感動!「下町ロケット」その11     胸がすくような見事な裁きぶり


今回は本当に胸のすくようなシーンが
連続してありましたので、何度も感動
してまた涙腺がゆるみっぱなしでした
ねー(^^)💦
いやそういうやつでして、そっとして
やっておいてください。

まずドラマは、無様に倒れてしまった
帝国重工の無人農業用ロボットに
ショックを受ける野田教授、佃社長、
財前さんに、その失敗の原因の張本人
たちの帝国重工の奥沢と的場が、
これまた信じられない表情で呆然として
いるシーンから入ります。
またそこに居合わせた藤間社長も、
ショックで、的場に対して改ざんして
まで、大型の農業用ロボットにした
的場の責任を問い詰めようとするも、
的場は原因の究明が先と、なんとか
その場を逃れました。
ただ藤間社長の風圧は、凄い迫力でした
ねー、邪悪な的場に対する「にらみ」
は、とても気持ちの良いシーンでした。

そして原因究明の場で、また奥沢の
ずる賢く卑しい性質がそのまま出ます、
最後の脱輪転倒事故を、野木教授の
設計ミスとして、理不尽にも完全に
野木教授のせいにしてみせたのです。
もちろんそれが自分と的場を救う唯一の
方法だという事を知っての、卑劣な
責任転嫁なのはいうまでもありません。
しかも、もちろん自分に落ち度がない
はずの事でいいがかりをつけられた
野木教授は抗弁しますが、奥沢がまた
あの卑しい下劣な態度で、責任を
完全に野木教授一人にかぶせようと
した上に、野木教授の宝で長年の
研究成果の結晶にアクセスできる
開発コードをよこせと、いいやがり
ましたよ。
しかも、事故の失敗の原因を、野木教授
が開発コードを渡してなかったからだと
いう、わけのわからない理由でです。
的場も、司法に訴えるなどと野木教授を
脅して、奥沢を助けます。
あきれ果てるような、下劣さですが、
前回終わったと思った奥沢と的場の
しぶとい事、あーこいつら手強いと
思いましたね。
自分としては、「まだおったんかい奥沢」
という感じでしたが、ドラマはまだ
この下劣さをパワーアップさせる
方向に流れていきます。

しかし、親友を救いたい佃社長と、
野木教授への誠実な思いと、プロジェクト
への熱い思いがある財前は黙っていません
でした。奥沢の言い逃れをなんとか追求し
証拠をつかもうと、必死に原因を探ります。
あらゆるyoutubeの動画(世間の注目を
浴びた、下町工場と大企業の対決で、
大企業が惨敗するシーンである転倒事故
のシーンは、あらゆる動画としてアップ
されていたのです。)
そしてとうとう、原因を探り当てた佃社長
と財前は、財前の発案で、野木教授を
救い、原因を解明する提案を藤間社長に
進言します。
それは、野木教授の設計により作られた
エンジンを小型農業用ロボットに搭載して
再度走行テストをしてみるという事です。
もちろんエンジンは佃製作所製だと
いうことですね(^^)
その場に居合わせた悪のコンビが、焦り
止めようとするも、藤間社長の
「やってみろ」の一言で、実験が行われる
事になり、そして見事に成功させてみせた
のです。
わかってはいましたけど、実験の最中は
ドキドキさせてくれましたよねー。
確かに帝国重工の奥沢製よりは、優秀
なのが明らかなので、一応大丈夫だとは
思っていましたが、なんせトランス
ミッションの部分では、ギアゴースト
よりも劣っているのもまた明らかなので、
やはり絶対ではなかったという事も、
ハラハラさせる原因だったでしょう。
しかも実験に使われた場所は、会場とは
違う場所だったのだと思われますが、
とんでもない悪路になってましたね。
これはもちろん的場と奥沢が用意したもの
でしょう。あーまたまた大ピンチだと
思わせておいて、でもそれを乗り越えて
成功してくれました(^^)

そして喜びを爆発させる佃製作所の
メンバー、あの軽部でさえみんなと一緒
になって喜んでいるじゃありませんか、
うれしかったですね。
そして野木教授とも喜びを分かち合う
佃社長と、財前さん(^^)
これで一件落着!かと思いきや、
奥沢がこの実験のあと、またしゃしゃり
出てきては、偉そうに
「実験の成功はよしとして、参考に
させていただきますが、一回だけで我が社
の責任だとは断定できませんね」
と、こう来やがったわけです💢
もちろんそんな理不尽な結論もないだろう
と、なんとか検討を依頼する佃に的場も
奥沢も取り合わない。
財前も渋い表情で事態を見守っていると、
なんと藤間社長が颯爽とあらわれたじゃ
ないですか。
めっちゃかっこよかったですね。
これで救われたと思った瞬間でした。

今回は、まさに遠山金さんの名さばき
炸裂ですね(^^)
いや知らない人もいるかな、藤間社長役
の杉良太郎さんは、超大物の役者で、
舞台でも大御所だし、昔テレビで
「遠山の金さん」というのをやっていて
悪人たちを裁く、江戸時代の裁判長の
ような奉行を演じていて、最後には悪人
をかっこよく裁いては、自慢の入れ墨を
披露するというような名場面で一世を
風靡してたんですよ(^^)
まあ水戸黄門の印籠が、この金さんの
入れ墨のようなものでして。
いつもドラマに入り込んで、役者の
そんな背景をいったん忘れるのですが、
今回の藤間社長のかっこうのよい威厳は
どうしても、昔のドラマとキャラが、
かぶって見えました。
いやあーとにかくうれしかったですね。
憎たらしいコンビに対して、本物の
立派な社長にふさわしい威厳と、
身動きもできないような風圧さえ感じる
ような話し方で、奥沢を完全に
びびらせ、ボロを出させる事に成功
しました。
あくまでも正当な理由で問い詰め、奥沢
をプロジェクトからはずすと裁定を
下してくれたのです。
また立場を利用して理不尽で横暴な行動を
繰り返す、薄っぺらい人物である的場とは、
大違いの風格を見せつけて、返す刀で
的場の卑劣なやり方を一刀両断してみせて
くれました。
さらに野木教授に深く頭を下げて誠実な面も
見せてくれましたし、こんな社長の
もとで働きたーいと思った人は大勢いる
だろーなー。
これで親友を救うために、潔白を証明する
実験に居合わせた佃社長も、野木教授への
誠実な思いとプロジェクトへの熱い気持ち
から真実を追究しようとした財前さんも
救われて、本当にスカッとした今回の
ハイライトシーンでしたね。

さて、場面は変わって、新型ロケットの
バルブシステムで、新たな佃製作所の前
に立ちはだかったのは、なんと佃社長の
愛娘利菜でした。
帝国重工の完全内製化に向けて、佃利菜を
信頼する水原本部長の期待に対して、
利菜は基準を越える優秀なバルブシステムを
独自に開発する事に成功します。
やっぱり親の獲得遺伝子というものを感じ
させますね。
生まれた時だけでなく、遺伝子は成長する
過程でも強く環境の影響を受けて変化して
いきます。このことは私の神秘メッセージ
のDNAの驚異の力編で詳しく説明して
ます(^^)
まあ興味のない人にはどうでもいい話でした
かね。
でもなんだか争っている日々の中でも親子
関係は、どんどん良くなっているのが
見て取れる、心地良いシーンもありましたね。
家でおばあちゃんのカセットテープ
レコーダーを修理している利菜のところに
帰ってきた佃社長は、利菜を手伝おうと
します。
利菜は、お父さんの小さい頃の思い出を
話しはじめて、「小さい頃はお父さんは
魔法が使えるんだって、思ってた。
だってテレビなんかをぱぱっと魔法の
ように直せちゃうんだもん。・・・
でも大人になって、こんな事してたんだー
ってわかるようになったの」
というような事を言います。
「なんだがっかりしたのか?」
と問いかける父親に対して、
「ううん」と利菜。
なんだか、えーー親子になったなとまた
涙腺をゆるませる私でした。

さてそんな団らんも束の間、勝負は
やはり非情でした。かならずどちらかが
敗者にならなければならないこの対決の
軍配は、やはり圧倒的な大差で、佃製作所
製のバルブシステムの勝利で、今回も
採用決定という事になりました。
報告を佃社長から受けて大喜びの
佃制作所の面々とは裏腹に複雑な気持ちの
佃社長は、利菜の帰りを待ち受けて、
機嫌をなおしてもらおうと、バトミントン
やビールで気を引こうとするも、落ち込む
利菜には、全くいらだたしいことにしか
思えません。一緒に星をみようともち
かける佃社長に、利菜は
「もうそんな年頃じゃないし、もういい?」
といって去ってしまいます。
心配そうに見送る佃社長でしたが、利菜は
後日、母親と食事しながら、元気
づけられる。
「お父さんが立派になれたのは、失敗を
たくさんしてきたからよ」と諭す。
「あなたがこの道でがんばるというなら
失敗にちゃんと向き合って、そこから
また光は見えてくるものよ」というよう
な事をいって利菜を元気づけます。
別れていても、この夫婦は利菜を通じて
つながっているのがよくわかりますね。
利菜も機嫌をなおして、今度は、また
利菜の帰りを待って川べりに寝転んで
いたお父さんの横で星を一緒に見ようと
並んで寝転びます。
その時利菜は、「悔しいけど佃製の
バルブシステムに感動しちゃった」と涙
まじりに素直にいう娘に、じんとくる
ものを感じながら佃社長は、「成功の
ものさしは人によって違う。おまえは
おまえの信じた好きな事をやって
りゃいいんだよ。必ずお前は幸せに
なるから。お父さんはそう信じてる」と
いって娘を諭してやります。
なんて立派なお父さんでしょうかねー。
あーまたなって欲しい父親像で、上位に
阿部寛が来るのは間違いなしですな
こりゃ(^^)

さてあちこちで、一件落着で充実した
日々を取りもどした佃社長のところに
財前さんがやってきて、佃製作所の
バルブシステム採用を祝ってくれた
のは、よかったんですが、また
農業用ロボットに搭載するエンジンと
トランスミッションを担当してくれ
ないかと佃社長に依頼します。
もちろんいったん的場と腰巾着のせい
だとはいえ、帝国重工から断られた件を
腰巾着が外されたからという都合で、
もう一度依頼して来るというのは、
財前さんが相手でなければ、
「ふざけるな」という申し出なの
ですが、そこは事情を深く知っている
佃社長なので、いったん保留して
悩む事になります。
右腕の山崎がいうように、安請け合い
ができない事情の一番の原因に、
ライバルダーウィンの農業用ロボット
に比べて、トランスミッションの
スペックで、大きく遅れを取っている
市場に参入するのは、危険というより
勝てない公算の方が高いという事が
あるためです。
さてでも親友と財前さんのために、
協力したい佃社長は悩む事になりますが、
トノさんへの電話で、佃製作所の品質は
何よりも貴重なものだと諭してくれます。
今回は、いろんな人が良いヒントを与え
合うような、勉強になるような場面が
多かったですね。
それにしても視聴者からの反響が
すごかったのか、やめてからも必ず
トノさんのシーンを入れてくるのは、
ドラマならではの構成ですね。でも
うれしいので続けて欲しいと思います。
人気者ですねー、トノさんは(^^)

そして今回の最後の方にクローズアップ
されてきたのが、秀吉にとっての
竹中半兵衛の取り合いのように、
島津祐を取り合うギアゴーストと、
佃社長の図式が垣間見る事ができ
ました。
というより、会場に仕方なくやってきた
島津祐に、馴れ馴れしく「しまちゃん」
と呼びかけながら、近づく伊丹社長が
誇らしげに今回のダーウィンの成功を
「島ちゃんの設計のトランスミッション」
だよと喜びを分かち合おうとするも
島津さんは取り合わない、戻ってきて
欲しいと話を持ちかけるまでも
なく島津さんはその場をさっさと
立ち去ってしまいます。
まああれだけのひどい事を自分と佃社長
にしておきながら、関係が元に戻る
かも知れないと思っている伊丹社長は
とにかくあわれでしたね。

さてではトランスミッションのキー
パーソンとなる島津祐の佃製作所入社
はあるのか、期待できそうな次回を
楽しみに待ちましょう(^^)
っていうか今回長すぎましたか?
次回は少しまとめようと思います💦

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投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

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