こんにちは。日々、英語と日本語のはざまで漂っている、翻訳担当のEikoです。

 

オークランドは、一雨ごとに秋めいてきました。夏の果物もそろそろ終盤です。英語では、桃や梅のように、果実の中心に硬い種がある果物を総称して、「Stone Fruit」と呼びます。ニュージーランドでは、日本のような大きなサイズはあまり見かけませんが(たぶん、栽培の手間の掛け方が違う)、このStone Fruitの種類が豊富で、とてもおいしいものがたくさんあります。

 

まず12月のサクランボから始まって、プラム、アプリコット、ピーチ、そして桃の仲間で皮に毛が生えていないつるっとしたネクタリンなど、色とりどりのStone Fruitが夏の間はにぎやかに店頭に並びます。我が家は特に、ネクタリンが大好きです。水洗いしたら、皮ごとぱくっと食べてしまいます。ちなみに、NZでは、表面にうぶ毛があるピーチも、皮ごと丸かじりで食べてしまう人が多いです。

 

そして3月になって、夏の終わりに並ぶのが、この外側の皮が赤黒いピーチ、その名も「Black Boy」です。一見すると、色が悪くて、ものすごくまずそうなのですが、一皮むくと、ほら、このとおり、みずみずしい果肉が登場します。色の濃さに合わせて、味もぎゅっと濃いのが特徴です。右のBlack Boyは、撮影後、私の胃袋に収まりました。香りも良く、濃厚な果肉がおいしかったです。

 

ただ、Black Boyはほんの数週間であっという間に姿を消してしまいます。今週から、我が家の近所では、ニューワールドで見かけるようになっています。

 

おいしいStone Fruitを食べるコツは、まず、店頭では固めを選ぶこと。すでに柔らかいと、大丈夫そうに見えても、傷んでいることが多いです。そして、家で、室温で完熟させます。バナナの横に置いておくと、熟成がちょっと早まります。そして、最も大切なことは、熟成をうっかり忘れないことです(これが難しかったりします)。やさしく触ってみて、ちょっと柔らかい気がする、というぐらいで、完熟です。

 

完熟して、まさに食べごろのStone Fruitの皆さん。

左から、通常のネクタリン(果肉が白、赤、黄色などのタイプがあります)、最近出回り始めているフラットネクタリン、フラットブームの先駆けのフラットピーチ。フラットタイプはひしゃげていて、食べられる部分は少ないですが、果肉がノーマルタイプよりジューシーでおいしい確率が高いように思います。

 

最後にちょっと英語のfruitという単語について。果物全体を総称する場合は単数扱い、果物の種類を表す場合はfruitsとなりますが、「two fruits、many fruits」とは言いません(ランダムハウス英和大辞典より)。

 

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