私は店を閉め

ホテルに向かった。

 

 

 

車内は沈黙。

私は全く話さなかった。

 

 

理由は？

 

 

 

この事実に対して

返す言葉が見つからなかった

 

 

 

 

 

当時の私は32歳。

 

マスターという立場上、相談話は週3レベルの日々を送ってきていたが、こんな話は前代未聞だ。

 

 

俺って、まだ若いから？

まだ経験値が低いし・・・

 

とか、そんなレベルの話ではない。

 

 

一般人なら、一生無縁の話だ。

 

 

 

 

 

 

ホテルに着き、風呂上がり。

寝る前に少しだけ話をした。

 

 

重大な秘密を言った後で、気が楽になったからだろうか...

彼女は落ち着いて話し始めた。

 

彼女はベッドで寝ながら

私はソファに座って

静かに彼女の話を聞いた。

 

 

 

実家に帰ってきたのはね

 

お父さんが私の面倒をみるって言ったからなの。

 

毎月生活費を50万渡すから

 

働かなくていいって。

 

 

たまには東京に行ってもいいって言うし。

 

 

私はお父さんの愛人みたいな感じかな...

 

 

 

 

 

お父さん詳しくは言わないけど

 

お母さんの生命保険が入って

 

お金が余ってるみたいなの。

 

 

 

東京ではお給料安かったし

 

おしゃれしたり、おいしいもの食べたり

 

私、いい生活したかったし....

 

 

 

最初にお父さんとしたときは

 

イヤでイヤで...

 

叫んで思いっきり泣いたの。

 

 

お父さんは何も言わなかった...

 

 

 

 

それから...段々わかってきたの

 

お父さん....さみしいんだな..って...

 

 

 

だから私は...

お母さんの代わりをすることにしたの

 

 

私が我慢すれば、家庭がうまくいく

 

 

お父さんは、私と一緒にいれて満足

私も贅沢ができて

 

 

だから私は

 

全て割り切ることにしたんだ

 

 

 

 

そんな話をしながら.....

 

美奈は一人、ベッドで寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はというと...

 

全く眠れなかった...

 

 

 

 

 

 

 

これを知った俺は

どうすればいいんだ...

 

 

 

 

 

仕事でよくあることだが、

 

やることがありすぎて

何から手をつけていいか

わからない

キャパオーバーの状態。

 

 

私の脳は、まさにそんな感じだった。

 

そして.....行き着いた先で、私はこう思った。

 

 

知らない方が良かった...

何故、言ってしまったんだ...

 

 

 

この世の中。

知らない方がいい話なんて山ほどある。

 

浮気もそうだ。

 

バレなきゃ、お互い上手くいくのに・・・

知ってしまったら、そのあとは辛いだけだ...

 

 

それと同時に・・・

 

 

実の親と？

俺が母と？？？

 

絶対無理だし、

そんなんあったら

親子の縁を切るだろう。

 

 

というか

 

親となんて想像できない

あり得ない。

 

 

 

やっぱりこいつは

頭がおかしいのか？

 

こんなになったから

頭がおかしくなったのか？

 

 

 

金のためなら

親とやれるのか...？

 

 

 

私の頭の中はもうパニックだった。

 

 

 

 

 

少し落ち着いてみようと、

私もシャワーを浴びることに。

 

 

落ち着いたところで、ビールを。

 

 

 

ビールを片手に、美奈の寝顔を見ながら・・・

 

彼女に無言で問いかけてた。

 

 

 

 

最初は無理矢理って...

レイプのようだったのか？

 

 

お前は、どんな表情で

親父とやるんだ...？

 

 

親父のち○こも

舐めるのか？

 

 

親父とも

生でやってるのか？

 

 

一緒に買った下着は

親父のためだったのか？

 

 

 

目の前で寝てる変態女を見ながら

そんなことを考えているうちに...

 

 

 

 

どうしたことだろう.....

 

 

 

 

なんと私は.....

 

 

 

 

 

勃起して

いたのだった

 

 

 

 

 

そして、私は......

 

美奈の寝顔を見ながら....

 

 

 

 

 

 

 

なんと！

 

 

オナニーを

したのだった

 

 

※実話です

 

 

俺って

変態なのか？

 

※顔にかけるとか...

鬼のようなことはしてませんので

その辺のツッコミはご遠慮ください

 

 

つづく

 

 

是非！

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