この表題で取り上げて良かったのか、少し考えもんの野菜?を掲載します!
それは 実生の野菜?「赤紫蘇」「青紫蘇」「ラウシェン」「ラウシェン・ドウ」です。8月の猛暑・干ばつに一度の水の供給もなく耐え、生き延びた強者(ツワモノ)作物です。
下写真は「青紫蘇」の集団で、畑のあちこちで生えている実生の「青紫蘇」を梅雨時期に集め2、3箇所に集約、その一部です、白い小さな花は種子持ち始めました(9/24)。
下写真は「赤紫蘇」の集団で、青紫蘇同様にこちらも青紫蘇にやや遅れて、種子を空に向けています。8月末は鮮やかな紫色の葉が褪せて、そのまま終焉かと感じさせたが、9月の雨で鮮やかな紫色の新芽を伸ばし、復活現在に至っています(9/24)。
漢名(中国植物名)では「紫蘇」で、和名の「シソ」は漢名の読みに由来する。「紫蘇」は伝説で若者が蟹による食中毒を起こし死にかけた時に、シソの薬草を煎じて飲ませたところ回復したことから、紫の蘇る草の意味でついた。もしくは、蟹を食べて食中毒になり死にかけた子供に、紫のシソの葉を食べさせたところ蘇ったため、この草を「紫蘇」と呼ぶようになったとも伝えられている。漢字の「紫蘇」は、もともと赤ジソに由来する。(Wikipedia)
下写真左右ともに「ラウシェン」日本名「ヒユ菜」です。この時期になると成長も早く、どの苗も見違える程の茎の太さになり、丈は優に1mは超え細かい種子に変わる花芽を先端や枝元に付けます。右写真の左後方に次に紹介する紫色の「ラウシェン・ドウ」が見えます(9/ 24)。
下写真は左右共に、紫色の葉と茎の「ラウシェン・ドウ」(ヒユ菜)で、左は長なすに接して大きくなってます、「ラウシェン・ドウ」は少ない実生物なので残したのです(9/ 24)。
下写真は、上記「ラウシェン・ドウ」の先端に伸び、重さで垂れ下がっている花(やがて種子となり、広く分散していきます、9/24 )
下左写真は、代表的な模様を持つ「ラウシェン」で、右は幹は褐色葉っぱは緑一色の「ラウシェン」( 9/24 )。
下写真は左右ともに未だに若い「ラウシェン(ヒユナ)」で、花芽・種子が付いてない先端を切り取って食材にします。種子は茹でても固いので避けます(9/24)。
下写真は、新しい畝を作る為その場所にあった「ラウシェン」苗を他の空いてる場所へ移植した、大事な食材なんです(9/16 )。
「ラウシェン(ヒユ菜)」は、ヒユ科ヒユ属の一年草で熱帯アジアが原産とされています。「バイアム」「ジャワホウレンソウ」「チャイニーズ・スピナッチ」などとも呼ばれるほか、中国では「シェンツァイ」や「インチョイ」とも呼ばれています。近年健康食品として話題になっているアマランサスと同じ仲間で、アマランサスが日本では一般に種にあたる実の部分を穀物として利用するのに対し、ヒユナは茎葉を食用とします。日本に入ってきたのは江戸時代から明治にかけてとされ、当時は食用品種より観葉に園芸品種が広く栽培されるようになりましたが、熱帯アジア諸国では古くから葉野菜として身近な野菜の一つとして親しまれています。(Google; 旬の食材百科)