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欧米人へは「ハッキリと言え」の洗脳で日本人が失敗する例1

以前、こんな事があった。

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この話しは他の方からも聞きますし、私自身も経験してきた。日本の昔の教育上で「外国人へはYes,Noをハッキリ言いましょう」と習ってきた方が多いと考えてます。またはステレオタイプで、思い込んでいるのかもしれません。

ですが、自分の意見や何も述べず「NO!」と突然言いだすと失礼というより、何を言っているんだ?と疑問になるのがどこの国でも当たり前です。特にイギリスの場合はしっかりしている企業ほど凄く遠回しに意見を言ってきます。

私自身も、文化の違いを分かっていない時、失態をしてしまいました。非常に分かりにくいのです。

ビジネスの文化の違いについて

良い例がありましたので引用し、分かりやすいと思いますので下記をご覧下さい。
イギリス人が言う事を→【イ言う】
イギリス人が意味する事→【イ意味】
オランダ人が受け取る事→【オ受け】
(略)
オランダ人は直接的に受け取る傾向が強い為、両国の比較となっています。

【イ言う】失礼ながら、、、
【イ意味】貴方は間違っていると思う。
【オ受け】彼は私に賛成している。

【イ言う】あなたは〇〇と考えるかもしれませんが、私としては、、、
【イ意味】これは命令だ。従うか、自分の正当性を見せてみろ。
【オ受け】相手の意見も検討してみて、気に入ったら従おう。

【イ言う】それは独創的な観点だね。
【イ意味】君の意見は愚かだ。
【オ受け】気に入ってくれた!
出典;Nanette Rinmeester

アメリカやカナダはマップ的にはイギリスよりもう少しダイレクトに言うカルチャー側の様ですが、その両国でも極端な事を返すのはとても失礼です。

上記の出典を見てもらうと分かる通り、イギリスでも結構日本の様に伝えていますよね。ここまで丁寧ではないとしても、「それはダメだ!」なんて強い事は取引先にしたい所であれば言ってはいけない筈です。

こんな事は人間対人間なので分かって頂けると思っていたのですが、伝わらない人へは伝わらない。それがもどかしく感じる訳です。貿易協定も結びましたので、これから日本の中小企業さんもイギリスと取り引きをする事も増えるかと思われます。

文化の違いは大きくありますが、人間対人間ってのを忘れずに思い込みで発言していくのは辞めて欲しいと願うばかりです。

通訳さんや誰かに頼りっぱなしにするのではなく、自分自身でしっかりと本を読んだり、その文化圏と近い国と取り引きしている仲間へにでも助言を受けながら成功を収めて頂ければ幸いです。

本日考えた事です。


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それでは、良い一日をお過ごし下さい。

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