安倍ちゃん麻生さん、どうせ増税するんやったら、その何倍もの財政出動してや。日本は沈没するで。

指差し小


 世界情勢が今、全く先が見えへん不安定な中で、とりあえず自民党、安倍政権で良かったと思いますね。もし今、あの悪夢の民主党政権やったら、今頃は尖閣も竹島も取られてたかも知れんな。それでもまだまだ不安がいっぱいですね。何べんも書いてますけど、この20年、日本だけがダントツで世界中の「成長」から取り残されてたグラフは、ネットではいくらでも出てきますね。それもこれも、消費税もあるけど、あのおぞましい「緊縮財政」のせいですね。

 日本がずっと間違い続けてきたこの20年、30年、いよいよホンマに今度こそちゃんと財政出動せな、日本は滅びてしまうがな。今、世界中で話題になってる5Gの話にしても、アメリカはファーウェイを外そうと必死やけど、既に4Gの段階で「中国」はものすごいシェアを取ってたわけですね。日本メーカーはもう埒外になってしもてますね。情けない。

 それもこれも、元はといえば緊縮政策のせいやと私は思います。お金がないと何にもでけへんのや。繰り返しになりますが、藤井聡さんらがつくった「令和の政策ピボット」で募金を募ってアメリカからMMTの学者さんを呼んだら、結構まともな報道がされ始めたことを、メルマガ(「令和ピボットニュース(2019年7月22日号)」)で紹介してくれてはります。

 そいうえば私が入れて貰うてるメーリングリストでも話題になってました。不謹慎?かもしれませんが、やっぱり白人で金髪の美人が出てきたら、マスゴミも取り上げるんやな、という話も出てました。そんなもんや、世の中は。ハラ立つけど。このステファニー・ケルトン教授はちゃんと朝日新聞のインタビューも受けてはって、その受け答えが秀逸です。

 <――積み上がった国の債務は返す必要がないのでしょうか。将来世代へのツケになりませんか。
 「では今の世代が前の世代の借金を返しましたか? その前の世代は? ノーです。国の『債務』という言葉を使いますが、これは見方を変えれば、国民の『貯蓄』です。単に国債という形で持たれている円(お金)です。国民の資産であり、富の一部です」>

 <「将来、すべての債務が返されるか。しないでしょう。日本銀行は約40%の国債を保有していますが、キーボードのボタンを押すだけで明日にも無くすことができます。それは事実です。政府は日銀に利息を支払い、日銀は利息の収益を国庫に返します。だから日銀がいったん国債を買えば、それらは効果的に償還できます。買う量に制約はありません。買いたければ全ての国債を明日にでも買えます。国債を将来、返すことができるかなどと心配する必要はありません」>

 <――債務が返されないのであれば政府の市場での信用が失われ、国債を買う人がいなくなるのでは。
 「そうですか? それなら、日銀が全て買い上げればいいでしょう。大丈夫です。リスクはありません。実際、日銀はどんな年限の国債も無制限に買い入れますと公表することによって、短期国債だけでなく、長期国債の金利まで上手にコントロールしていますよね」>

 いやあ、すっきりしますね。こんだけ言うてもまだわからんか?と言いたいですが、人の考えを変えるのは難しいですね。特に自分はエリートやと思てる人はどうしようもないですけどね。あと、日経新聞にもわりとまともな記事も載ってたことを紹介してくれてはります。

 こうやって、私らが「マスゴミ」と罵倒してる新聞にもちゃんと取材させてあげて、しっかり記事にしてもらう、という、私らにとっては気が遠くなりそうなことを一つずつ、ちゃんとやってくれてる藤井さんには感謝、ですね。

 このMMT(理論?)は、別段新しいものでもなくて、中にはバカにしてる人もいるけれど、どっちにしても大蔵、財務省のおかしさを、もうずっと前から指摘してきた人がいたことを、宮崎正弘さんが、今日のメルマガ(「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」)で、読者の声「MMT理論、如何でしょうか?」に答える形でさらっと触れてはりました。

 <なにも珍しい理論でもなく、ましてアメリカ人の発明でもないです。
嘗て丹羽春喜教授が主張していた「打ち出の小槌」論です。政府紙幣を発行し、経済の需要を高めると景気は恢復する。丹羽先生は1970年代すでに、限られたデータを元にソ連の崩壊をいち早く予測した人で、アメリカでの評価が高かった。>
 ほほう、「打ち出の小槌」論ね。聞いたことあるなあ。

 誰に媚びることもなく、正しく物事を理解して発言する人にとっては、当たり前すぎる話なんでしょう。アタマの悪いサヨクはどうでもええけど、財務省に取り入ってご機嫌取りの言説を垂れ流す御用学者にはうんざりしますね。さあ、私らは次は経済をちゃんと取り戻さなあかんのや。20年、30年で失うたものを取り戻すのは大変やけど、今取り戻さへんかったら、日本はもう沈没やで。安倍ちゃん、麻生さん、覚悟しときや(笑)。

【追記(直後)】記事をアップしてる最中に、藤井さんのメルマガが配信されてましたのでリンク貼っておきます(「ケルトン教授の「誠実さ」が浮き彫りにした、「恥知らず」な現代日本。」)。辛坊治郎さんはレベルの低い人やとは知ってたけど、テレビで「MMTは論外!」と絶叫してたんやそうです。こんな奴がテレビに出てエラそうにしゃべってるのが今の日本、ですね(泣)。

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ナニワの激オコおばちゃん
Posted byナニワの激オコおばちゃん

Comments 5

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今回が最後のつもり  

国民がどちらの社会を望むかどうか

国民が生み出した価値を誰かが保証して上げないとダメなんです。現在はそれを政府が国債を発行し債務の形で保障しています。
豊かになりたいと価値を生み出そうとするのに、国債という通貨発行を抑えて経済成長をさせなくしているのが今の日本です。
現在世界の構造は、債務が通貨を生む仕組みであって、それに金利がかかり、中央銀行の株主に流れる仕組みです。
MMTは、それを追認しているのに過ぎませんが、今の日本にとっては有効なものだと思います。
本来は、大西つねき氏が主張するように政府紙幣を発行するのが一番です。マイナスのお金じゃなくプラスのお金を発行する。奪い合いから分かち合いへです。
ただMMTの議論をしないと日本の場合はいきなりそこまでは理解されないと思われます。
財務大臣の麻生さんだって、消費税廃止を訴えてれいわが議席を取ったことに即拒否反応を示しています。麻生さんの場合は、分かってて確信犯でしょうけど。
今の自民公明連立政権、仮に維新が入ろうがこの路線は変わらない、野党でも同じでしょう。

自民党は保守を自称していますが、グローバリズムにどっぷり浸かっていて、経済界の要望は即法案が通ります。世界の富裕層に富を集中させることに協力している訳です。先は世界統一政府です。
日本の社会も階級社会になってきているというか、大企業、メディアや公務員に勤める上級国民というかそういった層と一般庶民になります。庶民に消費税は痛手です。格差を拡大させます。
選挙後、橋下徹がテレビに出て、れいわ山本太郎批判というか、政治姿勢は真逆みたいなことを言っていました。
演説で維新批判、小泉竹中とんでもないってやってるんだし、元々パチンコカジノ批判、TPP推進反対や種子法廃止反対や水道民営化反対、いわゆる移民法反対などやっているんだから敵でしょう。
松井も、規制緩和を推し進めると言っていましたが、大阪では新自由主義を進めるということです。庶民にとってはカジノや万博で恩恵を受けることはなく、消費税がなくなった方がいいです。
自分的には山本太郎の主張する累進課税強化とか総合課税をやられない方がいいので、本当は潰れてくれた方がいいんでしょうけど、結局国民がどちらの社会を望むかなのだと思います。
真正保守政党があって、国民のための政治をやればいいのしょうが、旗頭として人気があって票も取れた田母神さんも桜の水島社長に潰されてしまいましたから。(元々気に入らない人は桜に出させて貰えなくなる)
層化公明批判や、対米自立を訴えていたのですから、潰されてしまうのも当然なのかもしれません。ただ今そういう旗頭になれる人が保守に中にいるかどうかです。

日本が、ニュージーランドやオーストラリアのようにシナ人がどんどんやってきて乗っ取られるのも現実として認識しないといけないでしょう。静かなる侵略です。
沖縄、北海道、大阪ってのは、そういう意味で狙われている、分断する地域としては適確なのだと思います。
百田さんの維新支持は、以前から懸念を多く持っていましたが、シナの脅威は一貫していて(それでなぜ維新支持?)、危なくなったら子供たちは外国に逃がすとかかつて言っていたように思います。
個人的にですがサイン会で会ってみると、青山さんと違ってメディアに出ているときとは違う印象で、愛想もなく裏表があるって言ったら変ですがお金で動く人なのかなという印象は受けました。
青山さんは、メディアに出ているときと全く変わらない人、お金にならないのに一人ひとりにサービス精神が旺盛な人でした。サインも相手の名前入り、一人ひとり写真もOKです。ファンが増えるはずです。
こういう日本に陥っているのも、メディアがアホというか、国民を守るつもりもない、むしろシナや朝鮮の利益をいまだに考えている、日本は洗脳され利益だけ吸い上げられるマトリックスの世界とも言えます。
日本人がそういった部分も覚醒しなければ、財務省の問題含めて解消しないのだと思います。これも戦後レジームの一貫のひとつなのでしょうが、今のままだと日本が日本でなくなる将来は確定します。
過去にそういう危機を感じ取って、ブログで発信していた良質のブログも更新されなくなるものが数多く、結局正しいことを言っても世の中が変えられないあきらめがあります。
三橋さんや藤井先生が正しいことを言っていても、それがメディアが取り上げてくれなければ(今は取り上げても批判ばかり)広がらないということです。特にテレビメディアの影響は大です。
まさに日本の国難でしょうが、神風が吹いて欲しい思いです。

2019/07/24 (Wed) 09:48

kokumin  

財政出動

いつも、楽しく読まさせて頂き、勉強になり有難うございます。

世界の裏方さんが日本政府の財政出動を許すはずがない、と思います。
但し、
財政出動で得た収入を軍事に投入せず、憲法9条を遵守して、
グローバリズムを推進して国力を削ぎ、消費増税で経済を疲弊させる事を条件にすれば、
国益に、恒久的貢献が難しい種類の財政出動にだけ限定して、許可される。

世界を牛耳る為には、全ての国家が正常な独立国家になってはいけないのです。
安倍さん、麻生さんも解っているので、役割分担でやっているだけと思います

日本が正常な独立国家になり、
世界の裏方さんから利用価値がない国家だと認識されたなら、
日本孤立化、日本潰しにあうことは必然。

トランプが、中国・日本・韓国に対する攪乱国家として、
北朝鮮を利用できると想定したから、北朝鮮が存立できるのです。

俯瞰すれば、各国家が啀み合い、足を引っ張り合い乍ら、
お互いに国力を消耗し、正常な国家になれないようにし乍ら、
必要最小限の満足を満たす、自立出来ない狂った国家・片輪な国家にされているのは確然。

世界の裏方は、正常な国家の存立など、絶対認めないのです。

但し、情報・通信技術の進歩で、世界の裏方の存立条件は厳しくなり、瞬間消滅もあると思います。

2019/07/25 (Thu) 05:17

a horse  

・・・
世の中には、おかしな事をいうひとも。

あえて、単純化すれば、
従前、ウィークジャパン派ばかりだったとして、
敵の敵は、、、という兵法、
  ストロング。。。とりあえず、、、

 というところにアピール、ロビーしないで、

 自虐、あるいは脅し、で。

 その人、何がやりたいの・/・

夢物語の〆とは。いよいよ、わきゃわかんね、かながわ:

2019/07/25 (Thu) 11:31

おばちゃんのブログ。いつも好きで見てます。  

To マスゴミの思い上がりを正してほしいさん

ツイート_ _ナニワの激おこおばちゃんのブログ。いつも好きで見てます。更新されました。
https://twitter.com/nekoneko_kurumi/status/1147849512464998400

2019/07/25 (Thu) 11:58

そこつモン  

No title

政府の財政出動に際し、効果的な景気拡大を図るため、お金を国内で循環させる環境を整えている状況なのでしょうか。麻生さんの「よくここまで来た」の言葉に、そんなことを感じました。
  ttps://twitter.com/ssomurice_round/status/1154403926579376128
  国家を無視して税金逃れをしたい企業が、国家に不満を持つ貧困層を扇動している。
  金の力で各国の政治や司法、報道を懐柔している。
  このメカニズムが世界中にネットワーク化されている。
  この構造がわかれば、世界を俯瞰して見ることは、極めて容易になるだろう。

  GAFAの税逃れ防止へ統一ルール取りまとめへーデジタル課税
  https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-18/PUT9TG6S972901
  20カ国・地域(G20)は9日、福岡市での財務相・中央銀行総裁会議で、
  グーグルやフェイスブックなど巨大IT企業の課税逃れを防ぐ国際的な
  「デジタル課税」の統一ルール取りまとめを進めていくことで一致した。
  ただ、米欧中などの利害が絡むため、経済協力開発機構(OECD)が
  目指している2020年末の最終合意に向けて難航する恐れもある。
   共同声明には、OECDの作業計画を承認することを明記した上で、
  2020年までの最終報告書によるコンセンサスに基づく解決策のための取
  り組みをさらに強化するとした。麻生太郎財務相はG20閉幕後の9日の
  記者会見で、福岡G20での2大成果の一つに挙げ、各国の認識が狭まり、
  声明文に明記することができたことについて「よくここまで来た」と評
  価した。
(略)

MMTを苦心して解説されています。MTTが孕む危険性にも言及しています。ツンデレ解説?
『GDPを上げる意義は国防のため』を読み終えて、それが富国強兵を現代風に言ったものだと気づきました(汗)。
  ttp://ganbanihoniba.tou3.com/経済/
  (略)
  そこで経済の記事を書いた理由ですが、まず財政赤字論の馬鹿々しさを
  理解して貰うことと、共通な認識の上で、若し日本がMMTのような経済
  政策に舵を取ったとき、日本経済はどうなるのか、米中経済摩擦の真の
  要因は中国のMMT的政策だからではないか、日米関係はどうなるのか、
  とかを皆様と論じたいためが目的でした。
  (略)
  「これ以上便利さを追求すべきでは無い」とか「これ以上の経済発展は
  不要」とか言っている大学教授(注3)がいましたが、分らないでもありま
  せん。質素な生活をして幸福を追求するのが彼の理想なのでしょう。でも
  その理想郷を作っても国防力が無ければ他国によって邪魔されるのです。
  そしてGDPが高くないと必要な国防力も得ることは出来ないのです。
  究極のところ、GDPを上げる意義は国防の為となります。
  (略)

2019/07/26 (Fri) 12:02

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