ウイスキーの刻 ~Whiskyのとき~

耳を澄ませば聴こえるウイスキーのメロディ。
『ウイスキーの刻』は、その真実を探し求めていきたいと思います。

路地裏探訪⑬

2019-01-14 19:19:19 | 日記
 こんばんは。Aokiです。

 まだご紹介していないディープなBARもあるのですが、今宵は遂に、”あのお店”が登場です。

(本文中、敬称略にて失礼いたします。)

☆☆☆

『STARMAN』


 何を求めるか・・・
 その一点に答があります。

 雑然としている?
 混沌としている?

 わかりません。

 余計なものなど一切なく
 ただ、向き合う酒がある。

 他に何か?

 必要ですか?

 緩い感じでやっています。

 でも、生半可じゃありません。

 こちらのお店は、万人にお勧めは出来ません。
 絵画はフェルメールやレンブラント、音楽はジャズやクラシックに親しむ私が申し上げるのも何ですが、ピカソや忌野清志郎がわかる方に限定かもしれません。
 しかも、さらに難易度が高いのは、彼らがあの作風になる前の状態が、そこにあることです。

 百聞は一見に如かず。

 行ってみてください。
 辿り着けるとすれば、ご縁があったということですね。
 スマホのGPSを使えば簡単に・・
 そんな無粋なことはやめましょう。
 あの界隈を幾度となく巡り、ようやく辿り着いてこその迷宮。

 あの扉を開けてみてください。
 店主曰く「ウイスキーしかありませんが、よろしいのですか?」

 この問いに、ためらうことなくニッコリと微笑むことの出来る方は、是非どうぞ。

 「ウイスキーしかありませんが・・・」
 「そのウイスキーが美味しいのです。」

 「他に何か?」
 「必要ですか?」

 必要なことは、ひとつだけ。
 扉を開けることです。


                        Z.Aoki
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