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安倍首相が消費税10%へ増税決意？！尻尾を出さない財務省が出した尻尾！
出てきた消費増税見直しの可能性に対抗した財務省の世論工作【青山繁晴】

https://youtu.be/Z1rqaTSqyKI



新聞の中で今一番部数が多いのが読売新聞で、
その読売新聞のサイトに昨日、不可思議な記事が出ていたんですよ。
一平ちゃんに読んでもらった、この共同通信の記事は、その「追いかけ」ですね。

実際に新聞を手にしてみると、
「安倍首相が来年の10月に消費税を１０％にすることを決意した」と、
もう「明日表明」と書いてあるんですね。

でも、僕みたいに記者経験が長い人間の立場からすると、
もうコレだけで、胡散臭い記事とすぐわかるんですねぇ。

政府が4ヶ月も前に決めた骨太方針を
新たに総理が決めたように装っている。
しかも明日表明と見出しを別途に打っているけど、
明日表明となっていたら、
お決まりごとで明日、つまり本日に総理が臨時記者会見をして、
「もう、消費増税はどうにも動かせません」と、
「もう動かせないので、むしろ対策を、これまでにもやってきましたが、
もっともっと加速します」と言うならまだ分かるけど、

記事を読んだらですね、
記者会見をやるなど、そんな事は一言も書いてないワケですよ。
書いてあるのは、
明日、つまり今日、臨時閣議を開いて、改めて対策を指示すると。

これ、裏から言うと、これ政治部の記事じゃあないんですよ。
これは財研（財務研究会）の記事。
財研って、ほとんど財務省と一体化した組織。
財研の講師は財務官僚なんですよ。
自分で考えるんじゃなくって、財務官僚に教えを請うワケですよ。
「国の財政を家計に例えると」ってあるけど、これ全部デタラメだから。
それを頭を垂れて聞くというのが財研の体質で、
これは、その財研が書いた記事だって言うのがミエミエなんですよ。

ドカーンと1面で特ダネを張ると、必ず「受け」と作らないとダメ。
その「受け」が、政治部が書くと3面に来るのですが、
2面に来ているから、これバレバレで、
これは財研の記事と直ぐに分かるワケですよ。
これは財務省によって作られた記事だって事ですよ。
財務省の戦略によって。
財務省は本来、なかなか尻尾を出さないけれども、
今回はこうやって尻尾を出したんですよ。


青山繁晴さんの解説は痛快ですね。
全て裏をとっていらっしゃるので
マスゴミの記事は眉唾モノでも
青山繁晴さんの解説は、信頼度１００％です。