わかったように言う人に注意【法則092】私がつるまなくなったワケ

ひろ健作です。

きょうは私が教えを極め、

徹底して実践してきた原動力となった動機を

お話ししましょう。

私がなぜ、それほどまでに

教えを徹底して極めてきたのか？

それは、

既存の教えでは腑に落ちなかったから

です。

さももっともらしく教えている。

それをさもありがたがって聴く人がいる。

そんななか、ひとり腑に落ちずに疑問を

持ち続けていたんです。

なぜならその教えをやったところで

うまく行かないことは目に観えているから。

アドバイスしている通りにはならず、

むしろそういう法則以外のできごとが

起きるとわかっている。

だからむやみやたらと

うのみにできないんです。

じつはこれには

幼い頃からの原体験があります。

いくら訴えてもわかってくれず

否定ばかりし続けていた父。

いくら窮状を訴えても

右の耳から左の耳に抜けて行った母。

ふたりの親のはざまで

さんざん悩まされ続けてきたからです。

自分のことをわかってくれる人は

この世にはいないんだろうか、

とさえ想えました。

むしろ友だちの親御さんのほうが

はるかに親身になってくれることに

いつも愕然としていました。

しかし。

そんな両親のことを理解できるようになって

逆に多くのことがわかるようになってきました。

さもわかったように世の中のことを説いている

人こそわかってはいない。

わかったつもりになっているだけで

浅い。

むしろ世間でもまれたおばちゃんや

苦労して上がって行った経営者、

子どもたちと対峙してきた先生

なんかのほうがはるかに訴えるものがある。

そう気づきました。

その一方で

わかったように言う人たちとつるむのは

危険だ、と想うようになりました。

というのもほんとうは力が無いのに

力があるように錯覚（背伸び）している人

だからです。

これは本当にタチが悪い。

自分自身のことが観えていないからです。

たとえば最近よく

エネルギーという言葉を使う人が

いますよね。

精神的エネルギーとか

身体的エネルギーとか。

そのエネルギーが高いほうがいい。

低いと悪いと言うわけです。

そして低いエネルギーを上げるには？

なんて講義をしているわけです。

けれどもそもそもそう言っている人の

エネルギーが低い！

低いのに聴いている人は

説明が上手に聴こえるから

ありがたがっているんです。

これ、本人も聴いてるほうも

どちらも気づいていない。

さわやかさ、軽やかさがなく

理屈っぽいから聴いていて疲れる。

むしろお笑い芸人のツッコミとボケが

やり取りしているほうが元気で率直。

スッキリしてるんです。

ちょっと話は脱線しますが最近

コロナウイルスが問題になっていますよね。

で、政府の対応とか

県の対応とかものすごく神経過敏になって

叩いているわけです。

もちろん安全面とか防疫面とかは

きちんとする必要はある。

しかしあまりにも神経過敏になり、

過剰反応し、批判攻撃ばかりしていたら

それこそそれはもうウイルスにかかっている

ようなものです。

なぜなら本来もっと危ない病気や事故は

いくらでもあるからです。

けれどもいま、日本人をはじめ

世界の国々の意識はすべて

そこに行っている。

きょう母のいる老人ホームに行き、

外に連れ出し会食したんです。

入るときにはもちろん

コロナ対策として手の消毒はした。

しかし外に連れ出してからは

お刺身、カニグラタン、トロトロお肉

貝汁、サザエのグラタンなどペロリと

たいらげたんです。

以前は母もいついなくなるかと想い

さびしい気持ちになっていたんですが、

毎回楽しそうにうまそうに食べて、

「来年はいないかもよ♪」

とうそぶきながら食べる姿を観ていると、

なるほど母は病気の心配をしていないから

かからないんだなと想えました。

（もちろん生来のからだの丈夫さもありますが）

だって高齢なのに

「病院に１年に１度も行っていなかった！

風邪もインフルエンザも引かない！」

と、私たちよりもよっぽど元気で

疲れた様子を見せないのですから。

それを観ていて

年齢とか病気とか寿命とかも

迷信（思い込み）の部分がかなりあるな

と悟りました。

もちろんやみくもに楽観視せよ

と言っているわけじゃないですよ。

必要な手は打つ。

けれどもことさら恐れてばかりいても

しかたない。

それこそウイルスなんて

どこらへんでもいるわけですから。

むしろそういうものがやってきても

だいじょうぶな体制を取っておくことは

大事。

けれども母には世の人が訴える

不景気とか

コロナウイルスとか

いま騒がれているさまざまな問題が

“無い”とわかったんです。

あぁ、だから私が訴えていたことは

母の耳にいい意味で届かなかった

わけだしずっと長生きできているわけだと

悟ったんです。

世の中で評論家とか専門家と称する

人たちがさもものごとをわかったように

解説します。

しかし聴いているとどうも腑に落ちない。

異様に不安を煽るとか

妙に安心を訴えるとかで

違和感を持つことがあります。

でもそれは正常です。

もしかしたら彼らよりも

あなたのほうがまっとうな判断力・感性を

持っているかもしれないのです。

もしわかったようにスラスラと言う人がいたら

疑ってかかってみてください。

ちょっと待てよと一時停止ボタンを押し、

ご自身で反芻（はんすう＝振り返り）して

みてください。

そうすれば

ことの真相や真実が

浮き彫りになっていきますよ。

追伸）

最近ユーチューブをはじめ、

さまざまなところで発信している人たちの

クオリティを観て愕然としています。

以前は自分が出て行かなくても

と想っていました。

ほかの人がやってくれるから、と。

しかし自分が出ていなければ、

間違った観念や教えがはびこることに

なります。

またまっとうな判断力が付かず、

行動を見誤る可能性も出てきます。

そこでこれはやはり私が

核心を突く部分を言って行かなければ

ならないなと確信しました。

そのためには

ヘタに人とつるんじゃいけないな、

応援しアッコなんかもしてちゃいけないな

と想えました。

あくまで自分の教え、確信を掘り下げ、

真実・真相がパっと腑に落ちるように

伝えていくことが必要だと想えました。

これから一つひとつ

お伝えしていきます。

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