閲覧ありがとうございます。
Anitaです。







Anitaの習得した占術は、

四柱推命、手相、九星気学、周易、
タロット、姓名判断、夢占いetc…

と、何年も勉強しているものを
書き出せばこんな感じになります。


Anitaが未だに四柱推命と共に、
勉強をし続けているのが算命学。


これに関しては、
所属していた占いの会とのご縁が
きっかけで勉強するようになった
学問です。


算命学は
四柱推命とよく似ています。


算命学の方は
春秋時代の鬼谷子が開祖と言われ、

方や四柱推命は
徐子平が祖と言われています。

因みに推命の流派には、
子平推命と言うのがあります。

ところで
両者の違いを挙げてみると… 


算命学は生年月日を元に運命を鑑定し、
すべての人の生まれた時間を
午前0時と見なす。


算命学の基本的理論は… 

この現世と言う所は
人によって偏りの出来てしまう
十の空間(十干)と、

万人に対して平等に流れる
十二の時間(十二支)とで
構成されている。

空間と時間の間にはズレがあり、
そのズレの事を天中殺として捉え、
重要視する。

つまり「空間と時間」とか
空間と時間」のズレが与える
エネルギーの強さとか、
運勢の推移を主体に観て行く
占術です。


方や四柱推命は
生年月日時を基準に生年月日時の
干支を並べたのを「八字」と言い、

五行の循環のあり方の如何が
考え方の主体であり、

生まれた日の干(自分の本質)を
助ける五行を先天的に持ってるか
どうかとか、

後天運に自分の本質を
扶助する五行が巡れば運は好転し、
活躍する事が
出来ると言うような見方をする。

因みに四柱推命では
時柱の干支も入るため、
八字算命」と呼ばれている。

また、算命学で言う所の天中殺を
四柱推命では空亡と言い、

空虚で役に立たないものと見なし、
天中殺ほどは重視されない。


いつもながら
長~い前置きで恐縮ですが。



昔、ハンコ屋さんに新たな印鑑を
作ってもらった事がありましてね。


それでAnitaが依頼した
ハンコ屋さんの職人さんは、
見事な白髪のおじいさんでした。


この人の事は後で説明しますが、
四柱推命の知識が少しだけある
らしいんですが…


矢鱈目ったら「空亡」と言う
推命の専門用語を連発する人でね。


そもそもこの人とは
Anitaが仕事用の印鑑を作ろうと
探してた時に偶然出会いました。


しかしこの職人おじいさんの
技術はかなりのもので、
 
そのお陰で未だに安定した
運気とハンコを手に入れられ
すごく感謝しているのです。


そして
この職人おじいさんに関して

今でも忘れられない
笑い話があるのです。



初めてあった日の事。

おじいさんから申込用紙を渡され、
Anitaは名前を書いて渡したんです。

そしたらいきなり

これは何と読んだら良いのかな?
すまんねえ、僕ぁ、すっかり頭が
空亡してしまってねぇ…
このフリガナも読めないなぁ…

と言われてしまったのです。 


確かにAnitaの本名は読み方が独特だから、
ムリもないとは思うんです。


でもね、、フリガナまで
読めないとは…


私の書き方が
悪かったのかな?と思い、


○○ですよ。」と今度は口頭で
名乗ったのですがおじいさんは、


えっ!?…
すまんねえ、耳も空亡でねえ…」と

オロオロしながら
胸の辺りをゴソゴソとやり出して
ポケットの辺りをまさぐりながら、

あ、これこれ…!」と呟きつつ
老眼鏡をポケットから出して、

フラフラした仕草で
手渡した受付用紙を凝視しながら


○○さん!!これでいいね!」と
自信に満ちた表情になったんで、

とりあえずこちらはホッとしたの
ですが…


しかし、、

なにせ頭も目も耳も空亡だから
まいっちゃうよ。」と言いつつ
テロテロとした笑いを浮かべてる
おじいさんを前にして、

申し訳ないけどAnitaは
些か不安になってきてしまいましてね。

ほんとにちゃんと
仕上げてくれるのかな…」ってね…


でもその心配は
見事に解消されました。


現品受け渡し当日、
おじいさんのハンコ屋さんに
行った日の事です。


お店に行ったら例のおじいさんが
おらず、代わりに30代くらいの
ショートカットの女性が応対して
くれたので話がスムーズに進み、

ホッとした拍子にAnitaは
その女性に聞いてみたんですよ、

今日はあのおじいさんは?」と。

そしたら女性は苦笑しつつ
話してくれたのです。


その女性はおじいさんのお孫さんで、
おじいさんは98歳で、

頑張って長年の技のハンコ職人を
続けてきたが、先日風呂場で倒れてしまい、
現在は入院中との事。


例のおじいさんの口癖の事も
好奇心から聞いてみました。

そしたら…

昔、死に別れた奥さんが
大の占い好きで、

名のある先生について
四柱推命を習っていて、

おじいさんはそんな奥さんに
すっかり感化されてしまい、
奥さんが亡くなった今でも

ついつい
空亡」と言ってしまうのが
口癖になっているらしいと…


それを聞いて
おじいさんて情熱家なんだなぁ
等と思いつつ


何だかほのぼのとした気持ちに
なったのでした。



あれから数十年。

あれ以来、
1度もあのハンコ屋さんへは
足を運んでないAnitaです。


もし、
あのおじいさんが生きていれば
100歳はとっくに
過ぎているはずですが…


しかしおじいさんの
作られたハンコは

壊れもせず
欠けもせずに未だに健在で、

重要な契約とか取引の際には
大いに役立ってくれています。


そのたんびに思うんですよね。
あのおじいさんて、
偉大な職人さんだったんだなぁ…と。
















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