札幌芝2000mコース攻略ガイド
直近に当コースで開催された30鞍の3着以内馬について
血統傾向・脚質傾向・枠順傾向を出来る限り掘り下げて分析します。
なお、騎手の成績データは、近3年の騎乗実績データになります。
表は、枠順と脚質による複勝率(3着以内率)と複勝回収率(回収額)
コースの特性
芝の種類が「洋芝100%」という、函館と札幌にしか無い
特殊なコースになります。
その為、「洋芝適性」が必須条件と言っても過言では無いほど。
スタートしてから、最初の1コーナーまでの距離が385mと長い為、
1800mよりもスタート直後のポジション争いは穏やかで、
スローペースからの瞬発力勝負になりやすいのが特徴。
上の表でも分かるように、平坦コースで直線が短い割には
逃げ先行馬よりも「差し馬」の好走が目立つコースです。
また、コーナーの角度が緩い為、
スローペースでは捲り差しも決まりやすく、
過去に後方からマクって4コーナーで前目に付けているような
脚質タイプの馬には注意が必要です。
血統傾向
洋芝コースという事も有り、両親のどちらかが「欧州型血統」
という配合の馬が良く走ります。
特に
サンデー系×キングマンボ系(逆の組合せも含む)
サンデー系×欧州型ノーザンダンサー系(逆の組合せも含む)
この組み合わせは圧倒的好走率です。
また、母父がサンデー系の場合、
父は必ずと言っていいほど「欧州型血統」です。
なかでも特に多いのはキングマンボ系と欧州型ノーザンダンサー系。
なお、欧州型ノーザンダンサー系の代表的な種牡馬は
ハービンジャー(欧州型ダンチヒ系)と欧州型サドラーズ系。
父がサンデー系で母父が米国型血統の場合、好走率が高い種牡馬は
ステイゴールドとマンハッタンカフェ、あとはディープインパクト。
この3種牡馬の産駒は、母父が米国型でも走ってくるので注意が必要です。
脚質傾向
近3走以内に「上り3Fタイム順位2位以上」という実績の有る馬が中心。
最低でも、近3走以内に「上り3Fタイム順位3位」程度の実績が無い馬は
軸には向かないタイプと言えそうです。
脚質ベタ買いデータ
条件① 15頭立て以下。
条件② 前走の上り3Fタイム順位2位以上
条件③ 牝馬を除く
該当馬の成績 複勝率49% 複勝回収率150%
枠順傾向
連軸候補としては「ひと桁馬番」。
12番よりも大きい数字の馬番は、3着には頻繁に絡んできますが、
2着までの連対馬は皆目見当たりません。
軸馬候補は9番よりも若い数字の馬番から選びたいコースです。
騎手の成績
このコースを得意にしている騎手は・・・
ダントツでルメール騎手です。
近3年で騎乗機会が41回。
1着14回(勝率34%)
着外に飛んだのは13回・・・
飛ぶより勝つ方が多い騎手なんて他に居ませんよね(・_・;)
モレイラ騎手 勝率30% 複勝率45%
福永騎手 勝率13% 複勝率43%
蛯名騎手 勝率16% 複勝率47%
単勝回収率180% 複勝回収率118%
戸崎騎手 勝率22% 複勝率44%
単勝回収率123% 複勝回収率107%
注目ジョッキー
騎乗機会が6回しかないので、
これからどんどん下がる一方かも知れませんが・・・
国分恭介騎手
複勝率66% 複勝回収率322%
ちなみに、Mデムーロ騎手は、複勝率は33%と
彼にしては冴えない数字ですが、回収率は
単勝307% 複勝152%
という、こちらも彼にしては珍しい黒字回収になっています。
ジョッキーのベタ買いデータ
条件① ルメール騎手騎乗
条件② 前走の着順が6着以上
条件③ 前走の人気が9番人気以内
該当条件での成績
単勝率 50% 単勝回収率 320%
複勝率 85% 複勝回収率 166%
以上が「札幌芝2000m」の攻略ガイドになります。
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