2018年08月07日
すぐに楽器を買えないけどどうしよう
こんにちは。最近は文春砲でワセオケが騒がしいようですね。
私はここのOBの知り合いがいるのですが、団員はウン百万円以上の楽器を所有していることが珍しくないと聞いています。なので経済的に余裕がある学生が多いため、今まであまり問題にならなかったのかもしれません。
私は平民以下の人間なので僻み半分で書きますが、クラシック音楽をやれる人は、プロアマ問わず富裕層に属するのは間違いありません。私が弦楽器をやれたのは、四十代の一時期に、たまたま多少金銭的余裕があった時期に恵まれたからです。
それがなかったら、一生やる機会はなかったでしょう。現在は家族のこともあり、音楽をおもいっきりやり続けるのは難しいですもん。
とはいえ同じような環境や境遇の人で、弦楽器をやってみたい人には、諦めないで是非一度はやってもらいたいのです。人生何事も経験すれば景色が変わりますから。
弦楽器を習う上で一番のネックは楽器の入手です。当面購入する余裕が無い場合は、どうすればよいかを考えてみました。
●方法は4つ
1.レッスン時に楽器を貸してくれる教室を選ぶ
2.弦楽器店や専門店のレンタル楽器を利用する
3.持っている友人から借りる・譲ってもらう
4.楽器をもらえる音楽教室を選ぶ
1.レッスン時に楽器を貸してくれる教室を選ぶ
大手・個人の音楽教室を問わず、意外と多いです。ただし用意されている楽器は廉価なもので、メンテナンスは必ずしも十分とはいえません。また楽器を自宅に持ち帰れる教室は非常に少なく、家では練習できません。まあ最初だけ凌ぐ方法ですが、そういう人は少なくないですよ。
2.弦楽器店や専門店のレンタル楽器を利用する
月数千円程度で貸し出している楽器店や弦楽器工房があります。たしかヤマハ系でもやっていますね。メリットは将来その店で購入すると、今までのレンタル代金分を引いてくれたり、割引価格で購入できるところが多いことでしょうか。また楽器にトラブルが発生した際に、修理代が込みになっていることが多く、万一の場合の安心です、
3.持っている友人から借りる・譲ってもらう
辞めちゃった人にお願いすると、案外貸してくれることがあります。それでもしばらく使われていないものなら、本体の点検や弦張り替え、弓の毛替えは、自腹で行う覚悟は必要です。また破損は常に気を付けなければなりません。なお弦楽器はこれらの定期的なメンテナンス費用について、常に意識しておく必要があります。そのうち譲るよと言われればラッキーですね。
4.楽器をもらえる音楽教室を選ぶ
この制度がある教室は、利用したことがないのでよくわかりません。しかし教室側は損してまで楽器を提供できないので、楽器分をレッスン料に一定期間上乗せしていると考えられます。楽器が不要な場合は、その分レッスン料も安いと思われます。
楽器がすぐ欲しい人には現物が納得できれば悪くはない制度かも知れません。ただし所定の契約期間より早く退会してしまうと、楽器相当分の残額を支払う条件と思われます。その点を申込み時に確認して、納得する必要がありますね。
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何度か紹介していますが、ヴァイオリンなら鈴木などの信頼できるメーカーのセットなら、5万円代でも十分と思います。チェロはなかなか難しいですが、恥ずかしがらずにいろんな人に声をかけると、安価で譲ってもらえる可能性はあるのではと思います。
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