【れんこん】旬:11月~3月

 

 
身体の余分な熱をさまして、潤いを与える作用があります。
 
 
特に肺を潤して働きを高めるので、のどの渇きや咳、痰などの解消に効果的です。
 
 
また、血の巡りを改善します。


抗酸化作用も高く、アンチエイジングや、スタミナ増強にも効果的♡


カリウムが豊富で高血圧の予防、浮腫み改善にも効果的。
 
 
加熱すると消化力をUPする作用が強くなり、食欲増進や慢性の下痢の改善にも効果的です。
 
 
お腹の調子を整えて、肌をキレイにする効果も。
 
 
◆選び方◆
 
重みがあり、皮にツヤがあるもの。
切り口が白くてみずみずしいもの。
切り口が変色したり、穴の中が黒い物は選ばない。
 
 
画像はお借りしています。
 
[体質]血虚、瘀血、陰虚、陽熱
 
[性味]甘/寒
 
  ※熱を加えると・・・甘/平
 
[帰経]心、脾、胃
 
[効能]止渇、生津、清熱、潤肺、涼血、化瘀
 
   ※熱を加えると・・・健脾、開胃、止瀉、固精
 
[適応]肺熱、下痢、貧血/止血
 
   ※熱を加えると・・・吐き気、胃の不快感、下痢
 
[作用]下痢、食欲増進、スタミナ増強、咳、痰、出血、老化防止
 
 
◆主な栄養素◆ 
 
食物繊維、鉄、ビタミンB1、2、C、タンニン、カテキン、ムチン
 
 
◆オススメ食べ合わせ◆
  
ゆりね・・・肺や心を潤して空咳を止めたり、不安感や不眠、精神症状を安定させる
 
※なつめ・・・相乗効果で血液を補い、養う
 
※粳米・・・胃腸強弱の下痢や腹痛の改善、虚弱体質の高齢者の体力増強
 
※もち米・・・虚弱体質の改善や体力増強
 
※蓮の実・・・肺を潤し、風邪の予防や抵抗力の増進、乾燥による出血にもよい
 
 
◆ワンポイントアドバイス◆
 
れんこんの絞り汁を飲むと、鼻血や不正性器出血など、さまざまな出血に止血効果が期待できます。
 
  
◆注意点◆
 
冷えがある人は生食は控えましょう。