2018年7月14日土曜日

ソーシャルセキュリティーメディケアまとめ

アメリカのメディケア(健康保険)について #4


アメリカのメディケアって複雑です。。。
でも、私なりに大事なことをまとめてみたいと思います。

資格

65歳になるアメリカ市民はもちろん、永住権保持者も対象になるのがわかってよかったです。

申請時期

65歳になる3ヶ月前

もし、65歳になる3ヶ月前に・・・

まだ、老齢年金を受給していない
このメディケアには申請しなければいけない。
すでに、老齢年金を受給している
ソーシャルセキュリティーオフィスから連絡がある。
会社での健康保険に入っている
退職後に申請することができる場合があるが、会社のHRに確認後 とにかくソーシャルセキュリティーオフィスには連絡する。

保険料 (2018年度)

オリジナル メディケア(連邦政府が提供)

Part Aは、10年以上ソーシャルセキュリティーのメディケアを納めていたら無料。その配偶者・元配偶者も無料(65歳以上が条件)。

Part Bは、申請2年前の収入がシングルで$85,000・ジョイントで$170,000以下は$134

保障

Part A 入院費用をカバー

Deductible $1,340。
Coinsurance 入院60日まで無料、61日以降$335/日以上。

Part B 外来診療をカバー

Deductible $183。
Coinsurance 20%。

連邦政府が提供する基本のこの健康保険オリジナル メディケアPart APart Bには、処方箋薬・歯科・視力・聴覚等はカバーされません。

そのためと、オリジナルメディケア以上の保障を必要とする人のために、民間の保険会社が提供するオプションの健康保険があります。
処方箋薬のカバーはどうしてもほしいので、オプションの申請も必要になると思います。

このオプションの健康保険は、オリジナル メディケアの申請後 すぐに申請。

オプション メディケア (民間の保険会社が提供)

州・カウンティ―・収入・保険会社・プランによって 保険料が異なります。

Part C (Medicare Advantage)

HMO プランが主の、健康保険。場所によっては、PPO プランもあるようですが、カリフォルニア州では、HMO プランのみだということがわかりました。
ほとんどのプランでは処方箋薬・歯科・視覚・聴覚もカバー。
このPart Cの保険料は、無料の場合もあります。

Part D

処方箋薬のカバー。保険料は収入による。

MediGap (Medicare Supplement)

PPO プランの、健康保険。メディケア加入前に、HMO プランに入っている人でも このプランに加入することはできます。
A,B,C,D,F,G,K,L,M,Nと呼ばれる10種類の標準化されたプランがあります。
ほとんどのプランは、処方箋薬・歯科・視覚・聴覚のカバーはありません。

Part C か Part D +MediGap の選択になると思います。

♦️メディケアは、申請すべき時に申請しないで後日申請すると、ペナルティが課せられ、そのペナルティが含まれた保険額をずっと支払うことになるので、最初に加入した方がいいと思いました。

♦️一般的に、Part Cの保険料は MediGapの保険料より安いです。

♦️MediGapの保険料は Part Cの保険料より高いですが、その分保障はよくて その中のプランにもよりますが、病気の時 医療費をあまり心配しなくていいということです。

♦️Part DMediGapを選んだ場合、歯科・視覚・聴覚の保障が必要な時は、メディケアではなく 個人で保険に入るようになるようです。

毎年1度、健康保険の見直しができる期間(10月17日から12月7日)があり、この時だけプランの変更ができます。(新プランのカバー開始は、翌年1月1日)

また、65歳になる半年ぐらい前になったら 詳しく調べてみようと思いますが、今はこれだけわかっただけでもすごいと思ってます。。。