海外では一般的な演劇教育。演劇の体験レッスンに行きました。
こんにちは。今回は、演劇の教育効果について考察したいと思います。
欧米では、演劇教育が盛んで、コミュニケーションの育成などのために、必修科目にもなっている国もあるそうです。
日本では、演劇&ミュージカル教室は、子役や芸能活動などのイメージか先行していて、習い事としてはあまりメジャーではありません。
しかし、これからの時代は知識重視の学習(認知能力)だけではなく、テストでは測ることができない人間力など「非認知能力」が重要だとも言われています。
演劇には創造性や積極性などが求められるので、非認知能力を伸ばす効果が期待できる注目の習い事ではないかと思っています。
演劇教育で期待できること
- 表現力が身につく
- コミュニケーション力が身につく
- 言語力を伸ばす(英語の習得が早い)
- 人前で話す度胸がつく(プレゼン力?)
- 歌のレッスンがある所は、音楽も学べる
- ダンスレッスンあり(中学で必修)
演劇が、海外の教育の間で人気なのは、コミニュケーション力を高めてくれるからです。
人前で堂々と話す技術、表情、身振り手振りを使って意思疎通する方法、相手に伝わりやすい発声発音の方法など、コミュニケーションスキルの全てが演劇を通して身につくことが期待できる。
意外なメリットとしては、演劇経験者は英語習得が早いという特徴があるそう。(※確証のあるデータであるかは不明)
セリフを覚える力、話し方、表情や仕草を真似る力を下に表現する力と言うような発声方法など演技でつけた力は英語習得も生かされるのではないか。
参考
欧米やアジア諸国など、海外の教育事情についても、ざっくりと知ることができる本です。
演劇の体験レッスンへ
息子を子役に!という気持ちは皆無ですが、教育としての演劇に興味を持ち、先日演劇教室の体験レッスンに行ってきました。
今回体験した教室は、本格的な演技レッスンというものではなく、ダンスや劇あそびなど、子供が楽しめるカリキュラムが組まれていました。
子役を目指している生徒も一部いるようです。
レッスンの内容は…
- ダンス(ステップなどがあり年中児には難しそう)
- 好きな食べ物とその理由を答える(質問や発表をする)
- 集団で体を使ったゲーム
- 喜ぶ、飛ぶ、寝るなどを体で表現する
体験したクラスは、幼児と小学生の混合でしたが、小学生が8割以上でした。色々な世代がいることで、自分より下の子を思いやることなども学べるメリットもあるそうです。
体験レッスンを終えて
息子は体験レッスンをとても楽しんでいましたが、結局入会はしませんでした。
理由の1つは、演劇を習うのは小学校以降でも遅くはないと感じたから。むしろ幼児(特に思考回路が単純な男の子)には、時期尚早かなとも思いました。
個人的に、演劇は娘がいたら習わせたかったです。男の子はチームスポーツを習った方が、コミュニケーション力や度胸がつくのではないかと思いました。
子役になるには多額の費用がかかる…
第一線で活躍している子役達は、精神的に大人びている印象があります。例えば芦田愛菜ちゃんは、中学受験をして、難関中学に通っているそうです。
もしかしたら子役活動が、学習面においても良い方向につながったかもしれません。
しかし、芦田愛菜ちゃんの代表作「mother」というドラマを見たことがありまして。当時5歳で(息子とほぼ変わらない)あの演技力…演劇関係なく元からポテンシャルが高いようにも思えますが。
本格的に子役を目指すのであれば、芸能事務所(養成所)に入るのがよいのですが、調べてみると入所金や月謝が高い!(お受験教室並みかそれ以上かかる…)
大手事務所ならボイストレーニングなど充実したレッスンを受けられるし、子役として成功したら元が取れるどころか親より年収が高くなる可能性もありますが。
そして、私立の学校は芸能活動を禁止しているところも多いので、学校選びにも少し注意が必要です。
子連れでミュージカル観劇
今度、劇団四季の「ライオンキング」を観劇予定です。
私はミュージカル素人ですが、ライオンキングは以前に観に行きました。子役達の演技のレベルが高いし、生の舞台は迫力もあり、想像以上に素晴らしい舞台でした。
息子は初のミュージカル観劇なので、途中で飽きたりしないかなど心配事もありますが、今から一緒に観に行くのが楽しみです。また後日、ブログで感想などまとめたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。