こんにちわ、サトシです。
あなたや、お子さんのアレルギーを根本的に治すのなら
アレルギーの数多くの原因を知っていなくてはいけません。
ですが、これは体質改善のカテゴリーなのでこれを知っていても
治るのはかなりの時間がかかります。
そこで、あなたにはアレルギーの本当の原因よりも先に知っていてほしいことがあります。
それは・・・
「ステロイドの正しい使い方」
ここであなたはこう思いませんでしたか?
「ステロイドって副作用が強いんじゃ・・・」
「リバウンドするし使っても意味ないし・・・」
「結局ステロイド頼りかよ・・・」
そうです、私はステロイドに頼ります!
悪気なくこんなことを言ってしまいましたが、
ステロイドはすばやくアレルギーのかゆみなどを抑えてくれるのです。
私も以前はステロイドに対して悪いイメージを持っていました
以前指導していただいた先生からは最初にステロイド剤を処方されましたが
そのときに僕は「副作用があるしステロイドは・・・」と言いました
それを聞くと先生は
「使い方を間違えている、まずはかゆみを抑えるのが先決なんだ」と怒っていいました
アトピー性皮膚炎などで悩んでいる子どもは必ず「かゆみ」に苦しんでいるはずです
このかゆみを取り除くのが先決だったんです
そこで、今回はステロイドの正しい使い方をお伝えしていきます。
ステロイドの正しい使い方
①ステロイドは、アトピー性皮膚炎での炎症(赤み、かゆみ、じゅくじゅく、など)を
改善する薬ということを正しく認識することが大事です
②ステロイドの基本的な使い方を理解しましょう
アトピー体質そのものが変わるわけではありません
また、炎症が再燃し、ステロイドが必要になります
ですからステロイドを使用するに当たっては、どのような時に、どのくらい使うのか、
いつ止めるのか、
そのような基本的なことをよく理解しておく必要があります。
塗り方のコツ
<十分な、強さ、回数、量、範囲、期間、が必要です。>
①.強さ
ステロイドには五段階の薬がありますが、医者の処方に従って適切な使い方をしましょう
皮膚の薄い顔には弱いタイプのものを使いましょう
②.回数、量、範囲
回数は、原則として1日2回ぬります。
1回では不十分ですが、回復期には1回でも十分です。
範囲が広い時は指先だけでなく、手のひら全体で。
病変部全体に、まんべんなく、おおいつくすようにぬります。
厚くぬる必要はありません。うっすらと光るくらいで十分です。
大人の人差し指の先端から第Ⅰ関節部まで5gチューブから軟膏を出すと、
大体0.5gとなります。
下の画像は、おおよその目安です。
③.期間:これが一番大事!
ステロイドはかゆみなどのの炎症があるときに使います
3~4日使えば炎症はおさまりますが、ここでつかうのをやめてしまう方がほとんどです
処方された量は使い切り、その後また診察を受けてください
そこで新しくステロイドやそれ以外の薬を処方してもらうようにしてください
確かにステロイドには副作用があります
ですがそれをおそれるあまりに中途半端に使っては良くなるものも良くなりません
①.必要な時には十分ぬる
②.定期的に受診して皮膚の状態を観察していく
そうすれば心配することはありません。
まとめ
◆ なぜ、ステロイドを使うのか、どのくらい使うのか、いつ止めるのか、そのような基本的なことをよく理解しましょう。
◆ 副作用を防ぐには、こまめな経過観察が大切。(定期的に受診しましょう。)
◆ 保湿剤を併用する。
◆ プロトピック軟膏を併用する。特に顔面、頚部には効果的。
◆ アトピー性皮膚炎はス外剤だけで治すものではなく、スキンケアやライフスタイルの
見直しも大事です。
現在はアレルギーの方が増え、ステロイドの開発も盛んです。
副作用が少なく、効き目のある薬が増えました。
ステロイドに対して今まで不信感を抱いていたあなたも今回を機会に
病院で処方してみてはいかがでしょうか?