膝痛療養記録:膝痛の発症(2017/10)から現在(2018/7)まで
ブログ更新を停止していた間、ロードバイク乗りにつきものの膝痛に苦しんでいる。
発症は2017年10月、台風の中340㎞ほど走ったR東京の「ぐるっと安曇野600」から。
そこから現在に至る経過とキャノンボールの断念を整理し、今後の対策を見直したい。
発生以後のライド記録
始まりはいつも雨。
せっかく焚き付けて貰って出発しとのに、膝痛でまともに走れなかった、、せっかくの応援にすみません??
— ゆーさく@膝リハビリ開始。本格復帰は722水上温泉200 (@Yus_Aku) 2017年10月28日
2017年10月29日: BRM1028東京600ぐるっと安曇野 台風の中レインウェアを着て長時間走行、右膝を伸ばす時に皿の上が痛む
2018年12月末: CANYON届く。ペダルはGarmin Vector3に。
2018年1月: 200km3本、300km1本認定、DNF無し
2018年2月: 200㎞2本を膝痛でDNF
2018年3月: 300㎞1本、400㎞1本認定、200㎞1本を膝痛DNF
2018年4月: 200㎞1本認定、300㎞1本と600㎞1本を膝痛DNF
2018年5月: 400㎞2本を膝痛DNF
2018年6月: 600㎞1本を膝痛DNF
最後に認定を受けられたBRM401定峰200は比較的強めの向かい風の中で9時間8分と悪くないペースで走れていたが、膝に痛みはあった。
膝痛の箇所
2017年10月から2018年2月までは右膝だけが痛んでいた。症状は皿の上、伸ばす時に踏み込み為痛む。
ローディが最も悩まされるであろう所謂「腸脛靭帯炎」ではない点が治し方が分からず治療を困難にさせているように思う。
2月にフィッティングを受けたところ右膝の痛みは多少緩和された。しかし今度は左膝が同じく膝蓋靭帯炎に。
3月以降、左膝をかばって走ることで右膝が再度痛むようになり、現在も引き続き両皿の上部が踏み込む時に痛む。
「(両)膝蓋骨上端の骨膜の炎症」が正しい診断結果。
また、左膝は5年来の痛みがある「脛骨上端の骨膜の炎症(オスグッドかと思っていたが違う模様)」が継続している。
使用機器の変更と通院・対策の経緯
2017年12月 ペダル変更(SPD-SL ⇒ Look KEO)
パワーメーター導入によりシマノ SPD-SLからGarmin Vector3(Look KEO)にペダルを変更した。2017年10月~12月の間はやや痛む程度で、トレーニングも出来ていたことから決定打はこれによるものと考えている。
2018年2月 フィッティング受診
右膝痛対応のため、評判の良いフィッティングを受ける。ポジションの見直しとカント調整により右膝の左右ブレが明らかに軽減される。
2018年2月 医者による診断
レントゲン左右1方向のみ撮影、特に問題なく見えるが痛むならと湿布を処方される。
2018年5月 ペダル変更(Look KEO ⇒ SPD-SL)
Garmin Vector3の諸々の不満からSPD-SLに再変更。パワーメーターは4iiiを購入した。
2018年5月 医者による診断2(別の医者)
レントゲン左右各4方向から撮影。痛みが発生している原理を教えて貰う。対応は柔軟、低周波治療、アイシング、キネシオテープによる保護。
2018年5月 低周波治療器購入
オムロンの乾電池式低周波治療器を購入。私と、Twitterで同じく膝痛のあるランドヌールに非常に好評。膝痛が無くてもマッサージ代わりにお勧めしたい。
2018年5月半ば~2018年7月6日
ほぼ乗車ゼロの療養
2018年7月7日、8日 リハビリ開始
30㎞程度の乗車(NP152-153)、8日夜右膝やや痛む
今後の対策
痛みの原因は「オーバーユース」と「メンテナンス不足」と言われている。
膝の左右が痛む腸脛靭帯炎であれば足元の見直しによるブレの軽減が対策になるが、膝蓋上部の痛みは「太ももの筋肉が固い」や「使いすぎ」による炎症が原因で、休ませること以外の対応が与えられていない。
アイシングと低周波治療は長い目でみる必要があるため今後も長期継続するが、併せて
も試してみようと思う。
1月半もほぼ運動ゼロで休ませたにも関わらず痛み、違和感が抜けず、本当に休ませるだけで快方に向かっているのか懐疑的になっている。
5月に通った医者は強く信頼しているが、さらに評判の良い関東労災病院にもかかって、痛みがひくのであれば手術することも視野に入れたい。
同様に膝痛に悩まされている方がいれば
- 腸脛靭帯炎の場合:
フィッティングによる左右ブレの軽減をお勧めする。フィッティングが難しい場合、QFやクリート取り付け角もさることながら、まずはカント角の見直しを経験上お勧めしたい
- 膝蓋靭帯円の場合:
我々はもう若くない。丁寧なアイシングと湿布、またライド時はキネシオテープによる保護の検討をお勧めしたい
膝痛が解決しなければ、キャノンボールの入り口にすら立てない。焦らず、自転車が嫌いにならないよう治していこうと思う。