ミヤノサイクルワークス(MCW)は、様々なホイールにあわせてオーダーメイドでカバーを製作する工房です。

これまでも東南アジアや韓国、マカオ、香港、台湾などから問合せをいただいたことありましたが、最近では、中東、アメリカ、さらには中南米からもお問い合わせをいただくようになりました。

おそらくインスタグラム効果かと思われますが、ワールドワイドにMCWの認知度が広まりつつあることに、MCW代表として嬉しく思い、そして自身の技術をもっともっと高めていかないと、と感じています。

 

そして、そろそろやらねばならないのが後進の育成。幸いなことに、MCWの跡継ぎに息子が名乗りを上げてくれました。嬉しいですね、父親の仕事を継ぎたいと、息子が言ってくれるのは。もちろん、こんな非効率な仕事を本気でやらせる気はないんですが、一方でこんなにユニークなベンチャービジネスに関われるチャンスもなかなか無い。MCWを通じて、ものづくり、ビジネス、世界について肌で感じてもらえればと考えています。

 

ここ半年、しっかりとMCWカバーのメリットを自分自身で体感した彼が、いよいよファーストカバーの製作に取り掛かります。夏休みの自由研究とのことですが、これ持ってくと、皆びっくりするでしょうね。

彼が選んだのが、GIOSのミニベロに標準装備されているアレックスの両面クロス組みされたホイール↓

製作事例の多いホイールですが、特に左(反フリー側)がクロス組みになっている場合、ちょっとコツがあります。どこまで伝えるか?本人にもたっぷり悩ませながら、2代目の個性を育てていこうと思います。