地球史上最大?の台風!災害大国やからこそ普段からお互い助け合うてきた日本人。
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ナポレオン・ソロ
いやあ、凄い台風ですね、中心気圧が915hPaって言うから、風台風かと
思いきや雨台風だった、然も500㎜/hを超す豪雨、各地で主要河川が氾濫、
堤防の決壊が相次いでいる。
加えて、風は未だ、975hPaという、中型の台風並みの気圧と勢力範囲を
保っており未だ東北に居るのダカラ、東北・北海道なんて生の台風の経験が
乏しい処では、雨に対する防災設備が欠けて居る畏れがある。
堤防の丈も低いだろうし、河川や建物の防災構造も東京・横浜並みなら、
床上浸水で多くの人が、罹災するでしょうね、台風一過のTVは、おそらく
この話題で持ちきりになるでしょう。
でも流石に災害大国日本で、調べると是に匹敵する台風が観測史上幾つも
有ったと言うのだから吃驚する、就中、昭和33年9月27日に伊豆半島に上陸
し、伊豆の狩野川流域を氾濫させて、死者。行方不明者850人以上を、更に。
関東地方を襲って、総計1200人モノ死者・行方不明者を出した、狩野川台風
と言う雨台風が有りました、私は是まで、伊勢湾台風が過去最凶・最悪だと
思って居ましたから、やっぱり日本は、災害大国だなあと思います。
然し、この記録は、気象観測を科学的に開始してからの話ですが、列島には
太古の昔から台風も地震もあったわけで、防災措置として、高くて頑丈な堤防
を築く技術が無かった昔は、当にやられっ放しですから、日本人が、自然を懼
れ、天を畏れて、御鎮まり戴く事を庶幾って、悪事を諫め、身を慎む事位しか、
手立てが無かったんやなあ、と思います。
人間を取り巻く自然環境の違いが、民族の感性の違いや価値観の違いを生んで
居るんだなあ、としみじみ思いますね。
(名前不明)
小生その昔、豪雪地帯に3年間暮らした経験があります。
そこに赴任した最初の冬は積雪が3m。でも、早朝からブルト―ザーが雪掃きして生活道路を確保するので生活には困らなかった。
で、雪に囲まれ嫌けをさしていた時に60km離れたその地方の中心都市に乗用車で出掛けた、しか~し行く途中道の脇の雪の壁に突っ込み脱出できずいた。これは困ったぞと途方にくていたが、そのうち対向車が数台やって来て、即座に車の脱出を手伝ってくれてことなきを得た。
そして、下宿していた小母さんにこの顛末を言うと返ってきた言葉がこう。
「雪国では当たり前のことお互い様で、そうしないと生きていけないだよ」と。
これを聞いて納得、こうして土地の人達は厳しい雪国の生活を乗り切って来たんだと思った。
この精神が日本人なんですね。「お互い様」ってことですね。
災害大国の厳しい日本の自然環境が日本人を形造って来た訳です。
でも、今の社会風潮はこの美徳が失われるつつあるので、寂しい限りです。