母まさこが旅立った直後は、

毎晩のように夢を見ていました。

 

その後、まさこの夢を見る回数は減りましたが

いろいろ話したり一緒にお出かけしたり、

楽しい夢を見ることもありました。

 

夢でまさこと話したことなどは

簡単にメモしていましたが、

だんだん、目が覚めると同時に

夢の内容を忘れることが多くなりました。

 

そして。

 

旅立ちから1年が過ぎる頃から

夢の中のまさこは「気配だけ」の存在となっていきました。

 

私のそばにいるのに姿は無く、話もしない・・・

 

それは少し寂しくもありますが、

まさこは新たな人生を歩み始めているかもしれない。

そう思うようにしています。

 

本日9月3日は、在宅介護していた中で

一番思い出深い日です。

 

2年前の今日、まさこは絶好調で

車いすで看護師さんと外にお出かけしています。

2度目の車いす。外に出てお散歩しました。

 

後日、看護師さんから

この日に撮影してもらった写真をいただきました。

 

一番のお気に入りがこちらです。

 

この時、私たちは畑のニラを見て話をしていたかもしれません。

畑の雑草の中にニラが育っていました。生命力の強さに感動しました。

 

私は在宅介護をしながら、

夕方30分とか1時間とか、少しずつ畑作業をしていたので

看護師さんと一緒にまさこと畑を見に行くのが

大きな楽しみであり、励みになっていました。

 

今でも、畑作業は続けています。

 

日差しの強い日や暑い時間帯は避け、

夕方涼しくなってから1時間ほど作業しています。

 

思うようにいかないことも多いですが

そのぶん、収穫できたときの感動はひとしおです。

 

収穫した野菜は、仏前にお供えすることもあります。

 

父も野菜を作っていましたから

まさこと一緒に見てくれるはず、と思いながら。

 

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