115-《许三观卖血记》by 余华 | トミモの『中国語の原書とドラマを求めて・・・』

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中国語の小説・ドラマ・映画など、
自分のフィルターに落として日本語で紹介できたら…とブログ開始。

私にとって115作品目の原書になります。 

         これ↓

  余华著 《许三观卖血记》

 

余华さんの小説を読むのは久し振りでした。

これまでに読んだ4冊は

これ↓

本《活着》過去ブログは⇒コチラ

本《第七天》過去ブログは⇒コチラ

本《兄弟》過去ブログは⇒コチラ

本《鲜血梅花》過去ブログは⇒コチラ

 

物語は、題名そのままです。

许三观(シュィ・サンクワン)は主人公の名前。

その時折々に彼が自身の血を売りながら、

歩む人生を描いています。

 

読書中も読後も一貫して思ったことは・・・

①余华さん、上手だなぁ

②余华さんの描く男の子は相変わらず可愛らしいなぁ

③余华さん、手法がスレてきた?

④余华さん、狙ってる?

⑤全然グッと来ないなぁ

⑥面白い小説ではあるなぁ

でした。

 

ハラハラするところ、

涙を誘う場面、

ほっこりするやりとり、

等々・・・

盛り沢山なのにも関わらず

私にはグッと来る瞬間が皆無でした。

登場人物たちと著者の間に

温度差をヒシヒシ感じるのです。

「余华さん、手法がスレてきた?」

「余华さん、狙ってる?」

という思いばかりが募りました。

私が変わってしまったのかもしれませんキョロキョロ

 

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