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生後1か月の赤ちゃんがRSに 自宅療養で済んだ息子のケース

生後1か月の赤ちゃんがRSに!軽い症状で済んだ息子のケース
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うちの息子は、生後1か月のときにRSウイルスにかかりました。

月齢が低い赤ちゃんほど重症化しやすいといわれるRS。

幸いうちの息子は早期発見・早期治療が良かったのか、入院することなく自宅療養と通院で治癒。

熱もなし。喘鳴もなし。それでもRSだったんです。

生後1ヵ月という低月齢でかかってしまった割には比較的順調に軽い症状で回復したケースだといわれました。

 

その時の経験について

  • どんな経過をたどったのか
  • 病院に行ったタイミングと回数
  • 先生から教わった対応と注意点
  • 自分で気をつけたこと
  • その後の後遺症

をポイントにまとめたいと思います。

 

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自宅療養で済んだ息子のRSの経過

 

息子のRSの経過
  • 初期症状
    鼻水と咳の症状が出始める
    小児科にかかったが、風邪の診断3日分の薬をもらう
  • 診察から3日後
    咳おさまる様子なし
    熱は無し。しかし咳は頻繁にする様子が。薬も切れたので再度小児科へ。RS の診断がくだる。ヒューヒューゼーゼーがないため自宅療養に。
  • 自宅での療養
    不安な2日間
    熱は出ていないか、呼吸音は大丈夫か、息はしているか不安な日々を過ごす。母乳やミルクを飲んだ後ゼロゼロいう。
  • 前回診察から3日後
    一番の山場
    再度小児科で診てもらうが熱もヒューヒューも無し。ゼロゼロいうのは痰がからまっているのが原因な模様。今晩辺りが山場で、そこを越えれば快方に向かうと伝えられる
  • 山場を越える
    快方に向かう
    山場を超えた模様、次第にせき込みがおさまってくる
  • 前回診察から4日後
    薬も減らし快方へ
    診察を受けると、胸の音も正常。症状も落ち着いてきたということで薬も痰を切る薬のみに。症状が治まれば再診の必要はないと伝えられる。その後も寝起きに少し咳をする様子がみられたが頻度は下がっていく
  • 発症から1か月後
    治癒
    寝起きの咳もみられなくなり完全治癒

 

感染経路は夫からの感染。

このとき里帰りしていましたが、週末夫は会いに来ていました。

そのとき夫に少し鼻を噛む姿が。

しかし夫は喘息とアレルギー性鼻炎の持病があり、その症状かと思っていたんです。

ところが息子に会ってから2日後発熱。

風邪かと思っていましたが、実はRS だったようですね。

夫との接触4日後に鼻水と咳の症状が出始めました。

 

発症からある程度症状が治まるまでにかかった期間は10日間

完全治癒までにかかった期間は1か月でした。

症状は軽かったものの、完全に治癒するまでにはかなり時間がかかってますね…。

 

熱が出ないとその分長引くのかな…?

 

  • RSウイルスの潜伏期間は4~8日と長め
  • 症状が出て5日目あたりにピークを迎え通常はその後快方に向かう
  • 標準的には7~12日ほどで回復する

 

一般的なRS の症状と軽い症状だった息子の症状の比較

 

一般的なRS の特徴的な症状は

  • 鼻水と咳
  • 発熱
  • ヒューヒューゼーゼーという喘鳴
  • 息を吸う時に胸のあたりがへこむ陥没呼吸

 

息子の症状は

  • 鼻水と咳のみ

 

このときにきちんと疑いをもってRS の検査をして下さった病院の先生には今でもとても感謝しています。

生後6か月未満の月齢が低い赤ちゃんだと、重症化しやすい一方で、発熱するほどの体力がないため、熱が出ないこともあるのだそう。

 

熱がないからといってRS ではないと判断するのは危険です。

 

 

病院にかかったタイミングと通院回数

 

最初に病院にかかったタイミングは鼻水と軽い咳がでてきたとき。

発症初日か二日目のタイミングでした。

 

いただいた薬は3日分。

2日分飲み終わっても咳が治まる様子は見られなかったので、もう一度診察に。

その時に検査をして下さり、RS の診断をうけました。

 

いただいた薬は

  • ぺリアクチシンシロップ(アレルギーを引き起こす物質の働きをおさえる)
  • メプチンシロップ(気管支を広げて呼吸を楽にする)
  • アスべリンシロップ(咳を抑え、痰を排泄させやすくする)
  • 小児用ムコソルバンシロップ(痰を出しやすくする)
  • ブランルカストDS10%「タカタ」(気道の収縮や過敏性を抑え、気管支喘息を防ぐ)

 

  • ブランルカストは12時間ごと
  • ブランルカスト以外は8時間ごと

に飲ませるように言われました。

 

それからは3日に一度通院して様子を見ていただき、症状の経過によって薬の配合もこまめに調整してくださいました。

 

通院回数は合計 4 回。

気管支拡張剤などを出されなくなってからも、症状が治まるまで通院するように言われました。

 

先生から教わった自宅療養の対応と注意点

 

先生から注意されたことは

  • 薬は決まった間隔毎に飲ませること
  • 熱をこまめに測り、記録にとること
  • 呼吸がヒューヒューゼーゼーいっていないか確認すること
  • 呼吸を常に確認すること

の4つです。

 

RSの症状で一番危険な症状が4つ目の呼吸をしなくなってしまうこと。

突然無呼吸発作というそうです。

生後4週未満の月齢が低い赤ちゃんがRSにかかると、睡眠時に深く眠りすぎてしまい呼吸をしなくなってしまうということがまれにあるのだそう。

息子は生後1か月に入っていましたが、気を付けてこまめに様子を見るように言われました。

 

正直、そんなこと言われても…という恐怖感しかなく、「今の状態では入院は出来ないのか」ときいてしまった私。

呼吸がヒューヒューーゼーゼーいっている様子がなければ、入院にはならないと伝えられました。

 

これは病院によって考え方が違い、月齢が低ければ即入院にする病院もあれば、今回のように家庭で経過を見るよう勧める病院もあるようです。

 

 

その他自分で気をつけて行った対応

 

自宅療養で私が気をつけていたことは、先生に言われた4点に加えて

  • 鼻水をこまめに吸うこと
  • こまめに母乳を飲ませること

の2点です。

 

鼻水をこまめに吸うことで、痰が絡まる頻度や期間を少しでも減らすことが出来ればという思いがありました。

少しでも鼻が垂れてきている様子があればすぐに吸っていたので、頻度はかなり多かったと思います。

 

このころはまだ鼻の穴が小さく、一般的な鼻吸い器が上手く使えなかったので、産院でもらったこちらのスポイドを使用していました。

 

鼻吸い器スポイド

 

これはとても便利で、もうすぐ2歳になる今でもよく使います。

※残念ながらネットで見つからなかったのですが、見つかり次第リンクを貼りたいと思います。

 

鼻が詰まっていたり、鼻水がたまって少しずつしか母乳やミルクを飲まない様子があったので、母乳はこまめに飲ませました。

 

鼻水が大量にでると水分も不足しがちになるので、こまめな水分補給は大切です。

 

 

その後後遺症はあったのか

 

RSを発症し、喘息の症状が出てしまった場合、その後風邪をひいた際、再び喘息の発作が出てしまう可能性があります。

息子がみてもらった小児科の先生も、今後3か月ほどは出来るだけ風邪などひかせないようにとおっしゃっていました。

 

幸い軽い症状で済み、気管支への影響もそれほど大きくなかった息子。

しかし、その後普通の風邪をひいたときに咳が長引く傾向が見られました

 

今でもヒューヒューゼーゼーいう様子が出てこないか風邪をひくたびにドキドキしていますが、今のところ大丈夫そうです。

 

念のため、風邪をひいて咳が出る様子が見られたら、病院で咳を抑える薬と痰を切るお薬をもらうように気をつけています。

 

RSを経験した私が伝えたいことまとめ

 

今回は、生後1か月でRSウイルスにかかった息子のケースについて話をしました。

私が今回特に伝えたいことは

  • 熱やヒューヒューゼーゼーがなくてもRSの可能性はある
  • RSは大人やある程度大きくなった子どもにとってはただの鼻風邪でも、赤ちゃんにとっては危険なウイルスである
  • RSは治癒後も喘息を引き起こす可能性がある

の3つです。

 

上に兄弟がいると特に、知らぬ間に家族がRSにかかっている可能性が。

RSウイルスはかかるたびに免疫がつき、症状が軽くなっていくので、大人にとってはあまり自覚がない程度の軽い症状でもRSである可能性があるのです。

RSは重症化すると喘息や肺炎を引き起こし、治癒したその後も喘息の症状が残る可能性もあります。

生後半年未満の赤ちゃんは特に、ただの風邪だろうと甘く見ずに、こまめに様子をチェックし、少しでも心配なことががあれば、早めに小児科にかかるようにしましょう。

 

小児科によっては、月齢が低い子が使える隔離室を設けている病院もあります。他の病気をもらってくることが心配な場合はチェックしておくと安心です。

 

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