廃線50周年「沼尻軽便鉄道」記念事業があります

50年前に廃線になった、福島県猪苗代町の「沼尻軽便鉄道」を紹介します。
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大正2年(1913年)、川桁・大原間に鉄道が開通しました。
それから、57年間走り続けた沼尻軽便鉄道は、昭和43年(1968年)10月、廃線になりました。
当時の車両が、猪苗代町の「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」に、保存されています。
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機関車に連結された2両の客車の中に、入れるようになっています。
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当時の運行の様子が、説明されています。
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廃線から50年の今年2018年、記念事業が行われています。
猪苗代町図書館「和みいな」では、9月11日から9月24日まで、「軽便鉄道モジュール展」を開催中です。
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2014年までは、カワセミ水族館に、軽便鉄道の資料や模型の展示がありました。
しかし、水族館のリニューアルによって、展示スペースがなくなり、屋外の車両のみの展示になりました。
今回、図書館での展示のために、保管してあった資料を出してきたようです。
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この沼尻軽便鉄道は、古関裕而作曲の「高原列車は行く」のモデルになっています。
展示は、動画や写真、
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車両の模型、
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すてきなイラスト、
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本、
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昔の駅の様子、
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昭和の時代なので、写真は、多いです。
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そして、部屋いっぱいの鉄道模型、
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Nゲージの模型、ジオラマで、駅や沿線の様子が再現されています。
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機関車、客車、貨車、ガソリンカーなどの車両も再現されて、動くようになっています。
この模型セットは、かつては、カワセミ水族館に展示されていました。
今は、沼尻軽便鉄道の会津下館駅・村の停車場の2階の沼尻軽便資料展示室に保管してありますが、建物の耐久性などの問題で、一般公開は、していないということです。
今回、図書館に特別展示になったということです。
よく作ってあるのに、常設公開されないのは、もったいない話です。
資料展示室整備には、200万円ほどかかるという話です。
なんとかなりませんかねえ。

沼尻軽便鉄道は、安達太良山の西側、沼尻温泉近くでとれる硫黄を運ぶ路線でした。
昭和の時代には、沼尻温泉やスキー場への観光客を乗せる鉄道でもありました。
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すてきな駅名スタンプもあります。
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9月29日には、カワセミ水族館にある車両を使って、50周年記念事業が行われます。
車両は、走りませんが、警笛とライトが稼働するということです。
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