みなさん、こんにちは
少しずつ暑さが和らいできて、
過ごしやすくなってきましたが、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はコミュニケーションに関するお話です
発達障害のお子さんの中には、冗談が通じず、
お友達がふざけて言ったことでも、
本気で言われたと感じて傷ついてしまったり、
からかいに対してどう対処したらよいのかわからず、
パニックに陥ったり、泣き出したり、
時には手を出してしまうことがあります
では、こんな時どうしたらよいのでしょうか?
もしも、お子さんがお友達からのからかいに悩んでいるようならば、
ぜひ、次のようなことを話し合ってみて下さい。
- からかわれた時どうするか -
①「やめて!」「嫌だ!」と伝える
まずは、、嫌なことは”嫌だ!”と自分の気持ちを伝えましょう。
低学年のお子さんや、コミュニケーションが苦手なお子さんには
少し難しいかもしれませんが、どうして「嫌だ」と伝える必要があるのか、
といった理由も一緒にお話してあげて下さい。
また、お家で練習してみるのもいいかもしれません。
②その場を離れる
発達障害のお子さんの多くが、気持ちの切り替えが苦手です。
気持ちを切り替えるためにも、パニックになる前に、
嫌なこと状況に陥ったらまずはその場を離れるように教えてあげて下さい。
また、「放っておく」や「無視をする」のように、抽象的で想像しにくい
言葉ではなく、「その場を離れる」「保健室へ行く」等のように
具体的で想像しやすい言葉を使って説明してあげて下さい。
③周りの大人、先生に助けを求める
からかいがいつまでたっても治まらない等、嫌なことが続いたり、
自分の力だけでは解決できないというときは、
学校の先生や、周りの大人に相談するようにしましょう。
話をすることで、気持ちが少し落ち着きますし、
学校の先生であれば、相手の子と話をし、
からかいを無くしてもらえるかもしれません。
全て抱え込まずに、助けを求めるという方法もあるという事を
教えてあげるといいでしょう
いかがでしたか?
もうすぐ新学期が始まります!新学期が始まる前に、
一度ご家庭で話し合っておくと、よいかもしれませんね