郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

孫っ子との日常ー26(ともだちづくり)

2018年08月13日 | 日記




彼女のコミュニケーション能力については
前にも書いたが私の想像を超えている
もしかしたらフランスでは
取り立てて書くような話ではないのかもしれないが…

公園でも浜辺でも近くにいる子と容易に会話を交わす
それも自分から声をかけることが多い
大きい子であろうが小さい子であろうが
女の子であろうが男の子であろうが
一緒に遊べそうな子には誰にでも近寄って行く

公園でフランスでは比較的珍しいブランコがあると
やっている子の近くに行き
「つぎに やらせて(フランス語)」と声をかける
言われた子は 大概は独占することなく譲ってくれる

海岸はうってつけの出会いの場
青春を謳歌している若者たち同様に互いに気軽に声をかけ合う
彼女も例外ではない
浅瀬でゴーグルを付け網を持って遊んでいる男の子に近寄った
何やら話している

そのうちに今度は自分が砂遊びの道具を持って波打ち際へ
私が捕まえてきたヤドカリをバケツに入れて見せている
やがて濡れた砂地に穴掘りを一緒に始めた

男の子も相棒が欲しかったのか
お母さんに促されるまでずっと一緒に遊んでいた

翌日の海では逆だった
少し年上気味の女の子に声をかけられた
その子は自分が潜ったり飛び込んだりできるのを見せたかったようだ

やがて岸壁の端まで彼女を連れて行き
海に飛び込む姿を披露していた

再び砂浜へ戻って来たので近寄って様子をうかがった
どうやら「どこから来たの?誰と来たの?」
と聞かれているようだ

「オルレアンからママとばあちゃんとじいちゃんと来た(フランス語)」
それを聞いていた私は笑ってしまった
「ばあちゃん・じいちゃん」と日本語で言っていたからだ

どうやら女の子は私たち一行は日本から来たと思ったようだ
日本人のじいちゃんはフランス語ができないのに
何故こんな小さい子がフランス語が喋れるのか
不思議には思わなかったのかな…

この子は地元の子らしく
また翌日にここで会おうと約束して別れたようだ

二人は別れ際にはしっかりハグを交わしていた


-S.S-

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