南アフリカでメルローは、どちらかというと珍しい部類の「アサラ・メルロー」を飲みました。
今日飲むワインを造ってるアサラ・ワイン・エステートは、南アフリカステレンボッシュに位置するワイナリーで、1691年に設立されました。
ブドウ畑はアップダウンがあり、広大な為、最新のドローンを使用して畑の管理を効率的に行っているそうです!!
そしてワイナリー名のAsaraという名は、アフリカの神であるAstar(地の神)、Asis(太陽の神)、Asase(空の神)から取っているようです。
南アフリカの主都であるステレンボッシュから5km圏内という好立地に位置し、現地の5つ星ホテルとして知られています。
それゆえ、ほぼリゾート的な運営をしているワイナリーです。
上位レンジにはアバロン、ベルタワーなどのフラグシップがあります。
色は、緻密な熟成した深紫色です。
香りは、カシス、プラムなどの果実香とミルクっぽい香り、チョコレートの風味が少々感じ取れます。また、樽由来なヴァニラ香がいります。やや熟成香があり、深く脳内に沁み入る感じがあります。
味わいは、口当たりスムーズで凝縮された果実味が口の中に広がります。タンニンは割としっかり目です。メルロらしく丸みを帯びて、柔らかい膨らみを感じます。
アフターはカカオのような苦味を感じつつ、旨みも残し余韻は長めです。
南アフリカでメルローは比較的珍しいのですが、重すぎずバランス良いワインに仕上がっています。
抜栓してから時間が経っていくと、更に良くなったので、事前に開けた方が良さそうでした。
参考になる一本でした!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!