山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

「水道水」VS.「井戸水」 ㎥単価比較

2018-06-19 | 省エネ
 省エネ・節電ネタとは少し外れるのですが、気になっていた水道水と井戸水の単価比較をしてみました。
以前ご紹介していたようにリフォームを機に上水道を引くことにしました。(参考:「我が家にもやっと水道が・・・」)

 工事は6/1に完了し、至極快適な生活ができるようになりました。水道に切り替えたことにより、シャワーのストレスなどがまったくなくなりました。唯一気がかりとなっていたのが、井戸水の使用方法です。リフォーム後は、飲用や煮炊き用水以外は水道水を使用するようになってしまいました。本来水道を導入したのは、シャワーや洗濯時のストレスを解消するためのものであって、「この選択は本当に正しいのか?」との疑問がありました。そもそも井戸水を残したのは何のためかということでもあります。

 そこで水道水と井戸水のコストを比較検討してみようと思っていたのです。
水道料金は、基本料金+従量料金となっております。井戸水も本来ならば設備費用やメンテナンス費用も計算に入れなければなりませんが、今回は水道水と井戸水を併用するということですし、井戸水も長年使用しているので減価償却も終わったということにして計算にいれないこととします。
 また、水道料金の基本料金も考慮しないこととし、従量料金部分の㎥単価(我が家で適用されるであろうとされる単価)でコスト比較をすることとします。

 小城市の水道料金表によりますと11~30㎥の単価は、160円(税込み172.8円)となっております。

 さて、我が家で使用している井戸ポンプの仕様は次の画像のものです。


 銘板によりますと揚水量を34ℓ/分、定格消費電力830Wとなっております。そこで、揚水量はそのまま使うこととして、消費電力を約2割増しの1000W(1kW)として試算してみます。
 1㎥の水を揚水するためには、1,000/34≒29.4分間ポンプの稼働が必要です。これを約30分として、これに要する電力量は1,000(W)×0.5(時)=500Wh=0.5kWhとなります。
 これを電気料金に換算すると@26.40円/kWh×0.5kWh=13.2円となります。ここで使用した電力量料金単価は、現在契約している九州電力の電化でナイト・セレクトの夏冬平日昼間(一番高い)を使用しておりますので、平均すればもっと単価は安くなります。

 水道水/井戸水=172.8/13.2≒13.1

と予想していたことではありますが、少々愕然とする結果となりました。

 ということで、できるだけ井戸水を使用した方がお得だということです。ただ、節約できる金額は数百円~千円程度ではありますが・・・。
塵も積もればという諺もあることですし、どちらの水栓を開くかだけの違いですので何の苦労もありません。

 井戸ポンプを交換して10年以上が経過しておりますので、いつ壊れても不思議ではありません。節約した金額で交換費用の一部でも
出てくれればと思っております。




 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。