羽化に失敗したかわいそうなセミを見送った翌朝。
学童保育(夏休みなので)に向かったはずのムスメが数分後に戻ってきた。
「おかあさん!虫かご!早く!」
言われるままにとりあえず今空っぽの虫かごを持っていくと、
木の棒にとまらせたセミを中に入れていた。
道で弱りかけのセミを見つけて拾ってきたらしい。
入れる瞬間に失敗してひっくり返ってしまい、
ビビビビビビ!!!(暴れてる音)
母「ぎゃーーー!!!」
娘「ぎゃーーー!!!」
あれ、娘もセミが暴れたらビビるんかいと思ったら
娘「おかあさんのばか!」
いきなり母を罵倒。
え、私???
娘「見て!この虫かご、アゲハの蛹が残ってたやつじゃん!!壊れたじゃん!!!」
え・・・。
よく見ると、羽化した後のアゲハの蛹をとっておきたくて、
でも壊さずに外すにはどうしたらいいのかと悩んだまま
つけっぱなしにしておいた虫かごだった。
で、今セミを入れてしまったので、
暴れたときに蛹に当たってバラバラになった、と・・・
こんな感じ。↓
あらら・・・・・
ご、ごめんなさい。
とりあえずセミはまだ元気そうだったので逃がし、子供たちは再度学童へ行かせた。
そして数分後。
息子「おかあさーーん!このセミ助けてあげて!」
見ると今度は脱皮に失敗したセミが落ちてるのを見つけたらしい。
「落ちてたの!殻から出してあげて!」
もーういいわ!!いいかげん学童に行けーー!!
ちなみに今回のセミは足半分と羽が残ってただけだったので、母はちゃんと殻から出してあげましたよ!
でも残ってた足は変な角度で固まってて歩けないし、もはや羽も伸びないしで結局死んでしまった。
セミの脱皮を人間が手伝うのって難しいですね・・・
(この子の殻を剥がす過程の写真も撮ってみましたが、あまりにグロテスクなので自主規制しました・・・。)