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米中対立懸念の再燃により、リスクオフ。ドルの上値は重い。

3,000ドルチャレンジ結果

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ドル円はコロナワクチンの開発進展により、ドル高での推移となっていましたが、東京時間から上値が重く、15分足ベースでのネックラインを更新する形となった為、ショートを入れました。

しかし、4時間足ベースで見た時のダブルボトムからの上昇の波から脱したラインにまで進展したわけでは無かった為、建値での戻りを見て利確し、昨日の取引を終えました。

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105円付近では下値が硬いようですが、104.82を割り込めば4時間足でのダブルボトムの影響を脱する可能性が高い為、赤のラインを更新することが有ればショートを入れる予定です。

相場の状況

昨日の相場はコロナワクチンの開発の進捗期待によるリスクオン相場から一転し、イギリス、アメリカでの新型コロナウィルスの感染拡大を受けてリスクオフ相場となりました。

現在、EU地区ではロックダウンを行なっており、10〜12月期のGDPは2番底になる可能性も示唆されており、尚、新型コロナウィルスの猛威は続くものとしてドルの上値が抑えられる形となりました。

日本でも新型コロナウィルスの感染拡大が継続しており、このままの進展が続けば、GDPに悪影響がある可能性が示唆されています。

コロナワクチンの開発は進展していますが、ワクチンが承認された訳ではなく、一般世帯に行き渡るまで尚、時間を要することも、ワクチン開発期待によるリスクオン相場の上値を抑える結果となったようですね。

米大統領選に関しても、バイデン氏が選挙人の過半数を獲得したという情報がありましたが、一部州では集計をやり直すとも言われており、バイデン氏の当確が取り消され、米大統領選に関しても尚、不透明感が残る結果となっています。

今回の米大統領選の結果に対して、不正投票という声が上がっており、ペンス副大統領、ポンペオ長官もトランプ大統領を支持して、大統領選を最後まで闘う意志を示しており、民主党の選挙捜査の可能性も濃厚となっていますね。

また、大統領選挙前後では沈黙を守っていたトランプ大統領も、中国軍に関係しているとして一部中国企業への投資を禁止するとの報道もあり、米中関係の悪化懸念も高まったことが、相場を押し下げる要因となったようですね。

大統領が確定するまでは決め打ちはしない方が良さそうですね。