核兵器禁止条約に署名した国一覧(2020年10月13日現在、84か国。★は批准した国: 47か国。アルファベット順):
【アジア】 ★バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、★カザフスタン、★ラオス、★マレーシア、★モルディブ、ミャンマー、ネパール、★パレスチナ、フィリピン、セーシェル、★タイ、★ベトナム。
【オセアニア・太平洋】 ★クック諸島(※)、★フィジー、★キリバス、ナウル、★ニュージーランド、★ニウエ(※)、★パラオ、★セントクリストファー・ネイビス、★サモア、東ティモール、★ツバル、★ヴァヌアツ。
【ヨーロッパ】 ★オーストリア、★アイルランド、リヒテンシュタイン、★マルタ、★サンマリノ、★バチカン市国。
【アフリカ】 アルジェリア、アンゴラ、ベナン、★ボツワナ、カーボベルデ、中央アフリカ共和国、コモロ、コンゴ、コンゴ民主共和国、コートジボワール、★ガンビア、ガーナ、ギニアビサウ、★レソト、リビア、マダガスカル、マラウイ、モザンビーク、★ナミビア、★ナイジェリア、サントメ・プリンシペ、★南アフリカ、スーダン、タンザニア、トーゴ、ザンビア。
【北米】 なし。
【中・南米】 ★ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、★コスタリカ、★キューバ、★ドミニカ、ドミニカ共和国、★エクアドル、★エルサルバドル、グアテマラ、★ガイアナ、グレナダ、ホンジュラス、ジャマイカ、★メキシコ、★ニカラグア、★パナマ、★パラグアイ、ペルー、★セントルシア、★セントビンセント及びグレナディーン諸島、★トリニダード・トバゴ、★ウルグアイ、★ベネズエラ、★アンティグア・バーブーダ、★ベリーズ。
※クック諸島、ニウエは、同条約に調印せずに加入書を国連に寄託しました。加入は批准と同じ法的効力を持ちます。
↑★の付いていない諸国が、あと3か国批准すれば、「核兵器禁止条約」は発効します。発効は、もはや時間の問題となりました。年内にも発効?
「核兵器の全面禁止」は、もう“夢物語”でも“非現実的”でもなくなりました。「北朝鮮の非核化」は、抜け穴だらけの経済制裁よりも、「世界全部で禁止」の圧力で―――という議論が、もう数年後には行なわれているでしょう。
また、日本のように、「確立された国際法規の遵守」を憲法で定めている国は、調印しなくとも、発効と同時に国内的には遵守義務を負うという主張が可能になります。
「核兵器禁止条約」は、2016年10月27日、国連総会第1委員会で、条約制定に向けた交渉開始が決議された。翌2017年から交渉が開始され、批准国が50か国に達すれば、国際条約として発効することになる。(50か国目が批准書を国連に寄託した日から90日で発効する)
賛成は、オーストリア、メキシコ、南アフリカ(1990年まで核保有国)、北朝鮮(当時点で核保有国)など123か国、反対は、核保有5か国と日本、韓国、ドイツなど33か国。
「核兵器禁止条約」以前に、世界の多くの箇所で、すでに非核兵器地帯条約が締結され発効している。
いま地球上は、《核兵器保有地帯》および《核の傘》依存地帯と、《核兵器禁止地帯》に塗り分けられている。
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