MENU

ドラえもんの親に対する違和感

僕は、ドラえもんの親についてすごい抵抗感を感じます。

僕の実際の親と似た部分があるからなのかもしれません。

 

母親は息子の能力についてダメ出しするだけで愛情深いやり取りは全くせず、のび太に更に無力感を感じさせている。
父親は、息子に対して無関心で、まるでいじめを見て見ぬ振りをする傍観者のよう。

ドラえもんは国民的アニメで、それが受け入れられているということは、のび太の親のような人間が典型的な日本の親という事なのでしょうか。


こうした親に育てられて、のび太は自分は無力だという事を思い知らされながら生きていくのです。
実際には、どらえモンが来てくれますが、現実にドラえもんはいません。
こうした親に育てられた多くの子供と同じ様に、のび太は傷を抱えながら、その傷を晒さないように生きていくのです。