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先行き不明のブレクジット、メイ首相は『ゾンビ首相』?! 佐藤健志氏の おはよう寺ちゃん 12月12日

2018-12-12 22:42:06 | 日記
先行き不明のブレクジット、メイ首相は『ゾンビ首相』?!
 佐藤健志氏の おはよう寺ちゃん 12月12日

https://youtu.be/wxqI1QnJN4o



寺ちゃん:中国の通信機器ファーウェイの幹部がアメリカの要請により、カナダで身柄を拘束された事件で、中国はカナダに対して、報復を示唆する等徹底抗戦の構えを見せています。事件とのとの関連は分からないとしつつも、カナダの元外交官が中国で拘束されたと報じています。

貿易摩擦を抱え、更なる関係悪化を避ける為、アメリカでなく、カナダに狙いを定めて事態を打開しようとしていて、私たちからすると、報復だと思いますよ


佐藤氏:普通に考えれば絶対にそう。「これは報復だ」と言ってやるのは、そんなにインパクトが無い。「関係ない」と言ってやるの方が報復としては効果的で、やっぱり報復でしょうね。


寺ちゃん:アメリカがファーウェイの幹部を拘束してくれとカナダに依頼し、それでカナダが拘束して、トバッチリを受けた。中国はアメリカ本体には報復はしづらいから。



※その後、AFPニュースによると、カナダのバンクーバー裁判所が、孟晩舟氏の保釈を認める決定を下したとの報道。保釈金は1000万カナダドル(約8億5000万円)。孟氏はカナダから出国を許可されず、パスポートを当局に預けたた上で足首にGPS入り電子ブレスレットを付けて24時間監視下に置かれるとされています。



2015年に北京で中国当局に拘束された札幌市の男性(73)が10日、北京の裁判所で刑法のスパイ罪を適用され、懲役12年の実刑判決を言い渡されていた事が分かった。20万元の財産没収も命じられた。

 男性は航空会社勤務の経歴があるとされるが、どのような行為が罪に問われたのかは不明。今年7月以降、愛知県の男性に懲役12年、神奈川県の男性に懲役5年、中国出身の日本人女性に懲役6年の実刑判決が相次いで言い渡されている。

 日本政府は日中首脳会談等を通じ、日本人の解放に向けて「前向きな対応」を中国側に求めている。日本人も何だかわかんないけど、捕まっています。



佐藤氏:詳細は分かりませんが、一般的に言える事は、政治的な自由とか権利というのは、あらゆる国で満遍なく、均等に保証されているワケではない。そういうのが認められない国が多々有ります。

そういう国に対しては、政府は自国民を守るという態度をハッキリと見せないと、危ないです。カナダに対して報復すると言っている中国の態度は、自国民を守るという点からは、極めて真っ当な事です。

自国民が拘束されたら、特にファーウェイですからね。経済的に重要な立場に居る人が拘束されたら、そりゃ抗議して当然、寧ろルールとして当然です。中国の抗議が正当かという事は別にして。




寺ちゃん:フランスのマクロン大統領は低所得者への支援策を発表。抗議運動に押され、改革にブレーキをかける形に。EUへの約束の財政再建が困難となり、EUの主導的な役割が大きく後退した形。


佐藤氏:結構譲歩したという印象です。黄色いベスト運動の最初の頃は、「燃料税を撤回する気はない」と言っていましたが、相当譲歩しました。財政再建に拘らなきゃいけないのも、フランスがEUの牽引役としてユーロにコミットしたから。自国通貨が無いワケで、財政赤字を抱えると、財政破綻の危険が出てきました。通貨統合をしてはいけないという教訓です。


寺ちゃん:最低賃金をマクロンさんは1万3千円程上げるて、年金受給者への減税も約束したと。フランス経済を支える観光にデモが悪影響となっている為、収束を図ろうという意図も見えますが、これでどれ位の効果があるのか。


佐藤氏:そんなに期待は出来ないでしょう。右派のルペンさんも、左派のメランションさんも足りない足りないと文句を言っています。日本風の構造改革をやって、地方では公共施設がドンドンと閉鎖。郵便局も閉鎖、病院も閉鎖。

街へは車で行くしかないのに、燃料税を上げるのかと、皆、頭にきた訳です。勿論、マクロンさんの対応は、多少の効果はありますが、一旦閉鎖された病院や郵便局が復活するワケでもなく、それでは足りんと左右から文句が出るのも仕方無いです。



その他、イギリスのメイ首相がEUからの離脱協定案について、議会直前に、採決を延期を表明。離脱案が議会で否決される可能性が高いと判断したからだと言われるが、これに対して佐藤氏は手厳しい。

佐藤氏:議会では、先ず議長が「あまりにも議会を軽視している」と文句をつけ、下院は「メイ首相はどうしようもない腰抜けだと証明した。」「こんな首相なら居ない方がマシ」等と非難の嵐となった。

メイ首相は、ジョフリー・コック法務長官から助言を受けており、これを公開しろと言われたのを拒んだが、結局、公開せざるを得なくなった。この段階で議会侮辱という動議を認定されたが、その助言内容がまずかった。

今回の協定案で一番揉めているのは、例のアイルランドとの国境問題だが、アイルランド共和国はEUに残るが、北アイルランドはイギリスの一部だから離脱する。

この国境管理をどうするか、税関をどうするか、これについて、バックストップという安全策があり、国境管理を厳重にしなくても済む策があるのだが、具体的にはイギリスの話がまとまる迄は、イギリスはEUの関税同盟に残るというモノ。

この助言に従うと、イギリスはEUの関税同盟に無期限に留まる事になるリスクがある。何故かというとEUがイイヨと言う迄は、留まらなければならないとバックストップに書いてある。


「Good Morning Britten!」

これがメイ首相が隠そうとした後で明るみに出たので、「これじゃあEU離脱の意味がないじゃないか」と大顰蹙を買い、先週の段階でイギリスには人気の朝の報道番組「Good Morning Britten!」というのがありますが、この番組の中でメイさんは『ゾンビ首相』と呼ばれてしまった。



EUはブレグジッドを潰したいというのが本音の様です。EUにはEU裁判所があるが、そこのEU法務官が「EU離脱というのは撤回する事も許されるよ」と言って
、「スミマセン。EU離脱って言っちゃいましたけど、やっぱり離脱するのやめます。お騒がせしました!」と、イギリスが言うのであれば、そらはそれで良いと。

このままズルズルいっても、問題は来年の3月29日をもって離脱が決まっているという事。最終的にはギリギリの時点で、「これでこの協定案を否決したら、大混乱ですよ」と脅かして、もう1回議会に採決を迫るか、或いは、合意抜きで離脱するか。或いはウルトラCで、3月29日という日付そのものをずらす―離脱期日延期という手を使うか。何にせよ、相当ブレグジットは苦しくなっています。

先週の段階で、もうメイが退陣するかどうかは問題ではなく、問題はいつ退陣するかにシフトしている。となると、総選挙か、保守党の中で投手交代か、果ては、もう1回国民投票かと言いたいところだが、国民投票をするとなれば、22週間位の準備期間が必要と法律で決まっているので出来ない。

又、総選挙となると1ヶ月位政治が止まってしまう。だから、3月29日では、どう考えても収まりが付かないだろう。


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