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かなとこ雲は積乱雲の発達した証

台風後にかなとこ雲

台風10号は去った

台風10号が去り、海のうねりも無くなったころ、仕事が終わる。

帰路、車を走らせる。

昨日までの天気が嘘のように空は青く、海に波は無い。

それにしても今回の台風10号のうねりは強かった。

台風が屋久島の西を通過したので余波は通常ならあまりないはずだが今回はうねりにいじめられた。

何処の海もほとんどクローズに近く、水中は濁り、真っ暗。

そんなことを考えてる今が嘘のよう。

高速道路の脇を見れば珍しい雲がある。

かなとこ雲

かなとこ雲

何やらキノコのような形、上が平ら。

エリンギの上の部分に似ている。

そんな雲が三浦半島・房総半島の方角に並ぶ。

かなたと雲

下には積乱雲、その上にエリンギ雲が乗っている。

どことなく紅茶キノコを想い出す。

きっと雲の下は大雨。

上から下まで雲。

台風後も豪雨

台風が去ったばかりなのにもう豪雨が降っている。

関東の下1000km南、小笠原諸島の辺りには大きな雨雲があり台風になりそうな雰囲気。

雲の渦が巻き始める。

今度は本州直撃の恐れあり。

台風11号

成田・水戸に巨大かなとこ雲

正面に巨大かなとこ雲

妖しい雲を横に見ながら走っていくと正面に大きな雲が出現。

なにか不気味な雰囲気と大きさ。

正面という事は東京・千葉?

さらに遠く?

雨雲の状況をスマホでググルと成田と水戸が真っ赤な大雨状態。

かなとこ雲

巨大なかなとこ雲

さっきのエリンギ雲どころの大きさではない。

積乱雲の上に巨大なかなとこ雲が二重にかかる。

雲の下は夕立どころではなく、豪雨・強風・雷・ヒョウに竜巻?

かなとこ雲

それにしても大きい。

東京がすっぽり飲み込まれそう。

きっと原爆雲よりもはるかに大きい。

パワーもめちゃありそう。

かなとこ雲とは

かなとこ

かなとこ雲のかなとこは鉄床のこと。

金属を成型する時にハンマーで叩くときの金属の固い台。

鉄床

胴が細く上面が平らで形が似ていることから、かなとこ雲と呼ばれる。

積乱雲が巨大に発達した雲

積乱雲が発達し大きく上層に雲が発達していくが成層圏まで雲は上昇できない。

成層圏の手前で横に広がり、エリンギの傘状に横へ広がっていく。

かなとこ雲とは積乱雲が発達して巨大化した状態。

かなとこ雲の下では

積乱雲の下は激しい雨やヒョウ、雷、ダウンバーストなどの冷たい強風が吹く。

かなとこ雲はその影響が大きく、時間も長くなる。

注意が必要な天候のひとつ。