SONY DATデッキ修理

ソニー製のDATデッキの修理をお受けしています。
長年、メーカーサービスでDATデッキの修理を担当いたしました。

SONY DTC-2000ES メカデッキの処置  

2020-01-18 02:12:59 | DTC-2000ES

SONY DTC-2000ES メカデッキの処置  

DTC-2000ES修理

 

メーカーサービスでDATデッキの修理を担当した経験も活かして丁寧に仕上げさせていただいております。

世界一、小さな修理屋ですが、世界一の修理品質にチャレンジしております。

 

当方、世界一小さな修理屋ですが、世界一の修理品質を目指し、使用する部品(ピンチローラー)につきましても品質にこだわった部品を使用しております。

 

当方が修理に使用している部品(ピンチローラー)の使用例につきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

当方にDTC-2000ESの修理をお申し付けいただけましたら、メカデッキ、回路基板の真に適切な処置を行って、丁寧に仕上げさせていただきます。

また、磁気テープは埃が大敵です。

DTC-2000ESの修理をお申し付けいただいた際、内部の清掃も丁寧に行わせていただいております。

 

DTC-2000ESの修理の詳細は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

DTC-2000ESの症例につきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

DTC-2000ES修理 清掃編 クリーニングにつきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

DTC-2000ESの修理後のお取り扱いにつきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

DTC-2000ESの破壊につきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

修理のお問い合わせはこちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

このページではメカデッキの処置の一部をご紹介させていただきます。

 

before

長年、ご愛用いただきますとデッキの内部に埃が堆積してしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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磁気テープは埃が大敵です。メカデッキを分解して清掃させていただきます。

 

裏面も丁寧に清掃させていただきます。

 

 

リールモーターを分解して適切な処置をさせていただきます。

 

 

キャプスタンモーターを分解してシャフト(回転軸)の清掃を行い、軸受けの処置をさせていただきます。

 

 

ピンチローラー圧着用のレバーを清掃させていただきます。

 

ピンチローラー圧着用のレバーを清掃させていただきます。

 

 

生産から年数が経過しております。お預かりさせていただく、ほとんどの機体でピンチローラーの硬化が進んでいます(劣化が進んでいます)ので、製造していただいたピンチローラーと交換させていただきます。

 

 

 

当方、修理用の部品につきましても品質の高い部品を使用しております。当方が修理に使用しているピンチローラーの詳細につきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

 

S1ガイド、T1ガイドの軸抜け対策処置をさせていただきます。

 

S1ガイド、T1ガイドの軸抜け対策処置をさせていただきます。

 

 

ピンチローラー圧着用のプランジャー、ソレノイドを清掃させていただきます。

 

 

ピンチローラー圧着用のプランジャー、ソレノイドを清掃させていただきます。

 

ピンチローラー圧着用のプランジャー、ソレノイドを清掃させていただきます。

 

 

スライダを分解して清掃させていただきます。

 

スライダを分解して清掃させていただきます。

 

 

ローディング、アンロードの誤動作と、ローディングギヤのギヤ欠けを防ぐためにリミットスイッチの接点を清掃します。

リミットスイッチの接点の清掃を行うため取り外します。

 

LOAD基板に付着したフラックスを清掃します。

 

生産から年数が経過していますのでリミットスイッチの接点が真っ黒です。

 

リミットスイッチの接点を清掃させていただきます。

 

 

ローディングリングを取り外して清掃を行い、取り付けを行います。

 

 

取り外した部品の清掃を行って、組み立てます。

 

 

 

before

 

ヘッド(ヘッドドラム)の清掃を行ってシャーシに取り付けます。

 

ウレタン製のクリーニングローラーは経年変化で朽ちてボロボロですので撤去しますが、アームはお客様の財産ですし、(現時点では意味をなしませんが)将来、役に立つこともあるかも知れませんので、取り付けをさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

MD回路基板の処置

 

MD回路基板の処置は極めて重要です。

生産から年数が経過していますので、コンデンサーが劣化してMD回路基板が腐食してしまいます。

お預かりさせていただいた機体はコンデンサーが取れてシャーシ下部に落ちていました。

MD回路基板を時間をかけて丁寧に補修してコンデンサーを長寿命品に交換させていただきます。

はんだ付けが、まともにできない低スキルの業者に弄らせると事故が起きますので、ご注意ください。

 

 

MD回路基板の処置は極めて重要です。

生産から年数が経過していますので、コンデンサーが劣化してMD回路基板が腐食してしまいます。

お預かりさせていただいた機体はコンデンサーが取れてシャーシ下部に落ちていました。

MD回路基板を時間をかけて丁寧に補修してコンデンサーを長寿命品に交換させていただきます。

はんだ付けが、まともにできない低スキルの業者に弄らせると事故が起きますので、ご注意ください。

 

MD回路基板の処置は極めて重要です。

MD回路基板を時間をかけて丁寧に補修してコンデンサーを長寿命品に交換させていただきます。

はんだ付けが、まともにできない低スキルの業者に弄らせると事故が起きますので、ご注意ください。

 

はんだ付けが、まともにできない低スキルの業者の詳細につきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

 

RFアンプ回路基板の処置

フラックスを除去します。

 

フラックスを除去します。

 

RFアンプ回路の適切な処置とコンデンサーを長寿命品に交換をさせていただきます。

 

 

RFアンプ回路の処置後、シールドを張り替えます。

 

 

 

メカ調整・テープパス調整

長い道のりでしたが膨大な工数をかけてメカデッキの処置が完了したら、メカデッキの調整を行います。

ソニー製のDATデッキは長尺テープ(125分を超えるテープ)には対応しておりませんが、当方では180分テープでもカールが発生しないようにテープパスの調整をさせていただいております。

但し、180分テープ等、125分を超えるテープをご使用になられた場合の保証はいたしかねます。

 

FWDトルク、FWDバックテンション調整

テープパスの仮調整を行った後、FWDトルク、FWDバックテンションの調整を行います。

FWDトルク、FWDバックテンション調整はテープパスにとりまして極めて重要な調整です。
この調整の重要性を理解できず、調整を行わない、もしくは行えないような業者は修理業者とし名乗る資格などないと断言できます。

 

テープパスの仮調整を行った後、FWDトルク、FWDバックテンションの調整を行います。

FWDトルク、FWDバックテンション調整はテープパスにとりまして極めて重要な調整です。
この調整の重要性を理解できず、調整を行わない、もしくは行えないような業者は修理業者とし名乗る資格などないと断言できます。

 

 

 

S2、T2、Fガイド調整

S2、T2、Fガイドでカールが発生しないように(テープにゆがみが生じないように)調整を行います。

余談ですが、テープパスの調整・確認を行う際は、メカデッキとカセコンを分離しないと絶対に不可能です。

ソニー製のDATデッキは長尺テープ(125分を超えるテープ)には対応しておりませんが、当方では180分テープでもカールが発生しないようにテープパスの調整をさせていただいております。

但し、180分テープ等、125分を超えるテープをご使用になられた場合の保証はいたしかねます。

 

①S2ガイドでカールが発生しないように(テープにゆがみが生じないように)調整を行います。

 

②T2ガイドでカールが発生しないように(テープにゆがみが生じないように)調整を行います。

 

③Fガイドでカールが発生しないように(テープにゆがみが生じないように)調整を行います。

 

 

 

テープパス微調整 ×1.5FWDモード調整(テープパス調整)

 

S2、T2、Fガイドでカールが発生しないように調整・確認を行った後、

テープパス微調整 ×1.5FWDモードの調整(テープパス調整)を行います。

この調整は互換性等の点で極めて重要な調整になりDATデッキは全数調整が必須です。

テープパス微調整を行わず、互換性のとれない不良デッキを撒き散らすインチキ業者は万死に値します。

 

 

再度、S2、T2、Fガイド調整

テープパス微調整 ×1.5FWDモードの調整(テープパス調整)が完了したら、再度、S2、T2、Fガイドでカールが発生しないように(テープにゆがみが生じないように)調整・確認を行います。

 

 

DPG調整

DPG調整を行います。

DPG調整とはテープ上の記録の開始位置を決める重要な調整です。

この調整は互換性等の点で極めて重要な調整になりDATデッキは全数調整・確認が必須です。

DPG調整の重要性を理解せず、調整を行わず、互換性のとれない不良デッキを撒き散らすインチキ業者は万死に値します。

 

 

FWDトルク、FWDバックテンション調整、テープパス微調整×1.5FWDモード調整、DPG調整等を行わずに、お客様から修理代金を盗る行為は詐欺行為と言えます。詐欺業者にご注意ください。

 

 

 

 

カセットコンパートメントの処置

 

磁気テープは埃が大敵です。カセコンを分解して清掃させていただきます。

 

磁気テープは埃が大敵です。カセコンを分解して清掃させていただきます。

 

磁気テープは埃が大敵です。カセコンを分解して清掃させていただきます。

 

適切な処置を行って組み立てます。ピカピカになりました。

 

適切な処置を行って組み立てます。ピカピカになりました。

 

 

 

カセコンとメカデッキの合体

 

カセコンの処置が完了したらメカデッキと合体させます。

 

カセコンの処置が完了したらメカデッキと合体させます。

 

カセコンの処置が完了したらメカデッキと合体させます。

 

 

 

before

 

after ピカピカになりました。

 

 

エンドセンサー調整

この後、エンドセンサー調整を行います。

エンドセンサー調整を行います。

 

 

 

メカデッキの処置が完了したらプラケースで保管

せっかくピカピカになったメカデッキですので、他の処置が完了するまで、プラケースに収納して埃が付かないようにします。

※上記の写真はDTC-2000ESではなく、他の機種のメカデッキになります。(写真を撮り忘れました。)

 

 

 

 

修理・調整後の動作テストの様子を撮影しました。

 

DTC-2000ES 録音・再生テスト

修理・調整後の長時間モード(LPモード)での録音・再生テストの様子です。

10kHzの正弦波を入力してSOURCEからTAPEに切り替えたときにノイズが発生しないかテストを行います。

 

DTC-2000ES 再生テスト クラッシック音楽

 

 

 

 

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