意外と知らないススキの事 花言葉や由来について

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皆さん、ススキってどんなイメージですか?

ちなみに漢字だと「薄」や「芒」と書きます。
別名「尾花(おばな)」や「茅(かや)」、「萱(カヤ)」とも、言うんですよ?!

さて、私の中のイメージはというと、ススキと言えば、お月見の時にお団子の横にサワサワと揺れている。

縁側+お月見団子+月+うさぎ+ススキといった、秋の代名詞みたいなイメージです。

まぁ、月見団子は子供と楽しみながら作ってみたりはしますが、連想ゲームの中でも一番最後に来るのからお分かりいただけるように、やっぱり、月がメインでススキは、まじまじと見たことはあまりないです(笑)

でも、調べてみると意外と由緒正しい素敵な花でした!

今回は、そんなススキの花言葉と名前の由来とその理由についてお話したいと思います?!

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情緒豊かな?!ススキの花言葉!

夜空に浮かぶ月に照らされて、サワサワと揺れ白い花を咲かせるススキ。

ススキが咲く前って、当たり前ですが、穂がしっかりとしまっていて、子供の頃に道を叩いて遊んでみたりすると「ペチペチ」と音がしていました。

それがいつの間にか、ふわふわの花が咲いて。でも、触ると以外と柔らかい訳ではない不思議な植物だったように記憶しています。

さてさて、花言葉は、こんな感じです。

「なびく心」「憂い」「心が通じる」

なんだか、ロマンティックなものが多いですよね。
「なびく心」なんて、ドラマに出てきそうです。

素敵な花言葉で、ちょっと大事な人や家族とゆっくり、秋の夜長を楽しみながらお月見したくなりませんか?

そして、

「活力」「生命力」「精力」「勢力」「悔いのない青春」

結構、意外な花言葉もあるんですね。

月明かりに照らされているススキは、とても、儚げなイメージがありました。

風が吹くと、いっせいに草木独特の音を立てて、なびくススキ。
あまりに幻想的に見えるのは、私だけでしょうか?

でも、実はススキって多くの植物の中でも珍しく、全国に生息する植物なんだそうです。
その生命力やまっすぐと穂を伸ばす姿から、こういった花言葉がついたみたいですね。

最後に

「隠退」

これを聞くと、「?」の方が多いと思います。

でも、実はススキの誕生花は9月15日なんです。
聞いてみて何か思い出しませんか?

そう!2002年までは、敬老の日と同じ日だったんです!
なので、社会の一線から退くと言う意味もススキの花言葉になったのかもしれませんね。

ただ、先程もお話したとおり、とても生命力の強い草花ですので、人生100年時代の昨今では、「活力」のある老後を!あふれる「生命力」にあやかる。と言った意味を込める方のほうが多いようです。

9月の第3月曜日に改定された、敬老の日。

まだまだ長生きしてほしい。と言う意味を込めて、お爺ちゃんやお婆ちゃんに、ススキのモチーフが入った贈り物をしてみるのも、素敵かもしれませんね。

名前の由来!納得の理由?!素敵な理由?! あなたが人に話したくなる理由はどっち?!

そんなススキの名前の由来ですが、2つあるそうです。

1つ目は、ススキの持つ生命力や、まっすぐに穂を伸ばす姿からつけられたもの

「スス」=まっすぐに立つ
「キ」=草・茎の意味。=芽が萌え出る意味の、萌(キ)だと、言われています。

秋の夜長に、そよそよとなびくススキ。
他の季節にはない、淑やかな花を芽吹かせ、秋の景色を彩ってくれますね。

多くの芽を出すからこそ、全国どこでも同じように楽しめるお月見という行事が広まっていったのでしょうか。そうだとしたら、素敵ですね。

2つ目は、神楽を奏でる時に、手草にしていたことから
「スズ」=清々しい・清らか
「キ」=禾(のぎ)のキ。だと言われています。

神に捧げる舞である神楽において、ススキは稲穂の代わりとして使われ、清らかな物として使われてきたようです。

また、ススキの茎は空洞になっており、その空洞に神様が宿ると信じられていました。

硬い茎は、切ると鋭く尖ったため、悪霊や災から収穫物を守る、魔除けとしての意味を持っていたようです。

そこから、翌年の豊作を祈願してお月見に供えるようになったそうです。

 

 

ススキの開花日についてはこちらの記事で!

まとめ

いかがでしたか?

ススキが人々の生活に結びつき、秋の風物詩として語られてきた意味が花言葉の中に含まれていて、とても意外だったのではないでしょうか?!

秋の七草の一つとして、今年もまた、秋を彩ってくれるススキ。
見つけたら、いつもと少し違う目で見て頂けるかもしれませんね。

 

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