスポート番号、電話番号、住所などをたぶんウェブベースの入力ページに大半入れ終わったところでその男、あっと声を上げる。

入力した内容が消えて無くなった。オーマイガー。

結局、昔ながらの紙にいろいろ書いて最初からマニュアルしきでやり直し。そんなこんなで普通口座開設と定期預金1つ作るのに3時間もかかってしまった。腹が減る。

でも通常、初めての客にはキャンペーン金利は許してくれないのだけれど、今回は最初からそれが適用できたので良しとする。通常の定期金利は3%台のところ、他行のキャンペーン金利同等の4.3%になった。

4.3%、けっこうデカいよなあ。100万円入れとくと4.3万円、1000万円だと43万円、5000万円だと200万円超える金利。それだけあればマレーシアなら利子だけで十分生きていける金額だ。いや、あくまでも元金持ってればの話だけど。無いが。
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