私の一番お気に入りのポスター。
リビングのソファーの傍にかけてあるこのポスターは数学者ハミルトンが考案したハミルトン閉路のゲームです。
「世界一周旅行ゲーム」といいます。
このゲームは、20個ある点を1回ずつ通ってスタート地点に戻れたらゴール!世界一周成功!というものです。
販売された当時、あまり評判はよくなかったそうですが、私はこの正十二面体をグラフ化した図案が大好き!
我が家のリビングを飾って、かれこれ6年。
今でもやっぱりたまに眺めては、にやにやしています。
ところで、このポスターには「The icosian game」と書かれていますね。
「icos」は古代ギリシャ語で「20」を表す言葉。
馴染みのあるmono(モノレールのモノ)=1、oct=8(オクトパスやオクトーバーのオクト)の仲間の接頭辞です。
「20」を表すicosから、数学者ハミルトンは20の地点を巡るゲームを名付けたわけですね。
数学における対称性や法則性は、時には美術のモチーフになったり、インテリアの一部になったりしています。
「数学を眺める」のも、面白いですね。
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