「相手を想う」って、ホントは誰のため？

という意見がありました

知り合って、そこそこ経ちますが。。。

わたしが相手を気にかけていることを

そんな程度にしか感じていなかった、見られていなかった

ということが分かり、唖然としました

その言葉を聞いた瞬間から、相手のことを１ミリも考えないように。。。

思考の中から排除するように努力しました

だって、全ては自分のためにしているんじゃない？と言われたのですから。。。

育てた子どもが思春期になって、

いっぱしの大人になったと錯覚し

それまで必要だと示していたにも関わらず、

ある日とつぜん「くそババア」と言い始めるのと同じです

子どもがいるいないに関わらず、子育てを例にして

皆さんも想像してみて頂きたいのですが

我が子を育てる時、老後の面倒を見させるために育てますか？

自分を見守って大切にされたいがために、気にかけますか？

怪我や病気はないだろうか？

人間関係は上手くいってるだろうか？

もっとこんな考え方をすれば、周りから愛されるのにな。。。とか

常に無償に我が子を気にかけて、成功することを

「願っている」「想っている」親がほとんどだと思います

又、一人っ子の親と、子どもがたくさんいる兄妹の親とでは対応が違うのは当たり前で

一人っ子の親であれば至れり尽くせり、

子どもの思う通りに動いてくれるでしょうね

兄妹がたくさんいる子どもの親であれば、想う気持ちはあっても

監督やコーチのように全体を見て、みんなのことを考えないといけないですし

一人だけに時間を割くのは、なかなか難しいでしょう

ですが、そんな状況であっても心の中では

「気にかけている」ことには変わりありませんし、

できる時にできることをしてやるでしょう

もちろん、本気で相談がある時は手助けもしますしね

では、「どちらが本当に相手を想っている」と思いますか？

わたしは、どちらもだと思います

ただ、見守られる側にとって、

どちらが居心地が良いか？

どちらを選ぶか？なんです

自分が想われている、愛されていると実感できる状況って

ではないでしょうか？

その影響が大きいように思います

自分だけを見て！愛情べったり♡王様のように扱って欲しいのなら

一人っ子のような対応をしてくれる相手や環境を選べばいいですし

反対に兄妹たくさんだと、常に見てもらえない、一人でいい子してないといけない

だけど、大好きな相手と一緒にいれる時間はしっかり甘えたり

コミュニケーションが取れれば心も安定し、自立心のある子が育つでしょう

どちらがいい子に育つかというと、分かりませんし

どちらもそれなりに育つとは思います

結局は、自分がどちらの環境が好きか？

どちらが望む形か？の捉え方なんですよね

「相手が想ってくれている」って

あなた自身の感じ方なんですよ

もちろん「気持ち」と「望む形」が一致していないといけませんから

本心では右がいいのに、楽ができるからと左を選んだのでは

選んだあとで迷ったり後悔したり、取り戻そうとしたり。。。

何に対しても中途半端になり、周りも迷惑

あれもこれも、欲張らないことです

又、人を使い分けないことです

人は使い捨て可能な、物でもロボットでもありません

「心」があって「感情」もある、生き物

自分の心はたいせつにするのに、

他人の心はたいせつにしないんでしょうか？

自分自身も同じ人間であれば「相手を想う」って。。。どういう気持ちなのか

分かるハズだと、信じたいですけどね