古代日本の歴史を謎解き

１５代応神天皇の子供、仁徳天皇
その子孫で、２５代武烈天皇まで９人の歴代天皇が紹介されています。
事実
大阪湾岸南部　堺市付近に多数の大型の前方後円墳がある。
「倭の五王」は、この９人の中の五人
倭の五王の記事では
朝鮮半島支配に軍を出すが、支配かなわず軍を引き上げる。
倭の五王は421年から478年、継体天皇即位は５０７年
この９人は４００年代（５世紀）の人物である。
そして、この９人は継体天皇の祖先ではありません。

日本書紀に記載されている武烈天皇異常な行動
・孕婦の腹を割きて其の胎を観す。
・人の爪を解きて、芋を掘らしめたまう。
・人の頭髪を抜きて、梢に登らしめ、樹の本を切り倒し、昇れる者を落死すことを快とした
・人を塘の樋に伏せ入らしめ、外に流出づるを、三刃の矛を持ちて、刺殺すことを快とした
・人を樹に昇らしめ、弓を以ちて射墜として咲いたまふ。
・女をひたはだかにして、平板の上に坐ゑ、馬を牽きて前に就して遊牝せしむ。女の不浄を観るときに、湿へる者は殺し、湿はざる者は没めて官やつことし、此を以ちて楽としたまふ。
『古事記』と『日本書紀』とでは、武烈天皇の伝承にかなりの食い違いが見られる。
現在でも、異常性格の人物です。
大きな古墳を造る為には、沢山の人々を集める必要があり
かなりの重労働を課せているわけです。

ここからは私の想像です。
この９人の天皇は、奈良大和の一族手はない。
既に、奈良の地で物部氏、海部氏、大伴氏らを従えて力を付ける大和朝廷一族
古墳時代は、大阪に大きな権力を有する仁徳一族がいたが
・朝鮮半島出兵
・大きな古墳の作成
と人々を苦しめる政策で崩壊し大和朝廷一族の支配下にはいった。
既に大きな古墳群があるので天皇家の一族として紹介された。

では、この時代の大和朝廷の王は誰だったのでしょうか？
次に進みたいと思います。