DVシェルターに入所してDV夫と離婚した体験談ブログ

DV夫との結婚生活は2年間。DVシェルターに入所後、離婚調停をおこない、DV夫と離婚しました。DVシェルターでの生活やシェルターを出たあと、その後についてブログにつづっていきます。

DV被害者のDV克服法!どうやって乗り越える?

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DVは被害者が変わらない限り終わらない。でも、DV被害者が克服しなければならないこともあります。

私がDVシェルターに入所していたとき、こんな女性と出会いました。DVシェルターに何度も入所しては、DV夫のもとへと戻ってしまう。こんなにも心と身体に傷を負っているのに、どうしてなんだろう?DV被害者も乗り越えなければならない壁があるようです。

思い当たるところはありませんか?

DV被害にあっている人、あったことのある人は、こんな状態になっていませんか?

 

相手の顔色をうかがう

DV加害者を怒らせると、自分に対する暴食や暴言がひどくなったり脅されたりします。そのため、なるべくDV加害者を怒らせないようにと、顔色をうかがってしまいます。

これがクセになると、DV加害者だけに対してだけでなく、家族や友人などに対しても顔色をうかがうようになってしまいます。

 

言いたいことが言えない

自分の発言に対して、加害者が突然怒鳴ったり怒り狂ったりするため、DV加害者に話すことをためらいます。そして、DV加害者だけに限らず、誰かに話をするとき、言葉を慎重に選びすぎるようになってしまいます。

 

自信をなくす

何をしてもDV加害者から認められることがなく、DV加害者から人格を否定するようなことを言われるため、自分に自信が持てなくなります。

「おまえはダメな奴だ」「ここが悪い」など言われ続けると、まるでそれが本当のような気がしてしまい、自信がなくなります。

 

DV被害を受けた人は思い込みを克服しよう

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DV被害者は、DV夫やパートナーからDVを受けているのは「自分が悪いから暴力を受ける」という思い込みが少なからずあります。これが進んでいくと、暴力を受け続けているうちに自己否定し、うつ状態、無気力になってしまうことまであるそうです。

私がDV夫と結婚生活中は、確かに、夫だけが100%悪くないのかもしれない。お金のことでケンカになり、私も言い過ぎるところがあったのかもしれない、そう思っていました。

「私ってダメなのかなぁ」「私が発言するからこうなるのかな」「私が悪いの?」「私って・・・」私、私、私・・・。自分にしか目をやることができず、完全に縮こまっていました。

「そんな男、有無を言わさずさっさと捨てりゃいい」って、今なら思うし、以前もそう思ってました。でも、実際にDV夫と過ごしてみると、洗脳されるというか、不思議と自分に自信がなくなっていくのを自覚しました。

今は元夫と離れることによって以前の自分に戻り、世の中にはあんな人もいるんだなぁと客観的に見れるようになりました。

 

DV被害の克服にはまず相談

DV被害を受けている人は、親・兄弟、親しい友人とのつながりを断たれている場合が多いそうです。実際に私も交友関係を断たれていました。男性の連絡先は全て削除、女性の友人でさえ、連絡を取り合うのを元夫は嫌がっていました。

こんな状況だと、なかなかDVから逃れられないかもしれません。もしも、これってDVを受けているのでは?と思ったら、まず誰かに相談することが大切です。

誰かに相談することで、あなたがおかれている状況を客観的に判断してもらうことができます。

客観的に自分をみることがまずはスタート。そして、DVから抜け出す方法は、将来のことを考えるポジティブな発想を持つこと。明るい未来が待っている、明るい未来にしたい、そう思いませんか?

私がDV相談窓口に電話したとき、ここから抜け出して、子供と2人で楽しく過ごす!そう決心しました。今は、想像していたよりもずっとずっと楽しく、自由に過ごすことができています。