快聴亭夢想録

戯休「今日はエプソンの超単焦点プロジェクター『dreamio　EH-LS300』のお話。」
芸術家「ううん♪　主殿も一時期は超単焦点に興味津々だったけど、今はどうさ？」
戯休「勿論興味深く注目はしている。　だけどやっぱり難しそうというのが先に出てしまってね・・・・。」
修道女「そもそもそんなに難しく考えるものなんでしょうか？」
戯休「スクリーンの平面性とか言われるとどうにもね。」
芸術家「だからパネル式スクリーン推奨になるって話は知っているさ？」
戯休「俺が自分で使うシーンを考えると、どうしてもロール式で垂らす形になるからねぇ・・・。　それでもしうまく映せなかったらと思うと怖過ぎる。」
修道女「それで駄目だった場合、製品の所為では無くて全部主殿が悪くなっちゃいますもんね。」
戯休「ちょっと分が悪過ぎる。　本腰入れて対策を行えば活きるとは思うけどもさ。」
芸術家「さもなくば、眉間に皺寄せてまで拘らない寛容さがあれば問題ないさ？」
戯休「それが無いから困るんだってば・・・。　さて、今日のこれ自体の話だけど・・・前にエプソンの超単焦点の際にも取り上げたのは憶えてる？」
修道女「取り上げたのは憶えてます。　解像度も4Kあって、かなり気に入ってたような・・・。」
戯休「今回は4KではなくフルHD解像度なんだわ。　そしてオーディオ機能もヤマハ製の2.1chスピーカーが内蔵されてたりする。」
芸術家「ううん♪　解像度は少々物足りなく感じちゃうけど、オーディオのほうは何か豪勢さ？」
戯休「ただエプソンが自社で入れたというよりは箔も付くし、何より安心感が凄い。」
修道女「一番主の画にしてみれば天下のエプソンですしね。」
戯休「それはBluetoothスピーカーとしても使えるし、Android TV機能もあるから単体使用も出来る。　価格は直販で税抜24万円だけど、これだけで済むのであればむしろ安いくらいかもしれない。」
芸術家「最近の超単焦点はそういったオールインワンを突き詰めて来るものさ？」
戯休「で、ここで何故俺がこれを取り上げようと思ったかの話をしよう。　最初はそのつもりはなかったんだけどね。」
修道女「・・・えーと・・・余程ネタがなかっやんですね・・・・？」
戯休「そうともいえるしそうでないともいえる。」
芸術家「要らぬテンプレ問答は面倒だから省くさ？」
戯休「あい。　いやね、昨日の夜の話なんだが・・・姉に何で今プロジェクター流行ってるの？なんて聞かれたわけですよ。」
修道女「ふぇ？　流行ってるんですか？」
戯休「統計取ったわけじゃないから知らんけど。　何でと聞いたところ、最近各所のインスタとかでプロジェクターを使っているところを写す人が多いそうなのよ。」
芸術家「そうなのさ？　主殿はそれをやっていないから知らなかったって事さ？」
戯休「単なる蠅・・いやさ、ただの映えの格好付けの可能性もあるんだけどね。　でも姉にそういう人はTVどうしてるの？と言われて、もしかしてスマホ試聴がメインによるTV不要論が俺の想像以上に広まっているのかとも思っちゃったりしたわけ。」
修道女「あ、前にTVに繋げずとも設定できるというレコーダーの時に話をしたやつですよね。」
戯休「そうそう。　で、流石にスマホで満足できなかったり、複数人で楽しむ場合にはプロジェクターの出番なのかとね。」
芸術家「でも、最近は大型TVも馬鹿みたいに安いさ？　そっちにはしないさ？」
戯休「ぶっちゃけ、女性視点だとあんな四角くデカい板、可愛くない上にジャマジャマ―ジャメストだろう。　男なら大画面is浪漫なのだけど。」
修道女「でも、プロジェクターだってスクリーンが・・・・あっ・・・壁ですか？」
戯休「うん。　聞くところによると一様に壁に照射してるらしい。　であれば、今回のこれの様な機種が幅広く支持されてもおかしくない。」
芸術家「世の中分からないものさ・・・？」
戯休「まぁSNSの為だけにアナログレコード店に入って、写真だけ撮って出るような蠅に比べれば雲泥の差。　身を切って購入し、その上で楽しむというのであれば是非も無し。　映えとどちらが副産物なのかはこの際さて置くけど、それでもジャンル嗜好者からするとどこか嬉しいものさぁ。」
修道女「そういう方々相手なら正直4Kも不要でしょうし、むしろ丁度良いのかもしれないです。」
戯休「だと思うよ。　そういう見方をしていくと、俺一人の主観による価値よりも遥かに高いものになる。　それがまた面白いわけで。」
芸術家「ううん♪　でもそういう室内生活の充実に対する熱意がコロナ禍のせいだとしたら複雑さ？」
戯休「もうここに至れば、そればかり憎んでも仕方がない。　そんなものに負けず楽しんでいるんだという事を存分に知らしめてあげてください。」