ひたすら間違い続けた20年。デフレ下で増税なんかしたら国の自殺や。

指差し小


 年末に、京都大学の藤井聡先生が内閣官房に、内閣官房参与の辞職願を提出しはったことが本人のFacebookに載っていました。
 <安倍総理ともしっかりとご相談させて頂いた上で、参与職を辞する決意を致した次第>
 <政府、国会における適正な政治判断を促す世論形成、言論活動に対して、さらに全力を投入して参りたい>ということやそうです。そして、
 <今、参与就任以前から一貫して主張して参りました通り、「デフレ下の消費増税」が極めて深刻なリスクをもたらすことが懸念されています。この危機を乗り越えるべく、一学者、一言論人として必要だと信ずる政策論を、力の限り、全力を賭して発言し続けて参る所存です。>と。

 どんな裏の事情があるのかは全くわかりませんが、めっちゃ残念ですね。そして、いよいよ政府の方針が、抜き差しならへんところまでえげつなくなってきてるんかな、と想像します。デフレも全然脱却してへんのに、なんで増税はしません、と言えへんのか、もう日本人アホか?と叫びたい気分ですね。

 特に私は、ネットでは「増税?アホかいな」やのに、新聞、テレビはまったく逆、というのが、めっちゃコワいです。今の日本ではまだ新聞しか読めへんような人たちが物事を決める力を持ってるんかなあ、と思います。何とかしたいと思い、実は以前にも考えてたことなんですが、「新聞意見広告」を出されへんかな、と思てます。これから具体的に動いていきたいと思てます。

 今日は、そのための原稿案を上げることにします。これをもとに、どうやって新聞出稿資金を集めるんか、考えていきたいと思てます。

【「消費増税反対}新聞意見広告原稿案】
タイトル:消費税、あかんやろ💢
 わたし、大阪のおばちゃん。わたしは今、怒ってるねん。日本は今、「正直もんがバカを見る」世の中になってへんか?わたしらみたいにまじめにコツコツ働いてる普通の庶民が一番損してるんやで。そうや!消費税のことや。

 え?国の借金が1000兆円超えてるからしゃーない?あんた、まだそんな話にダマされてるんか?
わたしはちゃんとネットや本を読んで勉強したんや。それ、ぜんぶウソやで。まあ下に載せてある本、どれでもええからいっぺん読んでみ。

 消費税は「お買いものペナルティ」なんや。10月からは、1000円買うたら、100円の罰金が付いてくるんや。景気が悪うてダンナの給料も減ってるのに、なんで罰金を増やすんや?日本政府、アタマ大丈夫か?そんなことしたら、ますます景気が悪うなって、結局は取れるはずの税金が、もっと減ってしまうんや。そんなもん過去2回、消費税上げたときにもそうなってたやんか。おんなじ失敗をまた繰り返すんか?

 え?高齢化で社会保障費がもっと必要になる?そんなもん、わたしらは健康保険料や介護保険料はちゃんと別に払うてるやんか。消費税とごっちゃにせんとってや。保険の料率をちゃんと計算して徴収したらええだけや。それでもデフレで税収が下がってしもて足らんねんやったら、その間は赤字国債を出すとか、なんぼでも方法はあるねん。これは人の命に関わる話やからな。

 え?将来世代にツケを残すな?質素倹約を良しとする立派な日本人やな。あんたはエラい!せやけどそれも間違いや。「ツケ」はウソやし、増税して税収が減ってしもたら「ツケ」はもっと膨らむやんか。それに、国家の財政を家計にたとえるのも間違いや。わたしらはいつか必ず死ぬけど、国家は死なへんねや。

 まだまだもっと腹立つことがあるんやで。消費税はどんどん上げられたのに、法人税と所得税は下げてるんや。つまり大企業とお金持ちにはずっと減税してきたんやで。そらあ格差は広がるわな。つまりはわたしらが納めた税金は法人税と所得税が減った穴埋めに使われたんやで。

 新聞やテレビでは「景気は拡大基調」と言うてるけど、それもウソや。何が「いざなぎ景気越え」や。この20年で、日本人の消費金額は1世帯で年間34万円も減ってしもてるんや。バブルの頃のピークから、日本人の年間所得は135万円も減ったんや。つまり、わたしら日本人は、この20年で1世帯当たり1500万円の収入を失うてしもたわけや。そんだけあったら、今ごろどんなええ生活ができてたんかと思たら、ホンマに腹立ってけえへんか?

 個人的な話だけや無うて、国としても日本のGDPはかつて世界の17%やったんがいまは6%や。
平成の30年間で、世界の企業の時価総額ベスト50に日本企業がかつて32社あったのが今は1社になってしもたからな。わたしら日本人が怠け者なはずがないやろ?消費税と緊縮財政で、日本は落ちぶれてしもたわけや。政策を間違え続けてひたすら落ちぶれていく、愚かな国になってしもてるんやで、日本は。

 え?政府は一生懸命増税対策を考えてくれてる?キャッシュレスでポイント還元?食品は持ち帰りやったら軽減税率?そんなもん、チェーン店はええけどウチの近所のお店屋さんはややこしすぎて、客から「負けとき」言われるだけや。ダマされたらあかん、そんなん全部足してもまったく不十分な対策や。そもそも何で「対策」を考えるんや?消費が冷え込むのがわかってるからやろ?そしたら、
   とりあえず消費税、やめたらええやん。

 だいたい昔からおマケ付きですすめられるもんは、ろくでもないんや。これ以上、まじめな日本国民をダマさんといて。消費税やめたら税収はどうなるか?心配せんでええ。消費税をやめて緊縮財政もやめて、大規模な財政拡大をするんや。公共事業はかつての40%も減らされてしもた、それを元に戻すだけで、一気に好景気や。そらそうや、これから儲かるとわかってたら、誰だっておカネを使い始める、つまりは投資を始める、そしておカネが回り始めるんや。

 今ここでわたしら日本国民が、間違うたままで進んだらいよいよ日本は没落一直線や。
あ、そうそう、今度の選挙で増税に反対せえへん議員さんは、全員落としたるわ。覚悟しときや。


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ナニワの激オコおばちゃん
Posted byナニワの激オコおばちゃん

Comments 14

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彩希  

すごい❗やっぱり良く勉強してはりますね。さすがです。

ぼやきくっくりさんが、青山さんの虎の門ニュースの書き起こししてはったので、消費税についての部分だけを貼りますね。長いので全文読んでないです。要は、総理は口には出せないが消費税上げない理由はないものかと思案中みたいなような感じはするのですが、どうなんでしょう?イギリスはEU 離脱しないかもで、メイさん辞めさせられるかも知れないんですね。

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2254.html

もう1点は、こないだ総理サイドと詰めた話をしまして。
 今年の政権運営。
 今年は、僕だけの責任で、7月21日に思い切った選挙があり得ると。
 参議院選挙プラス、もう言わなくても分かるでしょうが、そのことも含めて、メイ首相も顔負けの大きな賭けに出るわけですよね、総理は。
 これも本当に僕だけの責任で申しますが、総理はその覚悟ができてると思います。

 で、その時に当然、もしも勝負に打って出るなら大義が必要で、国民に問わなきゃいけないので、問うための理由が必要で、1つは北方領土ですね。
 もう1つが消費増税の見送りですよね。
 消費増税の見送りを決心なさったわけじゃないけど、選択肢に入ってるのも事実です。

 財務省はもう、もちろん総力をあげてやろうとしてますが、この間、菅官房長官が、見送りも選択肢っていう風に受け取れる発言なさって、麻生財務大臣が早速反対なさって、すでに「血戦」(笑)。
 菅さんが見送り論者って今言ったわけじゃないんですよ。

 ちょっと皆さん、改めて申すんですけど、なるべく誤解なく聞いてほしいんですよね。
 例えば今までデフレの話を僕してきましたけど、青山繁晴はデフレ容認論者だということも、ま、受け取り方自由ですけど、デフレ容認なんかまさかしてるわけじゃなくて、まず現実を語っていて、そこからどうやって抜け出すか。
 で、その時にデフレ脱却と安倍総理おっしゃってるけど、それだけですむわけがないって話をしてるんで。
 従って、全部、あんまりこう膨らまして受け止めないで、膨らませなきゃいけない時はそのように僕は正直に申しますから、言ってることをそのままできれば受け止めてほしいんですけれども。

 菅さんが消費増税見送りを決心してるとか、そういうことでは全くありません。
 ただ、おそらく官房長官、名女房役として、これから総理になられるのがふさわしいかどうか分かりませんが、それは別として、僕は候補者の一人だってことは前からむしろ明言してますけれども、まだそこはしかし分からない。
 分からないけど官房長官としては屈指の名女房役ですから、やっぱ総理の選択肢、安倍総理が消費増税見送りを決心したわけでありません、…誤解避けようと思うと、くどくなっちゃうんですよね。
 それは多くの人にとってはちょっと迷惑な話ですから、誤解っていうのも覚悟しなきゃいけないんですけど。

 一番大事なことなんで申しますが、こういう机の上に載ってるんですよ。
 でもこれをこうやって出すかは、まだ総理は、当然、ここはリーマンショック級のことが起きなければ増税するとおっしゃってるように、それを裏返せば経済状況をずっと見るっていうことですから。
 当然、消費増税っていうのは実施されるとすれば今年の10月なんで、まだたっぷり10ヶ月近くあるわけですから、経済状況を見なきゃいけないし、何よりも米中貿易摩擦と為替を見なきゃいけないから、株よりも為替を見なきゃいけないので、当然まだ決めてなくて、選択肢にあるわけですよね。

2019/01/16 (Wed) 20:09

素浪人  

この一文字に懸ける

愚生は罪務宦官府を解体して、全宦官共をみなご…(漢字一文字)べきだと思っております。合法的に、ですが。反パチ屋さんのブログでも記事に幾度も登場する所の、殺人集団・罪務宦官府ですから。フランス革命に於けるバスティーユ監獄の襲撃に相当することこそ、罪務宦官府の襲撃・みなごろ…(漢字一文字)、ということであれば愚生は日本版フランス革命を首肯する者です。

2019/01/16 (Wed) 21:13

素浪人  

言葉足らず

補足ですが、無論日本版フランス革命を肯定すると言っても天皇皇室の存在を護持する考えであることは言うまでもありません。我々は大和民族ですから、自らの出自を否定する革命になぞ何の意味も有りません。

2019/01/16 (Wed) 21:16

日本国民  

IMFが寝返ったァ?????

注)☆印は某ツイッターからの引用です。

☆名探偵コナンまで利用して、地上波ゴールデンタイムに日本の借金がーと
 財政破綻論を主張する財務省OB村尾信尚。

☆もともと存在しない危機を創り出し、マスコミに吹聴させ日本をデフレに
 落とし込んだ反日財務省。この連中がのさばっている限り日本の経済的
 政治的回復はありません。日本最強の敵が財務省です。
 もしIMFが日本の味方になってくれたなら大変心強い話です。

☆確かに、IMFが寝返った印象ありますね。IMF内の財務省天下り組は肩身
 狭いでしょうね。
 財務省を孤立させて力を削ぎたいですね。もし消費増税が行われたら
 日本経済が危機に 陥るのは間違いないですね。


1944年、まだ戦争が終っていない段階で、戦後の国際通貨体制に
関する会議、ブレトン・ウッズ会議が開かれました。

英国代表は経済学者のジョン・メイナード・ケインズ(フェビアン社会主義者)
米国代表はハル・ノートの作成者、財務次官のハリー・デクスター・ホワイト
                           (国際共産主義者)、
社会主義者と共産主義者が協議して戦後の“資本主義体制”を決定するという
実に不可思議な会議。

取り仕切ったのは、米国財務長官のヘンリー・モーゲンソーJr.です。
父親はロスチャイルド一族の銀行家ゴールドスミス家、
母親はロスチャイルド一族の鉱山王グッゲンハイム財閥の出身
という人物です。

このブレトン・ウッズ会議で、ドルが世界の基軸通貨と定められました。

また、このブレトン・ウッズ会議により国際通貨基金(IMF)と世界銀行が
創設されることにもなりました。
(WTOと共にグローバリゼーションを推進する
 中心勢力であり、同時に途上国を支配する機関でもあります。)

戦後、独立を果たし、工業発展途上国と呼ばれた途上国は、
元々資源供給地とされていたため、技術力など及ぶ術もなく、
先進国の独占により販路も輸送手段もありません。
豊かになろうとわずか30品目程度の一次産品輸出を
百数カ国もの途上国で競ったことにより60年代以降、
価格が暴落。
慢性的な赤字を抱えるようになった途上国は、IMFや世界銀行から借金を
するのですが、その際、構造調整プログラムというものを受け入れること
を条件にされ、
債務国は自国の経営権を失うことになります。

そういえば、マレーシアはIMF介入を退けた勇者でしたね。

ほぅ、ほぅ、財務官僚の天下り先が寝返ったねぇ・・・・
IMFさん、昨年の10月に「日本に借金はありません」とひっそり報告は、
出してたけどね。
世界銀行もキム総裁辞任の発表があったばかりですし・・・。
次代総裁はイヴァンカさんか?
なぁんて噂(?)もあるようですし。

アルバート・パイクの未来計画、ロスチャイルドの世界革命行動計画
とどう符合するんでしょうか、しばらく要観察ですね。

2019/01/17 (Thu) 00:53

ナポレオン・ソロ  

戦後経済はPW体制下にあると言う事実

否、ブログ主様の勉強量にも感心しますが、日本国民さんを始めとする
コメンターの皆さんの問題意識は、高く深いものが有りますね。 モゥ
その辺りの、フェイク・ニュース満載のチラシのオマケの新聞より、遥か
に為になりますねwww。

 私が興味を惹かれたのは、プレトン・ウッズ会議で決まった戦後の資本
主義社会の体制の話でしたね、具体的には、世界銀行とIMFで戦後予想される、
新興の資源輸出国の台頭を抑えこむ為に、経済面通貨・為替と金融で借金漬け
にして、資源を今まで通り、白人世界で独占してやろうと言う話に様に感じ
ました。

 然しご紹介いただいた会議の主たるメンバーの名前を観て、2度びっくり。
だって、ケインズだの、ハリーホワイトだの、名前は知って居るけど、全く
繋がって居なかった人たちの名前が並んでいましたからね、然も、ロス
チャイルド家の関与がありありでした。 戦前世界の構造が、見えた気が
しましたね。

成程、第二次世界大戦は、反ハザールのナチス・ドイツ、ソ連のタッグ
が破綻した処へ、英国が付け入って、日独伊をファシスト同盟に仕立てる
一方、連合国にソ連を入れたと言う事で、後援の関係から、ハザールの下僕
であった、FDルーズベルトの米国と、ソ連のスターリン、そして、仲介役の
チャーチルが、ヤルタ会談を開いて、戦争の終結の仕方について話し合った
と言う事ですね。

 でも、戦後日本にとって大事だったのは、ヤルタ会談では無く、このプレトン
ウッズ「=PW」会議で決められた、戦後の経済体制の方でしょうね。 その意図
は「白人支配の世界を続かせて、更なる有色人世界の隷属化を進行させる」と言う
事だったのは明らかでしょうね。

 然し、戦後も70年以上に成って、世界経済に不可逆な変化が現れてきました、
其れは、白人人口の減少だと思います。 今から30年程前に、アフガニスタン紛争
に、ソ連が首を突っ込んで居た時に、流れてきたニュースが、「ソ連社会では、
ムスリム系の青人の人口増加が、白人の其れを、3倍以上も上回っていて、このまま
いけば・・」と言う、危惧が語られて居ましたが、その頃は欧州全土が、同じ少子
高齢化現象に見舞われて居た筈です。 それに、白人の人種的な繁殖能力が低い
と言う点も指摘が有りましたね。

 その延長に、欧州社会の生産人口の激減~生産力に減退~消費の減少~経済の
衰退と言う負の連鎖が起って居ましたが、PW体制は、そういう事迄予想して居
なかったと見えて、ドイツなどは戦技直ぐに、入れたトルコ人労働者が、ドイツ
内に移民化して、国民の一人として、社会保障面で財政を蝕むと言う現象を起
こして、問題になった筈なのに、亦ぞろ、今度は、アラブから難民を仕入れて、
国内治安が危機に本しているなんて、歴史に全く学べていなザマが丸分りでし
たね。

 結局、消費税の押し付けは、日本の歴代政権に対して懸って来た、PW体制
「=白人優位世界の維持を目的とする体制」からのバイアスであると、考える
べきでしょうが、このPW体制の延長に、グローバリズムやEUの結成が有った
とも考えられるのですが、近年に興った現象として、そういうものが崩れ始め
だしているのが、英国のEU離脱、米国の国連否定等の現象では無かろうか、
と言う考えに至りました。

 ですから、消費税増税を止める、或いは、消費税そのものを廃止して、日本の
税体系の直間比率を元に戻して行くべきで、フランスやドイツの様に、社会に
直接税を払わない富裕層が居る社会では無い、日本では消費税は、消費を抑制
するダケで、基本的に要らないモノである事を、国民は主張すべきでしょう。

 そういう事で、消費税反対に、大賛成します。

2019/01/17 (Thu) 08:35

吹雪  

ロートシルト家

>年末に、京都大学の藤井聡先生が内閣官房に、内閣官房参与の辞職願を提出しはったことが本人のFacebookに載っていました。

藤井先生、悪い方ではないと思いたいのですが、たまに非常に品が無い言動を発せられることがあり(某作家の方とのブログでの罵りあいは酷いものです)、およそ京都大学の教授というイメージからは遠い方だなあと思いますね。ですので、政権に関与されず、ご自身の研究に精を出された方が藤井先生のためだと私は思います。

消費税増税については、やらない方が良いに決まっていますし、やられたらやられたでしっかり経済状況を確認して、悪影響が誰の目にも明らかになった時点で消費税減税、消費税廃止まで持って行ければ良いですね。

>ロスチャイルドの世界革命行動計画

日本国民さんのコメントの「世界革命行動計画」と言う言葉に興味が惹かれましたので、少し調べてみました。私はこの話は知りませんでしたが、内容より先にその背景について確認しておきたいと思います。

「世界革命行動計画」を唱えたのは、ロートシルト家(英語読みはロスチャイルド)の家祖マイアー・アムシェル・ロートシルトです。フランクフルト(当時は神聖ローマ帝国の支配下の自由都市)で両替商として1760年代に商売を始めたようですね。マイアーは1744年生まれですので、20歳前後ですかね。

その後、1769年に宮廷御用商人に任ぜられ、大資産家のヴィルヘルム9世の資金を運用して巨万の富を得てヴィルヘルム9世から重用されますね。マイアー25歳の頃ですね。

しかし、そんな家祖マイアーであっても、ユダヤ人として差別されていたようで、有名なフランクフルト・ゲットー(ユダヤ人隔離居住区)は、フランクフルトの旧市街地の壁と新市街地の壁の間に挟まれて存在する割れ目のような区域につくられており、金持ちのマイアーであっても、ゲットーから外出するには、フランクフルト市の許可が必要だったようですね。

カーブになっている部分が、ゲットーです↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BC#/media/File:Frankfurt-Judengasse-1628-MkII.png

1883年のゲットーの様子を伝える絵画↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BC#/media/File:Frankfurt_Am_Main-Anton_Burger-Judengasse_in_Frankfurt_am_Main-1883.jpg

その後1780年代には、フランクフルト一の大金持ちになるマイアーですが、依然としてゲットーに居住しており、住居はゲットーで一番間口が広い大きな家ですが、大半は在庫品・古銭・貨幣・証書や帳簿などを保管する倉庫で埋め尽くされており、ロートシルト家の10人の子供たちは一つの部屋で寝起きせねばならなかったようです。マイアーが職場にしていた部屋はわずか10~12平方メートルしかなく、この狭い部屋から諸侯への金の貸し出しが行われていましたね。マイアー36歳の頃ですね。

マイアーの家。ゲットーでは一番大きな家だそうです↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BC#/media/File:V10p490001_Rothschild.jpg

ここまでマイアーの前半生を追ってきましたが、駆け出しの実業家、中小企業の社長さんの臭いがプンプンしてくるのは私だけでしょうか?出自も含めて苦労されたんだなあと思います。

本題なのですが、1773年にマイアーがフランクフルトの12人の実力者を集めて秘密会議を開いて「世界革命行動計画」を披露したそうですが、このときマイアー29歳です。まだ、宮廷御用商人として重用されたばかりで、ゲットーの家も小さな家のときですね。当然、ゲットーから外出するにはフランクフルト市の許可が必要です。

こんな状態で、本当に「世界革命行動計画」なんてものを言い出したのでしょうか?子沢山のロートシルト家ですから、奥さんから「あんた、馬鹿なことばかり言ってないで子供の面倒みてよ!」と言われるように思うのですが。

邦訳が世界革命行動計画となっているだけで、元のドイツ語(?)は違ったのではないでしょうか?例えば、「商売の25か条」みたいなものです。または、「ゲットーから脱出するための革命行動計画」ならピンと来るのですが。

ロートシルト家が欧州全土に影響を及ぼすまでに巨大化するのは、1800年台のナポレオン戦争以降からです。その30年も前に世界政府を作るような革命を計画していたとはちょっと考えにくいですね。後世の創作のように感じます。

ただし、この25か条の世界革命行動計画の中で、我々は、15条は肝に銘じて置かなければならないと思います。

15、我々の力を行使すれば、失業と飢えがつくりだされ、大衆にのしかかる。そうすれば、確実な資本支配力が生じる。

金融政策を侮ってはいけませんね。

2019/01/17 (Thu) 08:45

ナポレオン・ソロ  

吹雪さんの御懸念は尤もです

 今朝、国民さんのコメントを読んで、BW体制が戦後世界を仕切って来たと
言う新たな知見を得て、昂奮して居たんですが、では何故、日本の税体系の
直間比率を変えを無理に変えようとするのか、亦、日本がそう言う事を拒んだ
場合、如何なるペナルティを課されるのか、そういう事を、全て知って居る
筈の、麻生さんが、何故消費税率上げに拘って居るのか? と言う点は、カナリ
重要なアイテムだと思いまして、その辺りを衝き冷たかったんですが、やっぱり、メインコメンターの吹雪さんが答えを用意してくれはりましたね。

 つまりは、マイアーが創った「世界革命計画の25条の15条目」の、金融の報復力の項なのでしょうね。

 確かに、彼らは如何なる国からも国民としては扱われませんから、兵役も納税もする必要が無いのですが、ハザール人が、此処迄、あくどいと、中には「ハザール人の国への出入りを禁止する国」が出て来ると思いますし、現実に、ムスリム圏の国では制限が有るのでは、無いだろうかと思います。 何せ、世界から嫌われて居ますからね。

 唯私の甘い観測ですが、近代のハザール族の最大に危機と言えば、代に世界大戦時の、ナチ・ドイツのジェノサイトと、スターリンに拠るポぐロムでしょう、
ポぐロムは如何ともし難かったけれど、ジェノサイトの方は、3人の日本人が、2万人近い、ハザール人を救って居ます。 普通に人間なら、恩義に感じる話ではないかと思うんですがねぇ。 それにハザール人が恨みを持って居るのは、白人が対象でしょ? 甘いかなぁ。

 でも、IMFの離反や、英国の離反って言う現象は、一つのパラダイムの転換が
起こって居ると見るべきではないかと思いますがね。

2019/01/17 (Thu) 13:05

日本国民  

世界大恐慌

吹雪さんの15条に対する留意必要性の進言、その通りだと思います。

1929年、ウォール街の大暴落をきっかけに世界恐慌が始まる。
原因は、1920年代にFRBの指示で銀行が信用創造量を増やした
ことによります。
融資の担保は主に株券であり、その結果、株価は高騰、バブルが発生。
株価がピークを迎えると、FRBは一転して銀行の信用創造を厳しく抑制。
お金の流通量をわざと減らして大恐慌を引き起こしました。
此の件に関しては、ミルトン・フリードマンはじめ多くの経済学者が
指摘しています。

この恐慌により16000もの銀行が倒産し、そのほとんどはモルガンと
ロックフェラーが吸収・合併していきました。
紙切れ同然となった企業の株券も買占め、両者の独占状態になります。

銀行や企業だけでなく、融資を返済できなくなった農家も広大な土地を
没収されたため、飢饉が発生。
この土地の多くも、ウォール街の金融財閥の関係企業に買い取られました。

1931年、景気回復という名目のもと金の回収が行われます。
懲役10年という罰則のもと、米国民すべてが金貨や金塊を財務省で紙幣と
交換することを義務付けられました。
そして、1939年末には兌換紙幣が廃止され、紙幣と金はもう交換不可と
なります。
つまり、合法的な金の強奪が行われたわけです。

金融危機を防ぐ名目で設置されたFRBでしたが、連邦準備制度が成立してから、
1921年、1929年の株価暴落、そして1929年から1939年の大恐慌、
1953年、57年、69年、75年、81年の景気後退、89年のブラックマンデーを
経験し、1000%のインフレでドルの購買力の90%が破壊されています。

つまり、FRBは何の役にも立ってないわけです。

ロスチャイルドの世界革命行動計画を見てみましょう。
「15.我々の力を行使すれば、失業と飢えがつくりだされ、
大衆にのしかかる。そうすれば、確実な資本の支配力が生じる。」
まさに、その通りですね。

1913年、アメリカで連邦準備制度(FRB)が設立。
1907年の金融危機を教訓として危機の再発を防ぐという振れ込みで
連日、マスコミを使い世間を洗脳。
〈設立経緯〉
1910年にJ・P・モルガンが所有するジョージア州のジキル島で
全国通貨委員会の会員による秘密会議を召集。
以下メンバー・・
ネルソン・オルドリッチ   ・・・・ (ジョン・D・ロックフェラー・Jr.の                                 義父)
エイブラハム・アンドリュー ・・・・ (連邦財務次官補。通貨委員会特別補                                 佐官)
フランク・ヴァンダーリップ ・・・(ナショナルシティー・バンク・オブ・
                           ニューヨーク頭取)
ヘンリー・デイヴィソン   ・・・(J・P・モルガン商会の共同経営者) 
チャールズ・ノートン   ・・・(ファースト・ナショナル・バンク・オブ・                          ニューヨークの頭取)
ベンジャミン・ストロング ・・(J・P・モルガンのバンカーズ・トラスト・カ                             ンパニー社長、
                 にニューヨーク連邦準備銀行の初代総裁)

※ポール・ウォーバーク ・・・(ロスチャイルド代理人。クーン・ローブ商会                            の共同経営者)             中央銀行設立の関与経験を持つため、実務を彼一人で            受け持ったという事です。


米国では中央銀行に批判的な意見が多く、ポール・ウォーバーグは中央銀行
という名称を避けるように提言し、連邦準備制度という名称に決定しました。

連邦準備制度をつくる法案は、共和党のネルソン・オルドリッチが議会に
提出しましたが、オルドリッチ法案は民主党から激しい反対を受けます。
議論を続けている間に、共和党が野党に転落。

そこで、民主党の大統領候補者ウッドロー・ウィルソンに白羽の矢が立ちます。
1912年の大統領選挙では、現職で人気者のウィリアム・タフト(共和党)が
再選確実とされていました。
そこへ人気者の元大統領セオドア・ルーズベルトが、共和党を離れ、革新党を
結成して立候補します。
その結果、共和党内で票が割れて、ウィルソンが地滑り的勝利を収めます。
余談ですが、ウィルソンは不倫の事実も、握られていたために操られ状態とも
云えたようです。

ウッドロー・ウィルソンを支援していたのが、ポール・ウォーバーグと
ジェイコブ・シフでした。
ウィリアム・タフトを支援していたのが、フェリックス・ウォーバーグ。ポール・ウォーバーグの従兄弟です。
セオドア・ルーズベルトを支援していたのが、オットー・カーン。

これら四人は全員クーン・ロープ商会の共同経営者です。

ウッドロー・ウィルソンは、就任式の直後に特別会期を召集して、
クリスマス休暇でほとんどの議員たちが帰省中に、民主党が提出した
オーウェン・グラス法という連邦準備法を可決させました。

そのオーウェン・グラス法案は、以前、民主党が反対していた
共和党のオルドリッチ法案と名前以外はほとんど同じという法案でした。
しかも、このオーウェン・グラス法案に対し共和党のオルドリッチと
ヴァンダーリップが激しい非難の声をあげるという茶番付きでした。

ウッドロー・ウィルソンは、晩年になって連邦準備制度設立に加担したことを
後悔して、こう言い残しています。
「私はうっかりして、自分の国を滅亡させてしまいました。
大きな産業国家は、その国自身のクレジットシステムによって
管理されています。
私たちのクレジットシステムは一点に集結しました。
したがって、国家の成長と私たちすべての活動は、ほんのわずかな人たちの
手の中にあります。
わたしたちは文明化した世界に於いての支配された政府、ほとんど完全に
管理された最悪の統治の国に陥ったのです。
もはや自由な意見による政府、信念による政府、大多数の投票による政府は
ありません。
小さなグループの支配する政府と化しました。」

初代ロスチャイルドの世界革命行動計画を思い出してみますと、
「12.財を活用して、我々の要求に素直に従い、ゲームの駒となって、
政府を陰で操ることを我々から任じられた人物を選ばなければならない」
この選ばれた人物がウィルソンだったわけです。

以降、トランプ出現に至るまで、そんな状態だったのでしょうかね。

尚、FRBの株はモルガンとロックフェラーのチェース・マンハッタン銀行を
除いて、すべてロスチャイルド系投資銀行が株主で、米国政府は1株も保有
していなかったのです。、。

長くなり過ぎました。
まだまだ語りつくせませんが、以上です・・・・。

2019/01/17 (Thu) 17:18
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: タイトルなし

彩希 さん、コメントありがとうございます。
ぼやきくっくりさんのコピペ、ありがとうございます。
何とか消費増税反対で衆参同時選挙してほしいですね。
そこに向けて盛り上げんとあきませんね。

2019/01/17 (Thu) 19:48
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: この一文字に懸ける

素浪人 さん、コメントありがとうございます。
ホンマに財務省には怒りしか感じませんね。

2019/01/17 (Thu) 19:50
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: IMFが寝返ったァ?????

日本国民 さん、コメントありがとうございます。
グローバル金融資本家って、気持ち悪いですね。
邪悪、としか言いようがないと思いますね。

2019/01/17 (Thu) 19:56
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 世界大恐慌

吹雪さん、ナポレオン・ソロさん、日本国民さん、コメントありがとうございます。
いやあ、深いですねえ。
世界革命行動計画の話は聞いたことあったかな、ぐらいの話でした。
何と、ずうーっと前にそんな計画があったんですね。
そしてその15条。
その通りにしてるやん、な話ですね。
そりゃあトランプさん、大変やわあ。
ちょうど今、FRBとバトル中ですもんね。
いやあ、日本、いや安倍ちゃん、麻生君、大丈夫か?と言いたいですね。

2019/01/17 (Thu) 20:13

uematu tubasa  

新聞意見広告を出すのであれば全力で協力します。

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

>>特に私は、ネットでは「増税?アホかいな」やのに、新聞、テレビはまったく逆、というのが、めっちゃコワいです。今の日本ではまだ新聞しか読めへんような人たちが物事を決める力を持ってるんかなあ、と思います。何とかしたいと思い、実は以前にも考えてたことなんですが、「新聞意見広告」を出されへんかな、と思てます。これから具体的に動いていきたいと思てます。

>>今日は、そのための原稿案を上げることにします。これをもとに、どうやって新聞出稿資金を集めるんか、考えていきたいと思てます。

新聞意見広告を出されるのであれば、全力で協力させていただきます。
お金に関しても、可能な限りは出させていただきます。
数千万円から数百万円をどのように集めるのか・・・
難題ですね(; ・`д・´)


消費増税を阻止するだけでは現在のデフレ不況からの脱却は難しいと思います。
なぜならば、平成という時代で積みあがったデフレギャップは相当根深いと思いますし、デフレマインドも日本人の心に住み着いてしまったので、所得が増えても消費は増えにくいと考えられるからです。

また、消費税の最大の問題は「逆進性」です。
簡単に言えば、低所得者ほど負担が大きい税金ということです。
高所得者の方がより多く負担すること、つまりは「垂直的平等」を担保する税金が望ましいわけですが、消費税はその真逆なのです。
存在そのものが罪深いと言えましょう!

したがって、消費税は廃止されて然るべきと考えます。
これ以上となりますと、キータイピングが止まらないので、ここらへんで止めときます(笑)

以上、よろしくお願い致します。

2019/01/17 (Thu) 20:16
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 新聞意見広告を出すのであれば全力で協力します。

uematu tubasa さん、コメントありがとうございます。
力強いお言葉をいただきありがとうございます。
> したがって、消費税は廃止されて然るべきと考えます。
・・・・・日本人はホンマは賢いから、わかってしもたらアホらし、となるはずなんですけどね。

2019/01/18 (Fri) 09:52

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